大石規雄さんの「福島の友人の本当の話」
今日は福島からきた友人と、凄い話をしていました。その子の話を全部書いていいと了解を得ましたので、順々に書いて行きます。月二回上京するので、何人かの人には会わせたいと思っています。
2011-10-24 20:09:51彼女の実家は福島第一原発から37キロの場所です。新潟に避難して帰れなくなり、今はソープ嬢をやっています。お店の客寄せ用ブログで福島のことを書いた所、反響があり、話を聞きに来るお客が多いそうです。まあ、ヤリにも来るわけですが。彼女はそれでもいいと言っています。
2011-10-24 20:13:54http://t.co/oHd09E4eお店に福島のことをあまり書くなと言われているらしいので、コメント欄に「福島の話をもっと聞きたい」みたいなコメントを書いてあげて下さい。
2011-10-24 20:22:07地元に残って農業を続ける友人が、東京の反原発デモのニュースを聞いて、自分も参加しなければいけないのかもしれないが、東京の人間は被曝もせずデモができ、俺らは被曝しながら働いてるんだぜ、と複雑な心境を語っていたらしい。
2011-10-25 06:22:01放射能に対する彼女の周りの人たちの不安は半々で、マスコミを疑っている人もいれば、大丈夫だと言い平気で暮らす人、話したがらない人たちなど様々な人たちがいる。
2011-10-25 06:28:11マスクをさせられていた子供たちが、平気で外のものを触る。散り落ちた桜の花びらを拾って、これまでなら和やかな光景なのに、心配しなければならない親たち。
2011-10-25 06:35:41新潟には他にも福島から逃げてきた人たちがいて、いわきナンバーなどを見かけると仲間意識を抱く半面、冷たく見られてしまうのではないかと意識もするらしい。
2011-10-25 06:37:54原発近くの被害者が、避難場所で加害者のように見られてしまうとすれば、首都圏の人間も有罪。でも彼女は、東京の人たちは夏大変じゃなかったかと心配していたそうだ。
2011-10-25 06:41:38地元民が、俺らもデモに参加しなくちゃいけないのかな、という話には、とりあえず福島の被害者は生活を立て直すことを優先し、東京の人間がデモをやればいい、と答えた。
2011-10-25 06:44:13避難所の一画にはお年寄りのコーナーもできた。ただ彼らは周りとの交流も少なく、じっとしていることが多く、いつしか異臭を放つ一画になってしまったらしい。それからお年寄りは温泉地に移されたそうだ。
2011-10-25 06:57:48たまに東京から福島にやってきてポジティブなメッセージを振り撒くアーティストには、複雑な気持ちがあるようだ。しかし無関心になるほうが怖いとか。観光客も減ってしまったようだし。
2011-10-25 07:21:39彼女を前に「福島は危ない」などと連呼するわけにもいかず、御用学者の安心論を紹介してしまう転倒も。風俗の仕事も、辛いこともあるが概ね楽しいそうで、複雑な気持ちになった。
2011-10-25 07:35:34辛さを抱えきれない人たちが「なんとも言えない話だね」「仕方ないね」「また頑張っぺ」と呟くのはいい。しかし加害者でもある首都圏の人間、特に右翼や保守と言われる人間は左派以上の十字架を意識し、誤魔化してはいけない。
2011-10-25 07:48:34