AO入試専門塾代表「うつの若者は、正しく自分を理解できていないナルシストなのか、ただの怠惰なのか」
- soltydoggy
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若者の鬱って自分の現状と想い描く自分とのギャップによって生まれてくるんじゃないかって、ふと思った。 正しく自分を理解できていないナルシストなのか、ただの怠惰なのか。
2011-10-28 03:03:38そう考えますか、、"@sora_yohei: 若者の鬱って自分の現状と想い描く自分とのギャップによって生まれてくるんじゃないかって、ふと思った。 正しく自分を理解できていないナルシストなのか、ただの怠惰なのか。 "
2011-10-28 03:05:53私は、進学校に入りましたが、その後が悲惨でした。 高校に行かなくなり、不眠症・抑うつ状態になり、しばらくは勉強すらしませんでした。いざ勉強しようと思っても、いつも空回りばかりしていてさっぱり成績が上がりませんでした。
2011-10-28 04:17:03落ちこぼれで不登校で引きこもりでも、人生をあきらめているわけではありませんでした。いや、そういえばウソになるでしょう。もはや、あきらめかけていました。
2011-10-28 04:17:06しかし、そんな時に、東北大学医学部の方から、心が折れていても実行できる音読を中心とした学習法を伺ったのが人生の転機でした。英語をめきめきと上達させ、とうとうあこがれの慶応義塾大学に入学することが出来たのです。
2011-10-28 04:17:15「引きこもりの時、なにしてたの?」と聞いてくる先輩の多いこと。意識の高い学生は引きこもりの時でさら何かしていなければ気が済まないのかorz...
2011-10-28 04:17:52引きこもりというのは、読んで字のごとく、なにもしていない状況のことである。足りない頭を回して思い出しても、オナニー、不十分な睡眠、沈黙、そして焦りにかられた身にならない少しの勉強。これが一日のすべてだった。毎日、あてもなく天井の白さを見ては泣いていたのだ。
2011-10-28 04:18:00四年前僕は高校生で、それも東北地方では知らない人がいないような高校の高校生だった。これがいささか憂鬱なことで、この高校は本当に丸暗記主義というか、重箱を隅をつつくような勉強をさせた。他にも女の子にふられたりして、あまり良いことのなかった高校である。
2011-10-28 04:18:37それで、結局成績も、下から数えて七番とかであったので、一年生の二学期から、3年生の冬まで、かなり休みがちだった。ほとんど行かない時さえ、数ヶ月単位であった。そんな高校生だった。
2011-10-28 04:18:47自分が不登校だった時のことを思い出す。 ようは、人間不信なのだ。不登校というのは「なんだかえらくない」ので、どうにも劣等感だけが先走る。
2011-10-28 04:19:34ただ、不登校児を持つ親に聞きたいのは、どうして他人に愛される子供ではなくて、自分自身しか愛せないようないびつな子供をつくるのかということだ。 子供がしっかり勉強ができるようになれば、それだけ人に頼られて、だれからも愛される子供になる。だからこそ勉強することが大切なのだ。
2011-10-28 04:19:46自分を変えるために間違いなく無意味なことがある。決意をあらたにすることだ。 大前研一氏もそういっている。 では、自分を変えるにはどうすればいいのか。
2011-10-28 04:20:00まずは、住む場所を変えること。親と子の軋轢があるのな、離れることで、家族関係の再構築をはかることが大切だ。 次に、時間配分を変えること。一日十五時間は身体を動かしながらできる音読中心の勉強を徹底的に行い、集中力がついたころに、座学・問題演習の勉強を行うことが大切だ。
2011-10-28 04:20:07最後に付き合う人を変えること。学校にはいじめっ子しかいない。無視する人しかいない。それが、私の塾なら、塾長からして元引きこもりなわけで、こんなに付き合いやすい人はいない。居やすい場所はない。こういう状況が大切なのである。
2011-10-28 04:20:13あとは、家族の環境を整えることも大切だ。ある程度距離をおくことで関係が解消されることはある。逆にどれほど愛しくても、同棲するとうまくいかなくなるカップルのように距離が近いと軋轢が生じることはあるのだ。
2011-10-28 04:20:51最終的には、やはり私たちは現実社会にもどらなければならない。村上春樹の小説の主人公が、最後にはなんてことない日常に戻っていくように、私たちだってまた元の世界に戻っていかなければならない。
2011-10-28 04:21:00私個人の考えとしては、学校なんてクソだと思う。教師もうちの塾の先生よりはあきらかに頭が悪い。同級生だって、うちの生徒よりは真摯さに欠ける。それでも私は学校や現実社会に復帰する意味はあると考えている。
2011-10-28 04:21:06なぜなら、それこそがまさに「社会」だからだ。好むと好まざるとに関わらず私たちは社会に戻らなければならない。だから、少しでもその空気に慣れておくことが、自分の能力を最大限活かしきる上で必要だ。
2011-10-28 04:21:13人の能力は、十中八九役割で決まる。 これを役割人格という。 正直なところ、ひきこもりで不登校で不眠症という役割を抱えていた時は、それにあわせて、心配してもらいたいがばかりに、元気があっても、元気がないふりをすることもあった。
2011-10-28 04:21:34一方、塾の代表となると違う。自信がなくても、あるフリをしなければならない。 さて、塾の代表にあって、ひきこもりにないものはなんなのか。 体力、学力、コミュニケーション能力、これらはほんとうに、ひきこもりになってしまったらどうしようもないものなのか。
2011-10-28 04:21:46よく、「心の問題」という言葉を耳にする。ただ、「心」という場所は存在しない。ココロ主義で物事を考えるのはよした方が良い。 心の問題とは、だいたいが心臓、脳、ホルモンバランスの問題である。これを、時間配分や付き合う人、住む場所を変えることで、どんどん変化させていくしかない。
2011-10-28 04:22:09とくに、勉強を教えて、立場をおもいきり良くしてもらうと、自分に張られたレッテルは社会不適合者からエリートになるわけで、こういうことはどんどんやらねばならない。
2011-10-28 04:22:27