航空機モニタリングのクセ(測定誤差、自然放射線量の扱いなど)

文科省に電話で航空機モニタリングのクセ(測定誤差、自然放射線量の扱いなど)を確認した方がいらっしゃったのでまとめ。他、新潟県が文科省に聞いた内容も。 ・航空機モニタリングのページ http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_MEXT_DOE_airborne_monitoring/ 続きを読む
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11/11 に公表された航空機モニタリングのクセ

11/11 に公表された航空機モニタリングの資料より注意すべき点を抜粋。

Qul■iQul■i @knj961

航空機モニタリング。見る際の注意点。線量が高いなと思ったらセシウムの図を見た方が良い。10k以下なら自然放射線量がもともと高い地域。P3の注意書きに書いてある。 http://t.co/GAhG4BnR

2011-11-11 14:44:46
Qul■iQul■i @knj961

航空機モニタリング。見る際の注意点(続き)。線量は自然放射線量の平均を引いており、自然線量がもともと高い地域は線量図では高くみえる。セシウムの有無は測定時にスペクトルで判別し、セシウム図の方では最低のレンジ(≦10kBq/m2)として表現。http://t.co/GAhG4BnR

2011-11-11 14:45:36
Qul■iQul■i @knj961

航空機モニタリング。見る際の注意点(最後)。セシウムの沈着量の評価方法の詳細はP32以降の別紙25「有意な放射性セシウムのエネルギースペクトルが検出されていない地域における放射性セシウムの沈着量の評価方法」に記載されている。http://t.co/GAhG4BnR

2011-11-11 15:00:56
Qul■iQul■i @knj961

航空機モニタリング 11/25公開分 http://t.co/KI06cyCw 各線量マップ下に「本マップには天然核種による空間線量率が含まれています。」と記載あり。p3の『線量率は、(略)空間線量率の平均値を除いた上で、』は減衰補正の手法に限る模様。勘違いしてた。すいません。

2011-11-25 21:30:51

でも低く出る場所もあるからややこしい。

Qul■iQul■i @knj961

まぁ線量も高く出る分には詳細調査さえやれば良いと思うけど、低く出る場合は困りもの…。

2011-11-11 17:25:58
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

今まで何度も、岩手県南部のホットスポットの中心は、奥州市と平泉町と一関市にまたがった束稲山、音羽山、経塚山、0.50〜0.70μSvの領域が半径数kmに渡って分布、しかし航空機モニターリングでは精度が悪く見えない、と予言してたけど、案の定 http://t.co/7hW8mvGd

2011-11-11 15:36:41
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

このP4の、奥州市と平泉町と一関市の境界付近ね。これ実測では黄緑色(0.5-1.0)なんだけど、なんかこれ青色(0.1-0.2)じゃねえか? http://t.co/7hW8mvGd

2011-11-11 15:43:11
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

ちなみに自治体の計測でも奥州市前沢区の赤生津小学校の校庭1mの高さで0.70μSv/h超えなことは確認できる。 http://t.co/Dg5WT08J こんな岩手県南部の山の中に突然福島市級の汚染箇所が現れるなんて、ビックリだよね。 http://t.co/7hW8mvGd

2011-11-11 15:48:39
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

おそらく文科省の航空モニターリングって、4月あたりの段階にやるべき話だったんだと思う。できれば農水省の土壌メッシュ調査の前にでも。精度は荒くていいから、地上での実測調査をどの部分はどの程度のメッシュで行う必要があるか、それがわかればよかった。その順番が逆になったのが不幸かなぁ。

2011-11-11 18:07:51
Qul■iQul■i @knj961

5/26 には国立環境研究所の大原氏を中心とするグループからセシウム拡散の予測が出ている。拡散の傾向はかなりつかんでいたと思うので、これでアタリをつけた場所に詳細な調査が実施されれば、もっと早く各地の汚染状況が明らかになったんじゃないか。 http://t.co/ACLzrxkf

2011-11-11 18:30:38

11/11 以前に新潟県によって公表されたり有志によってヒアリングされたクセ

11/11 に公表されたものとは一部異なる点があるので注意。線量については自然放射線量を引いていないとのヒアリング結果だったが、11/11 公表資料では平均を引いていると記載されている。←勘違い。線量マップは自然放射線量の平均を引いていない。https://twitter.com/#!/knj961/status/140044776169947136

新潟県が公表した資料に記載された航空機モニタリングの測定のクセ

Qul■iQul■i @knj961

新潟県が公表した資料に記載された航空機モニタリングの測定のクセ(その1) http://t.co/o55JbCji 【測定誤差】低線量域(0.1マイクロシーベルト毎時以下)では2~3割の誤差。山間部、特に谷などを測定した場合は、5割ほどの誤差。

2011-10-13 15:13:12
Qul■iQul■i @knj961

新潟県が公表した資料に記載された航空機モニタリングの測定のクセ(その2) http://t.co/o55JbCji 【セシウム沈着量】セシウム沈着量は線量からバックグラウンドを引いて換算。バックグランドとして全国平均値を使用しているため、元々高いエリアでは高くでる可能性。

2011-10-13 15:13:24

秋田県環境課が文部科学省に問い合わせた結果(@anemone3290 さんまとめ)

アネモネ @anemone3290

秋田県環境課から電話で回答がきました【1】:秋田県の航空機モニタリングについて、1.男鹿の一部、2.田沢湖の西側、3.宮城県との県境の湯沢市の一部、この3点のうっすら見える汚染について。県職員が文部科学省に問い合わせして確認してくださいました。以下続きます。

2011-10-14 14:33:50
アネモネ @anemone3290

秋田県環境課から電話で回答がきました【2】:航空機では核種を確認しながら測定をしているため、セシウムかそうでないかの違いが明確に見える。秋田の場合は自然放射線量との補正がきちんとできたため、誤差ではない。

2011-10-14 14:35:39
アネモネ @anemone3290

秋田県環境課から電話で回答がきました【3】:1.男鹿の一部、これは天然由来のもので原発由来による汚染ではない。空間線量は秋田市などに比べてそこだけやや高いが、補正してある。図を参照(手書きのため汚くてすみません) http://t.co/Q0JeyZ4z

2011-10-14 14:44:59
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アネモネ @anemone3290

秋田県環境課から電話で回答がきました【4】:2.田沢湖の西、秋田市と仙北市の境の部分、これはセシウム由来。廃道になった田沢スーパー林道を使い、途中までいくことはできるが、汚染部分には入れないとのこと。標高は900~1000メートル。汚染部分はキノコ狩りに入るようなところでもない。

2011-10-14 14:47:13
アネモネ @anemone3290

秋田県環境課から電話で回答がきました【5】:3.宮城県との県境、湯沢市。セシウムによる汚染だがここも標高が900~1000メートルあり、人が住んでいたり農地があったりキノコ狩りに入れるようなところではない。ちなみに木は針葉樹林か低木帯だそうです。以上です。

2011-10-14 14:51:34
@QEnergyTeleport

ということは田沢湖の東の部分は福島事故由来ということでしょうか。@anemone3290

2011-10-14 14:41:28