編集部イチオシ

蜘蛛の糸事故の真実と真相

多くの人が地獄に落下した事故はなぜ発生したのか?調査官が真相を究明する。
275
眠れる森のパンダ @Panda_51

「お釈迦様が垂らした一本の糸…地獄の人々にとっては願ってもない救いの道です。しかし…『この蜘蛛の糸は己のものだぞ』無情にも糸は切れ、人々は落ちていきます。『多くの人がぶら下がっても耐えていた糸が、なんでこのタイミングで切れたんだ?』調査官たちはついに真理に辿り着きます」

2021-09-05 17:24:56
眠れる森のパンダ @Panda_51

This is a true story. It is based on official reports and eyewitness accounts.                    これは実話であり、 公式記録、専門家の分析、 関係者の証言を元に構成しています。

2021-09-05 17:24:56

原因の究明にあたる調査官たち

リンク Wikipedia 蜘蛛の糸 「蜘蛛の糸」(くものいと)は、芥川龍之介の児童向け短編小説(掌編小説)。芥川龍之介のはじめての児童文学作品で、1918年に発表された。映画『蜘蛛の糸』についても説明する。 1918年(大正7年)4月に脱稿され、鈴木三重吉により創刊された児童向け文芸雑誌『赤い鳥』7月・創刊号に発表された。芥川龍之介が手がけたはじめての児童文学作品で、芥川にとって鈴木は夏目漱石門下の先輩にあたる。神奈川近代文学館が所蔵する肉筆原稿には鈴木三重吉による朱筆が加えられている。 単行本としては、翌1919年1月15日に新潮社から出 13 users 92
ジミーちゃん @0816Jimmy

第459条 (蜘蛛の糸の強度等) 天上と地獄の間に垂らし、亡者の吊り上げ等に使用する蜘蛛の糸(蜘蛛の糸)は十分な強度があること。 2. 蜘蛛の糸は酸性またはアルカリ性により劣化せず、振動により強度低下しないこと 3.蜘蛛の糸を使用する場合は、その作業を開始する前に損傷や磨耗がないか点検し

2021-09-05 20:12:04
みー茸 @tomitake13

国家運輸安全委員会「曲尺と鯨尺のどっちで計算しましたか?」 蜘蛛「鯨尺だ」 国家運輸安全委員会「……」 蜘蛛「いや曲尺だった」 国家運輸安全委員会「……」 蜘蛛「……もう一度見せてくれますか?」 更なる聞き取り調査の結果事故の経緯が明らかになります。 twitter.com/Panda_51/statu…

2021-09-05 21:07:40
超たくあん◆MOGAMI.Ooo @super_takuan

@Panda_51 根本的な疑問が生じます なぜこの極悪人に救いの糸が差し伸べられたのでしょうか

2021-09-05 23:39:08
茗荷が宿 @72jmLiK1gMM5RWr

@super_takuan @Panda_51 昔、カンダタは蜘蛛を助けたことがあったのです。 生前唯一の善行でした。

2021-09-06 17:23:12
希楽 @KrK42K

@Panda_51 調査の結果、このとき地獄には、羅生門の上で死者の髪を剥いでいた老婆は居なかったことが判明しました。 調査は再び暗礁に乗り上げました。

2021-09-06 03:00:16

弾性波の影響でしょうか?

U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@sakaetype21 @Panda_51 落下45分前。お釈迦様は、蜘蛛に糸を垂らすことを指示します。しかし、それが悲劇の始まりでした。

2021-09-06 06:47:55
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@sakaetype21 @Panda_51 お釈迦様は、蜘蛛に、人間を吊り上げられる糸を垂らしなさいと指示します。しかし、その糸はそもそも蜘蛛の体を一定の重力が作用し続ける環境で静的に吊り下げることを想定していて、人間が腕力で上ることを想定していません。両腕の動作による周期的な力の作用により、応力の波、弾性波が発生します。

2021-09-06 11:40:38
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@sakaetype21 @Panda_51 はじめ、安全率を20と想定されていた蜘蛛の糸には、カンダタの体重に加えて、その下にぶら下がる人々の体重が加わります。あるいは全員が静かにその体を持ち上げ、縦方向の弾性波のピークが重なるのを防げば、この後の悲劇は避けられたかもしれません。

2021-09-06 11:45:26
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@sakaetype21 @Panda_51 落下15分前、これは、地獄の監視カメラが撮影した、当時ぶらさがっていた24名の中で最後の犠牲者が糸にとりついた様子です。このとき、12本の支索からなる蜘蛛の糸のうち、もっとも外側の細い支索の推定安全率は1.02、まだ全員が生還する可能性は残されていました。

2021-09-06 11:51:15
U.S.S.BlackPrince @HMS_BlackPrince

@sakaetype21 @Panda_51 落下2分前、ぶら下がった亡者の過重により、蜘蛛の糸は徐々にその外縁の支索から弾性の限界を超え、本来の長さ・太さに戻らなくなります。細くなった糸にはさらに大きな応力がかかり、加速度的に糸は強度を失っていきます。ですが、まだ誰もこの変化に気づいていません。

2021-09-06 17:57:31

外部環境がそれを助長した可能性があります。

碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

「蜘蛛の糸の耐荷重は、亡者が何百人ぶら下がっても大丈夫なものでした。では、糸は何故切れてしまったのでしょう?」 調査官「2つの原因が考えられます。それは……『蒸気』と『振動』です」 「蜘蛛の糸は血の池地獄の真上に設置されていました。血の池から蒸発した蒸気に常に晒されています」

2021-09-05 19:28:27
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

「蜘蛛の糸はタンパク質でできており、水には強いのですがアルカリで分解されます。そして、人間の血液は弱いアルカリ性を示すことが知られています」

2021-09-05 19:29:55
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

「再現実験の結果、弱アルカリ蒸気に晒された蜘蛛の糸は強度が低下するとわかりました」 調査官「しかし、これでは十分ではありません。もう一つの原因についても調べる必要があります」 「多数の亡者がぶら下がったとき、糸にどのような負荷がかかるのか……その再現は並大抵のことではありません」

2021-09-05 19:35:25
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

調査官「シミュレーション計算には……数ヶ月を要しました。亡者の配置、暴れるときの規則性……そういったものを調べるうちに、糸が切れる恐れのある条件が見えてきたのです」 (再現CG)「糸の上の亡者がめいめいの位置で暴れた場合、通常はそれぞれの与える力は相殺されます」

2021-09-05 19:41:52
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

(再現CG)「しかし、一定の規則性を与えたたとき……亡者の与える振動は互いに増幅され、蜘蛛の糸は大きな振り子のようにスイングしはじめるのです」 調査官「本来、斜張橋のワイヤー等の構造物には、空気などによる振動を抑えるための制振機構が設置されます。しかし、今回はそれがなかったのです」

2021-09-05 19:46:40
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

「ついに、全てが明らかになりました。設置環境を考慮した材料選択と適切な安全基準の設定がなされず、その上で、複数の亡者が規則的な振動を起こしたことが事故の原因と考えられる、と最終報告書では指摘されています」

2021-09-05 19:57:30
碌星らせん(ろくせい・らせん) @dddrill

調査官「彼等は銘々勝手に糸を登ったのでしょうが……結果的には、協調してしまったことが皮肉にも悲劇に繋がったと言えるでしょう」

2021-09-05 19:57:43
ダディ @wERsrrxvD9OwBWW

@Panda_51 せっかくの好意がお釈迦じゃねーかw (これが言いたかっただけ)

2021-09-06 07:32:44

メーデー民のお約束