ライスのアニメ感想:#94 輪るピングドラム(4)
- terry_rice88
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輪るピングドラム#04「舞い落ちる姫君」 今回からBD/DVD2巻収録です。ミュージカル、または歌劇回かな。なんだか見ていて、ウテナの自己パロな雰囲気もかとなくありましたが、むしろウテナより宝塚歌劇ぽかったんじゃないかなあと。
2011-07-30 10:15:09放送が開始してから、初めて別行動になった冠葉と晶馬。今までともに行動していたわけですが、ここが運命の分かれ目なんでしょうか。CMアイキャッチの路線図も次の5話目に当たる駅は乗り継ぎの沿線分岐がある駅です。となる次回、何か大きな動きがあるのかもしれませんね。今回の引きからして。
2011-07-30 10:20:04まあともかく晶馬は苹果と行動をともにしてピングドラムの手がかりを掴むことを託され、冠葉は自分のスマートフォンに送られてきた謎のメールに導かれて、ファミレスへ。しかし待っていたのは冠葉被害者の会を結成した元カノたちでしたという。
2011-07-30 10:23:00苹果は苹果であの運命ノートに書かれていることを頑なに信じて、多蕗とのデートを敢行すると、けどそこにはもちろん多蕗の彼女であり古くからの知り合いである時籠ゆりもいて、ノートに書かれている苹果の運命が次々否定されていくという流れでした。
2011-07-30 10:26:05苹果については3話の感想で少女漫画の主人公、ひいてはどんな困難、不幸に陥っても結局は王子様を結ばれる童話のお姫様だと信じ込んでいる少女である、と話しましたが、今回そこが思い切りフィーチャーされた感じ。ただ問題なのは時籠ゆりという、「お姫様」がもう一人その場にいたという事。
2011-07-30 10:30:57※ごめんなさい、説明入れたのは2話の感想ですhttp://togetter.com/li/162012
苹果が書いてある運命に失敗するさまは爆笑モノでしたね、それこそ、ウテナの七実回で失敗を繰り返す七実のそれと同種でしたねえ。思い描いている事ほど現実においては上手くいかないよという感じがありありと伝わってきました。それもこれも同じ場にゆりがいるから、失敗しているという気がしました。
2011-07-30 10:37:10しかもゆりは前回のカレーの件もばっちり気付いていたから、結構怖い。そういった点からもかなりの強敵。苹果においては早くも負けた感じが漂いつつもある感じですがノートに書かれている運命が実現していないかというとそういうわけでもない。彼女の望んだ運命ではないけどしっかり、実現してる。
2011-07-30 10:42:51最後のキス(人工呼吸)にしても実際は多蕗じゃなく、晶馬とのキスだったりするわけで、この苹果の大きな勘違いは大きく話に響いてきそうだなあ。ノートの運命としては晶馬の方に傾きつつあるというのに、彼女は自分を運命の中心に置き過ぎてしまったせいで視界が曇ってしまったという事かなと。
2011-07-30 10:48:03これは真相を知った時の苹果が怖そうだなあ。けど、裏を返せば、苹果にとっての運命の相手は晶馬であるわけですよね。必ずしも初恋の相手が運命の相手ではないと。その証拠に前回から苹果は晶馬の服を借りたり、着替えにしたりしていますし。
2011-07-30 10:57:54てなわけで苹果とゆりの多蕗を巡る戦いは今後も続きそうな感じがしますね。王子様を巡る二人のお姫様の戦い。でもここもどんでん返しがありそうな予感がひしひしとありますね。まあ、どうなっていくんだろうと。今回の引きがとんでもないので、予測が付きませんけども。
2011-07-30 11:01:57苹果もゆりもそうだけど、女性の隠された奥深い感情ってのはやっぱり姫宮アンシーを髣髴とさせる所があって、結構ぞわっときますねえ。苹果は今のところ凄く単純明快に感情をあけっぴろげているけど、ゆりの方はまさしくアンシーのそれ。女性の情念というか。苹果もそういった点は同じなんですけどね。
2011-07-30 11:08:28ただ運命の相手には一人だけが選ばれる、という事を考えてしまうと選ばれなかったものの感情の行き場はどうなるのか。これも3話の感想で書いた榎戸洋司さんの「お姫様になれなかった女の子は魔女になるしかない」という言葉があるけど、苹果はそうなってしまうのか?晶馬はその時、どうするのかも。
2011-07-30 11:12:10※3話感想リンクです。
http://togetter.com/li/164983。
注目点でしょう。とはいえ、問題は冠葉の方ですね。今回の行動は今回の引きに繋がってしまっていると考えると、やっぱりファミレスのシーンはフラグだったんじゃないのかなあと。要はアリバイが無い時間を作ってしまったという点で。
2011-07-30 11:15:19下手したら、他の娘たちも消されてそうだから不安だ。ともかく冠葉サイドにおいては守らなきゃいけないものがあるのにそこから遠ざからなきゃいけない、という事が現実味を帯びてきたような印象。体を張ってかばう立場から追われる立場になっていくのかなあというそんな今回の引きでした。
2011-07-30 11:18:36高倉家は両親がいないわけで、そこが響いてきそうだなあ。晶馬も陽毬もアリバイがあるし、庇ってくれるだろうけど、社会的には「大人」じゃないから、そういったってんで「守ってくれる大人」の存在がいないってことが、どんだけノーガードなんだ、っていう気はします。
2011-07-30 11:23:00そうなってくると怖いのが「マスコミ」というメディアか。故にどうなっていくんだろうかなあ。そういえばまた、新キャラがほんの少し姿を見せましたね。OPの銃を持った女性だと思いますが、どんな立ち位置の人なのか。敵か味方なのか、果たして。
2011-07-30 11:26:01そういえばウテナの時は「絶対運命黙示録」だったわけだけど、冠葉たちはその「運命」が嫌いだし、苹果は「運命」を信じているけど、現実は甘くないって構図になってますよね。暗黒宝塚みたいだったウテナから、今回の宝塚パロへ。全ては自分が踏み出すことが大事なのかも。「抗う」事も含めて。
2011-07-30 11:30:39気付けば、今回は生存戦略のバンクがなかったですね、いや、こんだけ歌劇を繰り返されただけで十分ですが。プリンセス・オブ・クイーン的には今回は泳がせてるということかなあ。陽毬に出番がなかったのもそんな感じですかねえ。しかし、おでこが光りすぎな気もw
2011-07-30 11:34:13