「月明かりのひとよ」自作解題
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2011-11-05 13:56:19月明かりのひとよ の 着想は たしか 生きろPさんのツイートの中にこの曲面白いね というのがあって リンクをクリックすると 吹奏楽で伊福部昭という作曲家の曲が流れていたのです。 たしか、交響譚詩という曲だった気がする。 ここに始まります。
2011-11-05 15:06:35伊福部は ゴジラの音楽の作った人なんだけど 彼の作る曲はすべからくあんな感じで 自分は 伊福部の音楽に若い頃 没頭していた頃があったな という記憶が蘇りました。
2011-11-05 15:08:55んで、伊福部は自分の作品のルーツについて アイヌ音楽がそのベースにある と 言っていて(伊福部は、たしか大正生まれで北海道出身だった気がする) たまくんは そういえば アイヌの音楽って聴いたことないな と 思ったのです。
2011-11-05 15:10:51そこは現代の文明の利器?! YouTubeが解決してくれて 検索すると アイヌの音楽がいろいろ出てきて、これはまた日本の伝統音楽とはなにか違うなー とか思ったり。 (でも伊福部の音楽とも全然違うんだけどww)
2011-11-05 15:12:23アイヌの音楽は、一オクターブが5音で構成されるペンタトニックという世界各地によくある音階なんだけども、日本の民謡と違って、アーフタクトの曲が多いのと、2/4拍子×3とかで1楽節が構成される曲が多い。 んで このエッセンスが ヤレワセナの部分になってます。
2011-11-05 15:15:16んで 伊福部繋がりで 彼のたしかバレエ音楽だったと思うのだけど 日本の太鼓 ジャコモコジャンコ ってのがあって これは 東北地方の 鹿踊り(と書いてシシオドリと読む)に着想を得たものらしく 鹿踊りは一度 生で聞いたことあったので これも ようつべで じっくり鑑賞して
2011-11-05 15:17:13鹿踊りってのは 腹に太鼓を担いで叩きながら踊るっていうもので どうやら このスタイルの踊りというのは 東方地方に広がっていて さんさ踊り ってのもそのスタイル。 動画の絵の右側のミクちゃんがソレ。
2011-11-05 15:20:51んでね このリズムがすげえええええ というか 何十回か聞いたんだけども 何拍子なのか わからないwwww で 仕方ないので これを採譜したものはないのかと ぐぐって出てきたPDFが さんさ踊りのものだった。
2011-11-05 15:22:38譜面みてもぴんとこなかったので そのリズムを DAWで 入力して聞いてみて あら不思議。 やっぱし面白い。 2/4がベースになってるんだけども たまに3/4拍子が混ざる んでもって ポリリズムぽくもある
2011-11-05 15:24:16実はその採譜されたリズムパターンは そのまま ドラムパターンとして採用してしまった。(完全にパクリです!wwww) 一緒に踊りましょ と ミクが いうあたりの部分。 太鼓を叩く音→バスドラム 太鼓のふちを叩く音→スネア バチをうつ音→ハイハット
2011-11-05 15:28:10そうすっと ドラムンベースみたいな リズムパターンになって でも ドラムンベースとはまた違うなにかがあって 面白いなー と 思いました。
2011-11-05 15:29:14ほんとは 東北・アイヌ限定でいろいろ曲をまとめたかったんだけど・・ なぜか、八木節が頭の中を流れてきて 群馬県まで南下。 八木節は 今宵は祭りの夜よー と 唄うあたり。 このリズムは単調な繰り返しなんだけど熱い。 んで なし崩しで 琉球まで南下してしまって どーしてこーなった・・
2011-11-05 15:34:22私 横浜に住んでて地元でお祭りもあるんだけど 地方のお祭りみると 全然違うんだよね。 そこらのにーちゃんが 活き活きと 太鼓叩いたり ねーちゃんが活き活きと踊ってたりする。 そして、そこにはそれに見合う魅力的なリズムがある。 世代を超えて伝えられていくものがね
2011-11-05 15:38:26@tamachangchan メロディーのアウフタクトとか6/4とかが洋楽的/プログレ的かと思って聴いてたんですが、伊福部やアイヌ音楽からの着想だったんですね。興味深いです。組み合わせの妙ですね~。
2011-11-05 15:47:07@ja_bra_af_cu 一応、変拍子は禁止することにしてあるんで、あの曲は終始2/4拍子ですね。 鹿踊りは5/4、7/4あたりも混ざってくるし、3連符さえでてくる。これは正直分析しきれなかったので今回は繁栄されてません><
2011-11-05 15:50:29@ja_bra_af_cu インドインダスも サビのとこが 4/4×3×2 という変則的な塊になってるので なんか無駄に頭にこびりつくのかもしれんですね。 無駄に印象づけさせたいときはよくこの手口は使いますが、インドインダスは詩がアレだったのでそのまま突っ走っただけですが・・。
2011-11-05 15:52:12@tamachangchan すると後半などは2/4×3なんですね。/「あんたがたどこさ」が有名ですが、言葉数でくぎられたりするから民謡は変拍子になってるのがあるんですよね。鹿踊り今度聴いてみます。
2011-11-05 15:56:25@tamachangchan インドインダスはたしかにインパクト大きいとおもって聴いてました。あれが区切り方の手法として意識されてるとは。
2011-11-05 16:01:10@ja_bra_af_cu 言葉で区切られるからってのはあるんでしょうねえ。たしか、炭坑節も変な拍子が混ざる。
2011-11-05 16:01:28