「女子力」とはなにか?(仮(雑)
「女子力」という言葉は、安野モヨコが「美人画報(正確には美人画報ハイパー)」に書いた言葉であるのだが、美人画報が企画物であるように、女子力という言葉もまたプロダクトを売る為のバズワードとして使われる傾向にある
2011-09-08 16:47:11したがって「女子力とは」という言葉の定義を、過去の雑誌や書籍から探る事は不可能である。これは2005年-2011年に世に出た雑誌・書籍を調査した結果からの個人的な結論である
2011-09-08 16:48:30女子力からマーケティング的要素を抜いて考察した結果として「女子(女性)としての力」と「女子である為の力」の二つにセグメントされると私は推察した。
2011-09-08 16:50:38このうち前者の「女子(女性)としての力」というものが、ジェンダー論的に真に女性にのみ宿るものであるのかは別の考察を待たねばならない。
2011-09-08 16:51:34そのようにして考察を行うと、苦しくも安野モヨコが「美人画報」で書いた「女ってやつは」という一種の嘆息めいたものにたどりつくのである。
2011-09-08 16:54:07ああ、voceかぁ http://t.co/dUbQQrf QT ululun: 「女子力」という言葉は、安野モヨコが「美人画報(正確には美人画報ハイパー)」に書いた言葉であるのだが、美人画報が企画物であるように、女子力という言葉もまたプロダクトを売る為のバズワードとして使われ
2011-09-08 17:02:29てか、VOCEってみたこともないからなぁ。。美人画報自体はけっこう前に読んでお勉強になった。「女子力」という言葉がどこで使われてたか覚えてないんだけど特に印象に残らなかったということはそれまでのノリ的にふつーにつかわれててひっかからないネタ的表現だったと思う
2011-09-08 17:03:58そんで、美人画報自体は女子(というか安野モヨコ)の化粧やファッショングッズへの業のようなものを半ば自虐的にネタにしてた作品なので。安野モヨコの背景も知ってないとちゃんとわかんないのよねアレたぶん。。
2011-09-08 17:05:20まぁそれはいいんだけど、美人画報自体は女子の化粧って大変だなぁ(時間コスト、お金コストともに)ってお勉強になったし、おしゃれグッズとかも同様だったな。。いまだったら男の娘の文脈でお勉強できるんだろうけどね
2011-09-08 17:06:20で、女子力というのは、ちゃんとしらべてないけど最初に安野がさっきの文脈で使ってたとして、おそらくほかの雑誌での語用を介して含まれる意味が違っていったはず。そこでanan的なものに絡むバックラッシュうんたらな話が絡む
2011-09-08 17:07:45anan的なセクシャリティに関するバックラッシュ http://t.co/KtjFIWI http://t.co/3KAFAb7 http://t.co/30eZycz
2011-09-08 17:10:06北原みのりさん@minorikitahara の『アンアンのセックスできれいになれた?』読了。ときどき泣きながら読む。なぜこんなに女の子でいることが苦しかったか、初めて言語化してもらえた気がする。そうか、83年生まれのわたしの少女期は、急激なバックラッシュと保守化の最中で(続く)
2011-09-08 12:07:40(続き)結局がんばったって疎まれるだけ、爪を隠して愛されたほうが賢いという空気がずっしりのしかかってきた頃だった。アンアンが提示した「愛あるセックス」、つまり「愛の所在のわからないセックスはあなたを損ない傷つけます」というメッセージは強く刷り込まれて、(続く)
2011-09-08 12:08:08(続き)むしろ呪いとして機能してきたのではないか。愛されなければ、価値がない、と。わたしたちは、傷つかなくていいことで自ら傷ついてきたのではないか?女の子の主体は、わたしたちの身体は、「愛」という承認のもとに徴集されている。それを、わたしは、取り返したいと思った。
2011-09-08 12:08:36仮定としては、バブル的経済状況と価値観から世間が変わっていく中で雑誌文化の中ではあいかわらずそういった祝祭的感覚が残り商業的バズワードとして「女子力」がつくられていったのだろうけど最近はそういうのでつくったバブルな幻想を自ら壊す方向にいってるのかね?(愛あるセックスとか)みたいな
2011-09-08 17:11:09だから「女子力」自体みても意味的には同定できないので、それと絡んだ経済状況の変化。経済状況と絡んだ女性のライフステージ観、セックス観の変化と合わせてみたほうがいいと思う。
2011-09-08 17:12:32