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    みんな学振がんばってください。これからこのハッシュタグで,ぼくの教えてもらった計画書の作り方について知っていることをつぶやく。いまぼくの持っている知識は,もともとは他の誰かのものだった。#gakushin
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    えらそうなことばかり書いていますが,自分に言われたこと,気づいたこと,自戒していること,そうありたいと心がけていること,などを含みます。学問の発展を願っているだけなので,どうかお許しください。#gakushin
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    1. DCは計画重視,PDは計画+実績重視 とよく言われますが,実際には計画書は大風呂敷を広げた方がいいと思う。といってもいきなりガンダム作りたい,とかはだめで,ちゃんと先行研究がおさえられていることも書く。参考文献も書く。#gakushin
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    2. 要項を隅から隅まで読んで,学振の「こんな人やったら通すのに」というメッセージをちゃんとキャッチするのだ。たとえば,図・表は入れた方がよい,というのは入れろ,というメッセージ。普段使わないような分野の人も研究の進行をフローチャートにしたようなものを入れる。#gakushin
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    3. 図・表の挿入箇所は右上がいいとされる。そして文章を回り込ませる。目に止まりやすくて次の文章を読んでもらいやすい。左側やら中央などは,図・表そのものが大きいか,文章を読んでいく審査員の「目の流れ」が切れてしまう。#gakushin
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    4. 計画書の文章はなるべく短く書く。テンポを出すため,そして飽きさせないためだ。審査員はおそらく数十部の計画書を読まされていると思われる。多くは壮年の研究者のため,老眼も進んでいるかもしれない。小さすぎるフォント,冗長な修飾語は避けて,がしがし本題に切り込む。#gakushin
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    5. 審査員はおそらく6人。このなかの人たちは専門分野2人,隣接領域2人,大きな同分野(人文学など)2人という構成であろう。ということは,自分の一番の専門分野の人だけに伝わるジャーゴンを使うことはなるべく避けなければならない。#gakushin
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    6. 「誰が読んでもわかる文章」とよく言うが,それだけではあいまいだ。学振の場合は,それは自分の提出する専攻の一番大きな「くくり」の先生方にもよく伝わるような文章,ということだ。#gakushin
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    7.いろんな人に読んでもらうこと。その際ただ「ええんちゃう?」という感想をもらうことは避ける。お互い時間の無駄。どこがわかりにくかったかをムリヤリにでも挙げてもらうこと。違う分野ならなおさら。そこが,初めて読んだ人がひっかかる,つまり読みにくいポイントなのだ。#gakushin
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    8.今まで計画書を作ったことのない人は,作り上げるだけでも相当な労力を要するが,それを厭わない方がいい。やっと作った計画書は,自分の頭の中のごちゃごちゃの,現時点で最良の投影なのだ。 #gakushin
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    9. 一度作った計画書は,ラッキーなことに”unpublished”だ。必ず他でも使い道があるし,これからの自分の道しるべにもなる。何が何でも毎年書いて,ペースメイカーにすること。#gakushin
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    10.大事なことは,一回で通るもんと思わないこと。DC20%て,他の難関試験よりもずいぶん楽なもんだ。しかも一度通った人は出さないから,4,5回出せばかならず自分にもチャンスがある。通常ないしどっかで一浪くらいの人だとDC3回,PD3回くらいはチャンスがある。#gakushin
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    11. [PD向け]受け入れ先の研究機関は,いわゆる「学閥」などにしばられない遠縁の人がよいのではないか。今年から近しい人を受け入れ先にすることに対して厳しくなっている。であれば,それを逆手にとって,こんなことでもないと縁が得られないような人に思い切って頼むのだ#gakushin
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    12.[PD]研究室の変更をうまく計画書にも使って,ここに行かないとできない,orこの先生のもとじゃないと実行に移せないアイデアが自分にはある,と前向きに捉えて書く。学振のためだけじゃなく,普段からいろんな人と交流を持つことは大事だ。交流が自分を磨く。#gakushin
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    13. 海外に出ることを計画にどんどん盛り込もう。それは,世界のレベルを知っているということと,海外に出られるだけの今までの活動歴(英語の学習,学会発表など)があることを示すことができる。外国いきゃいいってもんじゃないが,それは行ってからなんぼでも言えばいい。#gakushin
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    14.[DC]自分の立ち位置は,学術全体のどこか。自分はいま,莫莫と広がるどこの世界の入り口に立っているか。そしてそこに,どんな持ち物を持って入っていくか。入ったら,どんな冒険ができるか。そんなことを考えながら,アイデアを練る。実行可能性は,このさい後で考える。#gakushin
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    15.[DC]業績が無いのはみんな同じ。あっても差異は小さい。ならば,ポテンシャルを示すにはどうしたらいいか。文章力そのもの(読ませる力,論文にする力,アウトプット力)+学問は既存の巨人の上に立っていることをどれだけ知っているか。示せるか。#gakushin
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    16.自分の分野のマイナーさを悲観するな。始まらない。マイナーであるということは,なかなか人が気づかないところに気がついている可能性がある。重要なのは,それをどう示すか。興味をもたせる,やらしてみたくなるような計画書が書けるかどうか。学振は,マイナーな分野にもチャンスが十分ある。
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    17.[PD]これまでの研究=学位取得まで,これからの研究=学位取得後,という計画になると思う。これからを書くときは,これまでの研究にほんのちょっとだけ足す,よりも視野を広く取り,これをやれたらその分野の学術全体に〜の点で貢献できる,くらいまで言っても許されるのではないか。
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    18. これまでの研究の結果,〜〜ができて,それによって〜〜という結果が得られそうである。あとは足りないのはお金だけ,というのを暗黙のうちに伝われば,「こいつにファンディングする意味があるんじゃないか」と思ってもらえる。#gakushin
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    19. ところが,もうすでにほとんど結果がわかっているようなことだけを計画書に書くと,非常につまらない,広がりの無い計画書になってしまう。後々の科研の申請書ならともかく,学振は研究者養成でもあるから,もうすこし広い視野にたった記述も必要かと思う。#gakushin
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    20. つまり,「すぐに結果がでるような計画」と「結果にはならないかもしれないけど夢を語っている部分」とのバランスが必要だ。学問分野への新たな視点の追加,でもよいから,でかいことをぶつ部分があってもよい。
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    21. 計画の作成は時間がかかる。通常連休前に初稿作成,連休中に回覧or合評会,それを経て修正,連休明けに事務へ提出,というくらいのながれ。なら4月の今の時期は何をすべきか。 アイデア(断片)をストーリー(お話・文章)にする準備をする。つまり,プロットを作る。#gakushin
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    22.いままでのAという学問は,A"という知見を多く得て来た。しかしながら,申請者はこれまでの研究により,Bという視点からB"ないしはCという研究に取り組む準備ができている。それには,実験Dや調査Eを必要とする。これにより,新たにFという貢献が可能となる。#gakushin
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    23. 22のような感じで,自分の研究に「起承転結」を付けてみる。 コアを先に作る。それによって,自分の「売り」やアピールポイントが明らかになる。 これができたら,あとは肉付け。
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