段丘は高いほど古い

・日本の土地が常に隆起しているからだ。(ただし平野は沈降している。) ・地層と地形は別物であることを、しっかりと肝に銘じてから読み進んでください。
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Ryusuke IMURA @tigers_1964

最初のうちは高位にある段丘のほうが古いっていうのが感覚的に理解できなくて先輩たちに「バーカ」って言われていた。 でも、それがわかった時、何かがはじけた。地質と地理の両方にいたから今がある。どちらにも大変感謝しています。@hayakawayukio: @kuri_kitchen

2011-10-28 09:16:35
早川由紀夫 @HayakawaYukio

段丘は高いほど古いと知っている地質学者は日本に30人くらいしかいないだろう。地球物理学者は3人くらいか。物理学者で知ってるのは0人だろう。

2011-10-28 09:20:56
Ryuma Hori @HoryuM

@HayakawaYukio 小学生時代に小学館の図鑑で読んで知っていました。

2011-10-28 09:22:39
早川由紀夫 @HayakawaYukio

地形学を志した学生なら全員知ってることだ。段丘が古ければ古いほど高いこと。

2011-10-28 09:25:54
kaoru_1 @kaoru_1

高校の授業でやったような?あ、でも、表土は新しいよね。それに隆起とか地殻変動も関係するよね。地域差あり RT HayakawaYukio: 段丘は高いほど古いと知っている地質学者は日本に30人くらいしかいないだろう。地球物理学者は3人くらいか。物理学者で知ってるのは0人だろう。

2011-10-28 09:26:24
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「わけ」も知ってますか?RT @horyum: 小学生時代に小学館の図鑑で読んで知っていました。

2011-10-28 09:27:00
早川由紀夫 @HayakawaYukio

地層は下ほど古い。これは直感で理解できる。地層累重の法則という。まあ地質学における公理みたいなもんだ。いっぽう、段丘は高いほど古い。これは直感では理解できない。井村先生はこれが理解できたとき「何かがはじけた」そうだ。 http://t.co/gf7Ip3u7

2011-10-28 09:30:35
Ryusuke IMURA @tigers_1964

地理学教室に行く前から知識としてはもちろん知っていました。が、野外で段丘を見て「パッ」と見てイメージできなかった。大変悔しかった。

2011-10-28 09:31:04
Ryuma Hori @HoryuM

@HayakawaYukio 海岸、河岸共に主に浸食と隆起の繰り返しによるものではありませんでしたか。

2011-10-28 09:31:31
kaoru_1 @kaoru_1

山間部にある河川の浸食作用によって段丘ができる。年月を経ると、河川の浸食作用により、どんどん谷が深くなっていく。深くなるほどに、下に新しく削られていく。それが、段丘のでき方。だから、上ほど土地は古く、下に行くほどに新しい。

2011-10-28 09:33:50
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「浸食と隆起の繰り返し」でなぜそうなるのか内容を説明してみてください。RT @horyum: 海岸、河岸共に主に浸食と隆起の繰り返しによるものではありませんでしたか。

2011-10-28 09:37:48
kegasa @kegasa2007

@HayakawaYukio: 段丘は高いほど古いと知っている地質学者は日本に30人くらいしかいないだろう。地球物理学者は3人くらいか。物理学者で知ってるのは0人だろう。” サラリーマンの私にも初耳です! 素人でも理解出来そうな資料/書籍があるなら教えて下さい!

2011-10-28 09:37:48
早川由紀夫 @HayakawaYukio

扱う題材だけを掲げて終わりにするひとと終わりにする状況が多い。内容を具体的にきちんと説明するのをしない。たぶん、わかってないからできないのだろう。わかっていれば、短文で要領よく説明できるはずだ。

2011-10-28 09:39:55
kaoru_1 @kaoru_1

でもなんで、早川先生こんなのツイートしだしたんだろう?あ、学生とのやり取りかな。火山学者とはいえ、大学教授だからなあ。講義中。

2011-10-28 09:40:47
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「終わりにする状況」というのは、具体的には授業指導案。いま教育実習の季節。学生が書いた指導案や学校教諭の書いた指導案をよく見る。ほとんどがそれだ。たとえば「光の屈折について説明する」とだけ書いてあって、光の屈折がどうなってるかの説明すべき内容が書いてない。

2011-10-28 09:41:48
早川由紀夫 @HayakawaYukio

説明すべき具体的内容が書いてない指導案しか書けないひとは、授業の教壇に立っても内容を説明できるはずがない。「光の屈折の仕方が教科書に書いてあるから読んで理解してね」あたりで終わるのが常。

2011-10-28 09:43:05
Ryuma Hori @HoryuM

@HayakawaYukio 浸食される→平らな棚が出来て浸食のスピートが下がる→隆起する→また浸食が強くなる。でしょうか。

2011-10-28 09:43:06
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@horyum それじゃ、わかってるかわかってないか判定できないです。わかってないみたいです。

2011-10-28 09:44:51
kaoru_1 @kaoru_1

@nkym_masashi いえす!その通り!これの海岸版が海岸段丘。早川先生がこれについてツイートしてたから、ふと思い出したので書いてみた~^^

2011-10-28 09:45:54
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kegasa2007 貝塚爽平、杉村新。このあたりの本を読んでください。40年くらい前の話です。

2011-10-28 09:45:59
kaoru_1 @kaoru_1

@nkym_masashi 確かに、表層を問題にしてるんであれば、そうですが。ある程度深くなると、その地域の地質によると思いますよ~。地域差大です。ちなみに、関東平野は全体的に新しい海底隆起地層ですので、一概に当てはまると思います。山間部は地層によりますね。多分。

2011-10-28 09:48:13
早川由紀夫 @HayakawaYukio

↓ もしそうだったら、谷はどんどん深くなって、しまいには地球の中心まで届いてしまうね。

2011-10-28 09:54:37
ヘタロー @hetaro808

河岸段丘なら、隆起と侵食と堆積と習ったな。  RT @HayakawaYukio ↓ もしそうだったら、谷はどんどん深くなって、しまいには地球の中心まで届いてしまうね。

2011-10-28 09:59:40
Ryusuke IMURA @tigers_1964

とりわけ、段丘構成層を見たときに???となった。レキ層の間に挟まるテフラを見て「何でやねん」と。立体的に全くイメージできなかった。イメージできるようになったら、ヒストリーが見えた。

2011-10-28 10:00:19
kaoru_1 @kaoru_1

@HayakawaYukio 通常の浸食作用と河川氾濫時の堆積作用(+広範囲の浸食作用)によって、段丘ができて行くんだと思います。まあ、同時に地震や地殻変動などによる地面の隆起もある得るかと。

2011-10-28 10:01:21
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