- futaba_AFB
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さっきの話も「富国挙兵の遺産」に出てたのですが日本の軍需産業や、日本がどういうふうに技術発展をさせていったのか、それに官僚や経済界がどのような活動をしていったのか、お金の流れなんかも書いてあるので、この本は凄いですよ、一見の価値はあるかと
2011-08-10 19:18:37うわぁ第二次防衛力整備計画で行われた日本の航空メーカーの設備投資が航空機製造ではなく汎用品が殆どで、メーカーの航空機製造への設備投資は航空機の改良などではなく、航空機の研究開発による他の分野への転用が主な目的だったとかいう話が
2011-08-10 19:24:22あとF-104Jの30機の追加発注についても航空機メーカーと防衛庁と大蔵省とでいろいろなやり取りがあったのですね
2011-08-10 19:27:11T-2の開発をめぐって、防衛庁の中で海原治、格上げ左遷がおこなわれてT-38からT-2に決まったとかいう話が
2011-08-10 19:38:37T-2開発で開発された新技術の他分野への影響について述べられたことって今までありましたっけ?そんな事まで書いてあるのですけれど・・・
2011-08-10 19:40:12T-2が産み出したコントロール・パネル用の計測システムは液化天然ガスの輸送タンカーや放送用エレクトロニクス機器に応用され、キャノピー製造技術は自動車生産に、マグネシウム合金は自動車部品に、チタン合金はロケットや発電設備に応用されたそうです。
2011-08-10 19:42:50同じ三次防で開発が行われたC-1も鉄道車両(これは製造したのが川崎重工だからでしょうね)、精密機器、自動車に応用されたり、コントロール・パネルとディスプレイ技術は自動車と鉄道で利用されたそうですが、肝心の航空機産業の開発については三次防は期待以下の習熟にとどまったみたいですね
2011-08-10 19:47:54アドア・エンジンを採用したのは日本にとってはアフターバーナー、高圧タービン、チタン合金などの最新加工技術や新しい開発技術を学ぶことができた一方で、規格化されたマニュアルや仕様がないことや、ロールスロイスの倒産は、ますますジェットエンジンの国産化の野心を高めたみたいです。
2011-08-10 19:51:19ただ、アメリカ側からすると、これについて色々疑念が湧いたと書いてあるのですが、具体的にはどういう疑念があったのでしょうね~、これもメーカーなのかペンタゴンなのか政治家なのか発信元によって意味合いが大きく変わりそうですけれど
2011-08-10 19:52:47@futaba_AFB ありゃ…結構良いとこまで行けたらしいんだけど。>規模的にはP-3C程度はあったらしいと言うかニムロッドクラスというか。
2011-08-10 19:59:04大三次F-Xで国産が見送られたのは、F-1が不振に終わったので、国産化は見送り、今までのアメリカのお古ではなく最新鋭のアビオニクスを搭載した、F-15のライセンス生産によって生産技術を獲得することを第一に国産化率をF-1の98%から45%に下げてまで踏み切ったとかそういう話が
2011-08-10 20:02:53そして、F-15をめぐるやり取りの中で1978年6月に日米で調印された当初で、ECMや書き製業容ソフトウェア、レーダー技術などをリリースせずに、ブラックボックス化するとして、アメリカは初めて日本に先端技術を移転することに深刻な懸念を表明したと。
2011-08-10 20:04:43F-22やF-2をめぐる日米に溝の始まりはF-15のライセンス生産になるのですかね~、マイケル・チンワースは第三次F-Xについて「日本が戦略的な勝ちを持つゆえに、経済効率よりも日米の政治上の力関係が重視された最後の例になるかもしれない」と述べているそうです。
2011-08-10 20:08:32あと、さらにマイケル・チンワークスは「ある意味で、F-15Jのブラックボックスに指定された技術が、その後10年間の技術研究本部の航空機研究のテーマを決めた」とも述べているそうで、T-2CCVの開発はまさにという感じですね
2011-08-10 20:17:15T-2CCVの予算は早期警戒用エレクトロニクス機器、空対艦ミサイル、対戦消化器、などを混在させた予算枠を使いカムフラージュしていると、アメリカはT-2CCVは最新のジェット戦闘機を国産化出来る実力を持っていることを示すことにあったと見ているみたいですね
2011-08-10 20:23:00申し訳ないですが私は存じておりません。@67MajorMinor アドーアをラ国するにあたり、TF-40という型式をつけた経緯がしりたいっす。これ、日本独自の型番ですよね。T-45のアドーアはF406でしたっけ。また、LCACのエンジンは、アドーアとは無関係のTF-40です。
2011-08-10 20:24:01こういう資料を見ていて思うのですが、アメリカにとって日本のF-Xは常に頭の痛い問題だったのかもしれませんね、戦略的には重要だし最新の戦闘機を与えたいが、下手すると技術を学んじゃうし、かといって突っぱねれば日本は独自開発の芽を常に育てていると考えるとアメリカの苦悩が見えそうです。
2011-08-10 20:26:47T-4の成功は日本の航空産業界に大いに自信を与えて、当時のアメリカの高官は「T-4は三菱を始めとする航空機メーカー自慢の孔雀の羽のようだ」と述べているそうで、色々なお膳立てを揃えてFSXに挑むのですね
2011-08-10 20:36:32T-4開発最大の課題は、技術面よりも生産管理面にあり、ゆとりのないスケージュールと小規模の予算、産大メーカーがほぼ互角に参加している状態をどう調整するかが問題となったが豊富な経験を積んだ航空機産業は設計図面を5ヶ月で作成し、大きなトラブルもなく、予定よりも1月早くT-4は完成した
2011-08-10 20:33:48XSH-60Jの開発プロジェクトでも、アビオニクス無しの状態で購入して、アビオニクスの開発の習熟を謀ったと、防衛庁は「我が国の技術開発の基盤となるもの」と読んだと書いてあるんだけど本当かな?
2011-08-10 20:21:15