給食の丸ごと検査と内部被曝の相場観について
- kotoetomomioto
- 10167
- 44
- 9
- 3
空間線量率(外部被ばく)については,測定も報道も多数あって,いわば「相場観」が出来た.一方,内部被ばくについては,全く「相場観」が形成されていないのが問題.「日常食」による内部被ばくの実態をどんどん測定して公開するべきだ.給食丸ごと検査は,相場観の形成に有効な手段.
2011-12-12 22:42:25どの様な相場感を想定しているか判りませんが学校や子どもは処分場でも被験者でもないのですから給食では無く、別の何かで始めたら如何でしょうか?@hayano 「日常食」による内部被ばくの実態をどんどん測定して公開するべきだ.給食丸ごと検査は,相場観の形成に有効な手段.
2011-12-12 23:05:16限られた台数の測定器で,最も大勢の食事の測定ができるのが,給食センターです. @study2007: どの様な相場感を想定しているか判りませんが学校や子どもは処分場でも被験者でもないのですから給食では無く、別の何かで始めたら如何でしょうか?
2011-12-12 23:07:37多数を混ぜる事で感度が落ち汚染食材の抜け穴になる事を懸念します。汚染地域産品の測定を諦める事で検体を減らし、安全と思われる地域の抜き打ち検査の方が有益と考えます@hayano 限られた台数の測定器で最も大勢の食事の測定ができるのが給食センター@study2007: 給食では無く
2011-12-12 23:37:46「混ぜて薄める」という考え方は給食だけでなく、様々な放射性廃棄物の処理方式として典型的ですので、「相場観」の背景と合わせ真面目に考えてみました。
「評価」でなく「相場」という表現には「取引き」や「損得」などの利害を伴った意味も含まれ、今回の事故の規模では政治的な意図も介在する。また「相場を形成する事の必要性」は「本来避けられる食材も可能な限り使用する」事が目的になると考えられる。
2011-12-13 13:58:52ただし「相場」は立場や社会状況により変化するし、ばらつきが生じる。個人の相場観にはここでは触れず、先ず「公正な相場」を形成、維持するために必要と思われる「評価」を例示してみる。
2011-12-13 14:02:17「評価」の例①「何Bq/kgもしくは何Sv/hの土地や海水から何Bq/kgの作物、海産物がとれるか?」→事故以前の水準とそうでない境界を知ることが最優先。被験者無しでやれる調査。給食本来の趣旨から考えれば「100%事故以前地域」が当然。
2011-12-13 15:43:00①-2:今は「事故以前より桁違いに高いもの」と「本来食べるべきでないもの」を中心に測り測定資源を失っている。また外部被曝が多い住民に優先して遠隔産地の食材を供給する事が本来必要な「対策」のはず。
2011-12-13 15:43:24「評価」の例②「何Bq以下を何人の児童に何年食べさせると何%の割合で健康障害が発生するか?またはしないか?」→感度の高い被験者を大量に投入できる「給食」「まるごと」は最適な手法。
2011-12-13 15:44:13「評価」の例③「何Bqの食材を何kg以内までなら闇鍋検査をスルーできるか?または抜きうち検査の恐れがある市場に出荷するより[安心、安全]か?」→相対的に検査の緩い給食に集中する恐れがある。ペナルティも不明確。
2011-12-13 15:51:13つまり汚染地域の地元産給食は、本来行わなくても済むはずの(行うべきでない)「オッズもレートも分からない不公正な取引き」であり、少し大げさに言えば今年から参加する児童はその命と引き換えに何年、何十年か後の「相場観」を作る役割りを政治的に担わされる事になる。
2011-12-13 16:00:00給食に関しては、あくまでも汚染食材の排除が第一優先であるが、それが出来ずあえて拡散させたが故に「感度の悪いまるごと調査」や「そもそも追いつかないサンプル調査」にコストと労力が割かれ「評価①」の調査が遅れるのはむしろ二重の意味で誤った方針と言える。
2011-12-13 16:34:50仮に、今年か来年、何らかの調査や宣伝により社会的なコンセンサス(相場観)の様なものが得られたとしても、結局それは「風評的に誘導可能な最大限度の被曝量」を強要するツールになるだけの話に過ぎない。
2011-12-13 16:10:35給食は校長先生に言っても森ゆうこ副大臣に陳情しても何も変わらない。ただ「食べない」という以外に対策は無い。「測定」なら学者が貢献出来ることもある。が、「混ぜて薄める」のは運用である。感度の低い相場観を形成し「食べずに済んだはず」の児童をまきこむ事だけは避けるべきと考える。以上。
2011-12-13 17:08:45