良いレポートとは、何か?

良いレポートとは、課題を出した教員(上司)が「出したことで提出者が成長したな(変わったな)」と思えるようなものであること。
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沼崎一郎 @Ichy_Numa

良いレポートのは、最後に「このレポートに取り組んだからこそ得られた」著者なりの発見が書いてあること。そのことを伝える秘訣は、書き出しの三行以内に、自分なりの発見を最後に書くと予告すること。

2011-12-21 14:51:06
沼崎一郎 @Ichy_Numa

レポートの課題は、それを「こなすだけ」では不十分。課題を出す教員のほうは、課題に取り組む中で「何か」を見つけて欲しいと思っている。課題をやってみた結果、「こを見つけた」と書いてあれば、教員のほうも課題の「出し甲斐」があったと満足する。

2011-12-21 14:54:23
沼崎一郎 @Ichy_Numa

レポートでは、授業で取り上げた本や資料を必ず引用せよ。「教えた甲斐があった」と教員が思えるように。そして、できれば、教員が知らない決して読まない本や資料をも引用し、「水平思考」(=教員が考えもしない比較に基づく考察)を展開すべし。そうすれば、感心して読んでもらえる

2011-12-21 14:56:59
沼崎一郎 @Ichy_Numa

大学教員は、「答え」を求めて問題を出すことはしない。「考えること」を求めて問題を出す。「考えた」ことを見せるには、2つのやり方がある。1つは、出された問題から「新たな問い」を見つけ出すこと。もう1つは、「問題の成り立つ前提を問い返す」こと。

2011-12-21 15:00:54
沼崎一郎 @Ichy_Numa

「解けばよい」だけなら、それは「練習問題」であって、「問題」ではない。

2011-12-21 15:02:04
沼崎一郎 @Ichy_Numa

「考える」とは、「問い方」を変えてみることであり、そのための方策を探すことである。

2011-12-21 15:05:08
沼崎一郎 @Ichy_Numa

考えない」人は、いつも同じ「問い方」をするので、決まって同じ答えしか出ない。

2011-12-21 15:05:46
沼崎一郎 @Ichy_Numa

昔々、40歳年上の伯父は、天地真理が出てくると、決まって「若者向けの歌だね」と言っていた。あの頃の伯父の年齢をとっくに越えてしまった私は、AKBを見ると、決まって「バカモノ向けの歌だね」と思ってしまうようになった。

2011-12-21 15:10:59
沼崎一郎 @Ichy_Numa

しかし、知識もなしに「考える」ことは不可能なのだよ。知識は多ければ多いほど良い。どんな勉強も決して無駄にはならない。あの勉強は無駄だったと思うときは、自分は「考えてない」のだと知るべし。

2011-12-21 15:14:13
沼崎一郎 @Ichy_Numa

「学びて思わざれば・・・、思いて学ばざれば・・・」というのは、孔子様の昔から変わらない。

2011-12-21 15:16:59
沼崎一郎 @Ichy_Numa

しかし、結局のところ、「考える」ことは「無駄」であるwww。その無駄を最大限に楽しむところが、文学部。

2011-12-21 15:19:26