山林所得 vs 税務署 2022

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山林所得、山林所得の記入欄はどこ！？ pic.twitter.com/licWQjae0j

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確定申告オワタ 全国2000万人の山林所得ファンの方々！！ お～～ま～～た～～せ～～し～～ま～～し～～た～～～～ (マイクパフォーマンス風) 今年の山林所得申告 「お前はいつから山林所得と勘違いしていた？」 (ウッドショック編) 開幕でございます

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前回までのあらすじ 2020年 「はじめてみた…」「後学の為に私に！」ロックダウン前に確定申告へ…山林所得を出したら税務署職員が大盛り上がりしてしまった話 togetter.com/li/1486313 2021年 山林所得 vs 税務署 2021 togetter.com/li/1682657

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【半年前】 ヒャッハーーーーーッ！ウッドショックだーーーーーーーーーーーーーーッ！！！ 初めて・・・初めて分収林で「黒字」が計上できる！！課税される！！！ 爺さんありがとう！　インフレありがとう！！ お馬さんにも名前が付けられたくらいだから間違いねえええええ！！ pic.twitter.com/PCJmkNH82N

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【昨日】 さて、そろそろ確定申告に行ってくるか。さて今年はどんだけ黒字が・・・？（直前まで三井農林からの通知を確認してなかった） 一口 40万円 立木伐採後の収益 68459円 （昨年68227円） 2020度伐採面積 19.68ha（昨年17.28ha）/101.78ha(契約面積) あれ？……面積増えて額増えてない

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【今日】 腐ってやがる・・・早すぎたんだ・・・ウッドショックは昨年の4月からで、2020年度分には該当してねぇじゃねえか・・・ 昨年エリート税務署員に教えてもらった方法で計算したら分収林収益は－8961円 しかもマンボウで税務署は入場制限で3時間待ち・・・もう、山林所得なかったことにしたい pic.twitter.com/oetkjSxwNL

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税務署員「えー、提出の書類はどのようなものが？」 ワイ「山林所得が一つ混じってます・・・が、赤字で確か山林所得は他の所得と損益通算出来ないんですよね？ これ、面倒なんで今年も「無かった」ことにしても良いですよね？」 昨年のエリート税務署員とのやり取りを説明するワイ

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税務署員「ちょっと待って。損益通算できますよそれ」 ワイ「はっ？」 税務署員、奥の書棚から厚さ5㎝以上はある手引書持ってくる。見た目は魔導書。 魔導税務署員「詳しく、今までの経緯と分収林の形態についてお話しください……」 1000ページ以上はありそうな魔導書を開きながら魔導士が尋ねる

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魔導「……ふむ、山林というからには伐採後、再植林するものですがあなたの分収林収益にはその分の経費が計算されていますか？」 ワイ「え、あ、死んだ爺さんに聞かないと分かりません」 魔導「では、三井農林からは」 ワイ「昨年、ここで尋ねましたが『契約内容はお客様の御心のままに』と」

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問答と魔導書の検討にだいたい20分 魔導「…あった、ここだ。分収林収益に関する付帯事項に該当するようですね」 ワイ「というと？」 魔導「普通の山林所得と違い、再植林を前提としない分収林の規定です。 あなたの分収林収益は山林所得ではなく雑所得として計上されます」 もうやだこの所得

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ワイ「…今まで山林所得として申告してきたものは」 魔導「税の理を外れたものだったのでしょう」 ワイ「…どっちにしろ赤字だし、損益通算する雑所得も無いんで…これ、なかったことにしません？」 魔導「記入してください」 ワイ「でも課税対象には…」 魔導「ちゃんと書いてください」 ｱｯﾊｲ

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以上が今年の山林所得申告の内容です というかもう山林所得ですらなくなった。 契約当事者が死に絶え、分収林の販売会社でさえ匙を投げた契約はとうとう魔導税務署員に導かれて別の次元に至っちまった。 来年、また分収林収益来たら今度はどの課税項目に飛んで行くん？（震え声

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山林所得申告の歴史 12年前（山林石器時代前期）　 初めて分収林収益が来る　税務署で申告したら別室に閉じ込められて手書きで申告書を書かされる 伐採面積比率を按分するという発想が担当した税務署員以下全員に無く、ただ40万から数万円の収益引いて赤字として計上する狩猟採集生活が続く

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8年前（山林石器時代後期） 何度か申告してなんかおかしいんじゃねと思う。が、税務署員に「株の損益と合算できませんし損失の繰越は出来ませんねぇ」と言われ考えるのをやめて狩猟採集生活に戻る。 以後、3年前まで山林氷河期。途中、旧大陸（都内）を出て新大陸へ引っ越す。

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2年前（山林新石器時代）　 新しい分収林収益が届く。爺さん・・・いったいいくつの分収林に金突っ込んでた・・・ 新大陸の税務署に山林所得を持ち込んで喜ばれるが、やはり案分するという知識が浮かばず。数十万の赤字を計上する。

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1年前（山林農耕時代の到来） 新大陸の税務署員が伐採面積と金額を案分するという画期的な発明をする。初めて黒字を生み出したが課税額には遠く及ばず無かったことにされる。 なぜかツイートがバズり過ぎて二階建てにまとめられる。 文明の黎明期。

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今年（山林文明の夜明け） 山林所得に粘土板が現れる。大量に書かれた粘土板の中から神官が適切と思われる付帯事項を見つけ裁判を行う神官政治体制が生まれる。 案分もせず赤字を垂れ流していた山林所得民は雑所得ポリスに吸収され、他の雑所得収入との共存を余儀なくされる。