魔王×勇者は第二の「嫌韓流」か
- crowserpent
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魔王勇者、高貴な野蛮人たる魔王が近代的な学知を背景にしているという、それはなにか間違ってないか? な序盤が辛くて読みすすめられないんですが、どこまで行くと面白くなりますか?
2010-05-12 03:28:54近代的な学知のオルタナティブを高貴な野蛮人に見出すのはオリエンタリズムであって批判されるべきだが、近代的な学知そのものを高貴な野蛮人に見出すのは近代的な学知に対する盲目的な信頼、野蛮なる異文化の独自の価値を結局は否定する行為じゃないのか。
2010-05-12 03:32:36ごぜえますだな村人が学士様の新たな教えをありがたがるようなファンタジーをですね、今更受け入れちゃなんねえぞ、とそう教えられて育ったわけです。
2010-05-13 01:27:24俺がこの前書いた何かの原稿がですね、ちょうどこうゆうものをdisる内容だったわけです。「こういう現実の歴史的事件の粗雑なパロディってJファンタジーって感じするよね……。時間的スケールの曖昧さも含めて!」とか書いてるな。なんの原稿かはお楽しみに。 #maoyu
2010-05-13 08:49:16うーん、十字軍の暴虐とか今更描かれても、とか、なんだろうな、小中学生は知らないんだからいいんだよ、ということなんだろうなあ。
2010-05-13 09:10:47作品を通じて政治的に人を色分けするのが好きな人と、その政治性向をくさしたいだけの動機を隠して考証の拙さの批判をしている人と、二回回転行列をかけてるせいで、もうベクトルが元の作品にまるで向かってないじゃんかとか。
2010-05-13 22:21:27で、そんなんばっか読んでたら、そりゃ元の作品への欲求はまるで刺激されないから(これは俺もそう)、「読まなくてもよさそう」なんて感じちゃうのは当たり前で、それはその作品の責任じゃないだろう別に。
2010-05-13 22:22:16福田恆存の「老人と海」の解説読んだ時みたいな気分の悪さ。お前作品の話そっちのけでお前の思想の話しとるだけやないかとか。いやこんな有名な作品の解説なんてする必要ねえよってことなのかもしれんけど。
2010-05-13 22:28:43@NaokiTakahashi 政治的なリトマス試験紙みたいな作品に触れればそりゃ語る人も赤くなったり青くなったりするのは当たり前だと思います<まおゆう ちょっと読めばわかりますが、そういう作品です。
2010-05-13 23:12:39@NaokiTakahashi いや、ブツは[ http://maouyusya2828.web.fc2.com/index.html ]ネットに転がっているわけです。
2010-05-13 23:18:10うん、とりあえずFF11のほうが。ヒューマニズム風に書いてある分余計にすごい。マムージャとか、俺これを読んだ後も、定期的にせめてくる連中を経験値と戦績のために殺し続けなきゃいけないのと。わかり合える可能性ないんだもの、サービス続く限りw 殺したくないけどペ斧欲しいものw物欲。
2010-05-13 23:33:47こういう想像力を取り込んだ上で、システムの都合で踏みにじらせる勇気が、まあFF11のすごいところで、「火車の灰」とか、あれはまさに彼らの仕事なんだよ。俺はそのピュアな毒っぷりが好きだ。
2010-05-13 23:38:03で、そういうふうに考えていったら、FFシリーズもそうだけど、ファンタジーRPGのシナリオなんて精読したら倫理的にアウトなのばっかりだと思うけどね。FF12なんかも踏み越えてたね。神への挑戦とか神話から歴史へとかの壮大なセカイ系テーマと、侵略帝国への抵抗というテーマのねじれ。
2010-05-13 23:40:18あれはある種の悪意がなきゃ書けないシナリオだし、別にその悪意が何か社会的批評性を持っているというもんでもないし、面白いシナリオだったとは思う。FF12。
2010-05-13 23:41:31悪の皇帝が自由と平等を歌い、人々を神の作ったシナリオから解放しようとする話だよFF12っtて。その程度にねじれたもんが普通に売れてる時代に、このくらいのものに政治的に目くじら立てるのはどうかと。
2010-05-13 23:43:57