農業と放射性物質汚染 (早川先生の件)

http://togetter.com/li/224942 から、、、補足 派生した議論  「介入レベル等について」 http://togetter.com/li/225673
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リーフレイン @leaf_parsley

http://t.co/P4FcEnnK HAYAKAWA先生関連のまとめに、コメントが参照されていたのですが、どうも意図がずれてしまっているのでちょっと補足します。 当日のツイートはツイログにしてあります。http://t.co/JjmOT9x8

2011-12-09 08:02:03
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley まず、自分は農家ですが、福島の農家ではありません。愛知県の静岡県境に居住しています。結果的には初期ブルームの西の境目にあたるんですが、3月4月はそれも分からなくて困っていました。

2011-12-09 08:04:04
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 米の作付けというのは、ツイログでも触れていましたが、打ちの場合は4月5月に苗を育てます。籾から始めますと、3月後半に撒く場合もあります。この時期は地域と品種によって異なります。田植えの1ヵ月半前ぐらいと思ってください。

2011-12-09 08:06:21
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 放射性降下物が多かった地域では、この4月の段階で相当悩まれたはずです。作付けをしていいかどうか?ですね。種もみというのは、撒いてしまえばおしまいなんです。基本は1年分を残しておくだけです。

2011-12-09 08:07:59
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 4月の段階で、食品基準はどうだったか?というと、年間5ミリ㏜のセシウムの摂取までokが出ていたのをご存じかと思います

2011-12-09 08:10:40
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 5000ベクレルの田んぼんまで作付けokの指標がでたとき、あたしがやった計算は、移行係数をかけることでした。

2011-12-09 08:11:16
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 日本土壌学会のhpです。 http://t.co/6UKCtXJj 震災直後から、日本土壌学会は詳細な検討を速くからあげてくださっていました。

2011-12-09 08:12:16
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ☆土壌から白米への移行係数(白米1 kg当たりの放射能濃度/土壌1 kg当たりの放射能濃度の比)は0.00021~0.012で、土壌中のK濃度が高いほどCs-137の作物への移行が少ない傾向にあるとの報告もある

2011-12-09 08:12:42
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ☆作物に吸収されたCs総量のうち玄米に移行した割合は12~20%(津村ら1984)である。糠部分で白米より高い濃度にあることが知られており(Tsukadaら, 2002b)、白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い(駒村ら, 2006)

2011-12-09 08:13:00
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ☆可食部へのCsの移行が少ない場合であっても、稲ワラ等の非可食部の処理をどうするかは重要な問題である。例えば、イネの場合、白米とそれ以外の部位のCs存在比率は7 : 93との報告がある(Tsukadaら, 2002b)。

2011-12-09 08:13:17
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 非可食部の家畜への給与、堆肥化、鋤込み、焼却等の処理により再び放射性Csが食物連鎖を通じて畜産品に移行し、あるいは農地に還元される等の可能性がある。第一義的には放射性Csの吸収抑制対策の確立が重要であるが、非可食部の処理についても考えておく必要がある

2011-12-09 08:13:39
リーフレイン @leaf_parsley

土壌→ 0.2%から12%が稲へ → そのうちの12%~20%が玄米 → そのうち20%~30%が白米

2011-12-09 08:14:05
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley もとの土壌のセシウム値をAとおくと、  可食部に移動する量= A×0.002×0.12×0.2~ A×0.12×0.2×0.3               = A×0.000048~A×0.0072  多くても0.72%の移動です。

2011-12-09 08:14:23
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 結論としては、年間5ミリ㏜まで可食ならば、土壌中5000ベクレルの田んぼならばまず食べられる米がとれると、その時は思いました。

2011-12-09 08:15:54
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 問題は、暫定基準値の「年間5ミリ」まで本当に可能なのか?という点でした。

2011-12-09 08:17:11
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 早川先生との議論で、徹底的にかみ合わなかった、というか論点がおかしかったのは、「いくつまで人間は食べられるのか?」という点が明確になっていないことで、、、

2011-12-09 08:18:15
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 田植えの段階では、「年間5ミリ」までは絶対大丈夫という前提が走っていたと思います。

2011-12-09 08:19:09
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 本当に「年間5ミリ」でいいのか?という点についてはalaraの基本概念からすれば、あきらかにダメなので、じゃあ現実的にどこまで?というのを探さないといけないんですが

2011-12-09 08:29:28
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley非常に難しいです。だけど ここを明確にしないと、農家はどうしていいのかわかりません。

2011-12-09 08:30:31
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 早川先生は、「わからないのだから最小を見積もれ」といわれるわけですが、それを言ってしまったら廃業しか結論はないんです。外部被曝値以前に、生活の手段が成立しません。 耕作が可能なのかどうか?もうちょっと精度の高い指針が欲しいというのが本音です。。

2011-12-09 08:33:25
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley 内部被曝の害については、諸説乱れ飛んでいて、「ミステリー」「ブラックボックス」とかいわれちゃうんですが、、、http://t.co/MLgY9TaW

2011-12-09 08:35:01
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley ECの今年の10月の調査をみると、チェルノブイリフォーラムでの時点よりも、多少被害がありそうだ(まだ未検証)というのが読み取れます。 http://t.co/jzcN2sdN

2011-12-09 08:38:10
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  ここにあげられた論文群は、実は結構前からweb上にあがっています。自分もいくつかを読んでみました。しかしながら、食品安全委員会での調査の中には入れられてはいなかったんです。

2011-12-09 08:41:12
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley  早川先生のご意見そのものは、津波が来ていることを知らない我々に「津波がくるぞーーー」とアナウンスしていただけなんだと、自分は思います。 ではその津波はどのぐらいの高さなのか?(内部被曝の害ですね)を 早急に検証してほしいというのが切なる願いです。

2011-12-09 08:43:26
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley そういう意味で、低量被曝のWGの状況は、農家であるあたしにとっても非常に残念なものでした。 あの会議が残念だったということで始まったアジテーションが、こういう結果に結びつくのは自分としても本意ではないです。

2011-12-09 08:45:08
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