DiGRAJ「ゲームメディア研究会」第2回プレトークまとめ
DIGRAJ「メディアの変遷とゲーム会社の対応」プレ自由討論会を始めます。テーマに関することを自由にツイートしてください。後からまとめサイトにまとめます。@kono3478と@m_shigiharaへの質問も歓迎です。#digraj
2011-09-28 23:03:04時間になりましたので、そろそろDiGRAJ「メディアの変遷とゲーム会社の対応」に関連してゲームとメディアの関係についてツイッター上での自由討論を始めようかと思います。進行は小野憲史さん @kono3478 と私で務めさせていただきますのでよろしくお願いします。 #digraj
2011-09-28 23:03:20今回の企画立案は@m_shigihara さんです。ゲームライターとゲームメーカー宣伝・広報の両方の立場を経験されている、業界でも珍しい方です。それだけに、いろいろと現状に対して問題意識があるようです。今日はそのへんをバシバシ語って頂ければ。#digraj
2011-09-28 23:04:38ハイ! まず、これから行う自由討論ですが、今週末の10月1日(土)に実施するDiGRA研究会、「メディアの変遷とゲーム会社の対応」開催にともなうプレ企画です。研究会の詳細およびご参加申し込みはこちらです! http://t.co/AOlSigVM #digraj
2011-09-28 23:07:02ゲーム雑誌はゲーム市場の拡大と共に誕生してきました。中でも大きかったのが攻略本の存在。ゼビウスやスーパーマリオの攻略本が大ベストセラーになり、出版業界が色めき立ったのが80年代中盤。でも物になるか否かわからなかったから、大手は参入しなかった。#digraj
2011-09-28 23:07:10大手=小学館、講談社、集英社。それを尻目に新興出版社だったアスキー、角川書店、徳間書店、ソフトバンクが次々と参入していきます。この辺の事情は第1回目で触れたとおり。当初は無法地帯だったメーカーとメディアの関係も、90年代中盤、PSの登場を境に落ち着きます。#digraj
2011-09-28 23:09:25【今回の企画趣旨】昨年の研究会ではゲーム雑誌編集者による講演・議論を行いましたが、今回はゲームメーカー側に移し、同様にメディアが変遷する中で、宣伝・広報の立場からユーザーコミュニティをどのように形成してきたか、また今後どのように捉えていくべきかを議論します。 #digraj
2011-09-28 23:09:33ゲームメーカーからユーザーへの情報流通の経路が完成を迎えるのが00年、PS2の時期。テレビCM、雑誌展開、メディアミックスなどが国内でバシッと決まって、メーカー側の「情報流通の勝利の方程式」が完成したのではないか・・・。端からはそんな印象でした。#digraj
2011-09-28 23:11:52当方、現在はフリーライターを名乗っておりますが、某メーカー在職中はプレスリリースの作成やパブ対応の仕事もやっていた経験があります。ライターでありながらメーカー営業・広報経験者は多分私だけだと思うので、その経験をふまえて当日はいろいろお話したく思います。 #digraj
2011-09-28 23:12:28一方で00年を境にインターネットが新情報媒体になってきて、メーカーがホームページなどを通して、自分で情報発信ができるようになっていきます。その一方でユーザーも自分で攻略サイトなどを作るようになって、メーカーを頂点とした情報ピラミッドが揺らいでいきます。#digraj
2011-09-28 23:14:32当時はメーカーに勤務するサラリーマンでしたが、確かにそんな印象を受けましたね。(以下略) RT @kono3478 ゲームメーカーからユーザーへの情報流通の経路が完成を迎えるのが00年、PS2の時期。 #digraj
2011-09-28 23:14:37そして10年代、ブログメディアが興隆し、ゲームメディアは紙もネットも推され気味。一方でゲーム開発者がTwitterで書き込んだり、メーカーがSNSでグループページを作ったりと、情報の流通はさらに錯綜してきます。#digraj
2011-09-28 23:16:13「○○週連続独占スクープ」という言葉ほど、出来レースを自慢している気持ち悪い言葉はなかったですね。 #digraj
2011-09-28 23:16:50その一方でオンライゲームメーカーは、パッケージゲームと違って紙媒体への依存度が低かった点が特徴的でした。00年代の10年間でこの傾向は顕著に。今やオンライゲームメーカーはユーザーコミュニティの形成や情報流通をネットだけで完結するようになっています。#digraj
2011-09-28 23:17:33特に紙媒体は厳しい情勢です… RT @kono3478 そして10年代、ブログメディアが興隆し、ゲームメディアは紙もネットも推され気味。一方でゲーム開発者がTwitterで書き込んだり、メーカーがSNSでグループページを作ったりと、情報の流通はさらに錯綜してきます。#digraj
2011-09-28 23:17:41そして、その傾向が顕著なのがソーシャルゲームメーカー。最近ではソーシャルゲーム専門誌なども登場しましたが、どれくらい宣伝告知効果があるか、検証はこれからでしょう。オンラインゲームと同じく、ユーザーコミュニティはオンライン上で完結すると考えるのが自然 #digraj
2011-09-28 23:19:31ポイントはユーザーコミュニティのマネジメント。読者=ユーザーコミュニティと考えれば雑誌編集もゲームメーカーも実は同じ。鍵を握るのは情報の流通。パッケージ時代は情報流通においてメーカー→メディア→ユーザーの上意下達がハッキリしていた。#digraj
2011-09-28 23:21:58今は情報の伝達経路が増えて、情報経路が致るところで渦を巻き、氾濫を起こしている。たぶんパッケージゲームには辛いけど、オンラインゲームでは、それが当たり前。そして時計の針は前に戻ることはない。#digraj
2011-09-28 23:24:15@kono3478 パッケージとオンライン、ソーシャルゲームの差異をどこに感じるかお聞かせ頂けると嬉しいです。 #digraj
2011-09-28 23:26:33ネット媒体は毎日、即時更新が基本だから、個人的に面倒だと感じるのはメーカーの記事チェック。今仕事をしている媒体はゲーム批評ではないので、基本的にレビューは、パッケージなら全部メーカーチェックを通しています。でも、その一手間が面倒くさい。#digraj
2011-09-28 23:26:39例えば、ウェブのニュースサイトで、その日のうちに記事を掲載したいのに、事前にメーカーに原稿チェックを求められたためにそれができず、翌日以降の掲載となって情報が陳腐化するケースは今でもよくあるのです。 #digraj
2011-09-28 23:29:11ふつうiPhoneアプリでメーカーチェックは通したりしない。でも大手だと媒体側に迷惑がかかる恐れがあるので、メーカーチェックを通さなきゃと思ってしまう。でも面倒だから、そもそも自分では大手のアプリを取り上げるのに消極的。たとえ褒め記事であっても・・・。で、#digraj
2011-09-28 23:29:13