「押井守はいかにすごいのか」を語った希有馬氏が語る「押井守はいかにくだらないか」というお話が語る「押井守はいかにくだらないか」というお話
これから押井守の話をします。長くなります。フォロー外すなら今です。つうか俺が押井守語るとホントウザいので、外した方がいいと思います。マジで。と、いうと、また根拠ない賞賛すんのかと思われるかもしれませんが、今回するのは「押井守はいかにくだらないか」という話です。
2011-11-07 01:13:47まず、私、昔「押井守はいかにすごいのか」ロフトプラスワンで朝まで語り、その後肺炎で入院したことがあります。その私が語る「押井守はいかにくだらないか」というお話です。
2011-11-07 01:14:42まず、押井守はたいして才能のないつまらない映画監督であると『仮定』してください。無論、狂的ファンである私自身、これに異論を唱えまくりたいところですが、あえてそう『仮定』するのです。
2011-11-07 01:15:25例えば、スカイクロラにおいて、押井守は事前のインタビューでこう言い続けました。「これは私が初めて若者に対して何か伝えたくて作った作品である。」ですが、まぁ、見た人は知ってるとは思いますが、何の事はない『いつものヤツ』です。今までと何の違いもない。普通の押井映画です
2011-11-07 01:16:23ごめん。文脈わかんないけど、その劇場版てのが『ビューティフルドリーマー』のことなら映画が好きな人にむけて作ってた。 RT @masyuuki: (『うる星やつら』の劇場版とか誰に向けて作ってたのかな…)
2011-11-07 01:46:59@Ito_Kazunori 押井さんが『スカイ・クロラ』を「初めて若い人に向けて作った」とコメントしてた、という話から始まっているのです。
2011-11-07 01:49:37つまるところ作品を作る手掛りってそこにしかないとは言えるけど。 RT @Ito_Kazunori: もっと言うなら、自分らがおもしろいと思うものを作ってた。これは「うる星」に限らずだけど。
2011-11-07 01:54:16@masyuuki うん。自分がおもしろいと思うものが、いつか自分だけがおもしろいと思うものにならないように、と。自戒を込めて。
2011-11-07 01:58:29スカイクロラは中毒者である私には興奮MAXなブツですが、押井守に特別な思い入れのない方は「ツマらない」もしかしたら「騙された!」とまで思うかもしれません。
2011-11-07 01:17:39そりゃ、そうです。「私が初めて若者に…」とか言ってて、いつものヤツなわけですから、詐欺です。100%騙されてます。
2011-11-07 01:18:23しかし、ここでジョジョのお父さんのように「逆に考えてみる」のです。詐欺にかける側に立って考えて見るのです。
2011-11-07 01:20:02押井守であるあなたは才能がなく、何を撮っても同じ映画になってしまう。つまらない映画しか撮れない無能監督。じゃあ、どうするか。押井守たるあなたは映画によって何を実現しなければならないのか。
2011-11-07 01:20:58『次の映画が撮れたら俺の勝利』これは私の創作ではありません。押井守自身が著書で(さすがに、そのものズバリではないものの)書いてるのです。
2011-11-07 01:23:33だから、彼は勝敗論で「俺は常勝の監督である」と語っているのです。これは嘘ではありません。押井守は未だに新作の予定があります。彼は勝ち続けているのです! 常勝なのです!
2011-11-07 01:24:29彼ほどよく語る監督はいません。あきれ返るほどたくさんの言葉を連ねます。そして物凄い上手いのです。何が上手いのか。「次の作品」に期待させるのが上手いのです。
2011-11-07 01:27:31冗談ではなく。アニメ関係者はもっと彼のこの『能力』『技術』に関して研究していいと思います。それぐらい、毎回見事な詐術です。その手際はまるで彼の作品『立喰い師』の手腕を彷彿とさせます。
2011-11-07 01:28:14なぜ、それが可能なのか? 彼はその『勝利』の獲得に関して、実に真摯なのです。毎日その事だけを考えているのです。常に貪欲にその機会を狙っているのです。
2011-11-07 01:28:59そんな馬鹿なことに心砕き続ける監督なんかいません。だから彼は業界のどんな演出家も怖くないと言ってるのです。
2011-11-07 01:29:36無論、言い訳ばかりする演出家や監督はいます。押井守がそういう有象無象と一線を引くのは、「そのことに自覚的である」ことです。彼は自覚して嘘をついているのです。だからその事を本に書けるのです。
2011-11-07 01:30:28