大学研究家山内太地によるフランス高等教育事情の紹介と、それに対するnaokimedからの批判と訂正
- Leonidas0727
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フランスの大学は、「失業者のモラトリアムのための大学」という側面があるそうだが、日本にとっても他人事ではあるまい。
2011-12-27 07:21:10ピエール・ブルデューは、高等教育制度は「エリートの再生産」に大いに貢献したと主張した。子供は社会のなかで自分の親が占めていた地位を受け継いでいく、と言うのだ。これに対してレイモン・ブドンは、高等教育制度が社会的動員の要因になっていると主張した。
2011-12-27 07:45:05Teach for Japan(http://t.co/7BaxQVo2)にとって、追い風になる主張。RT @jun24kawa 臨時採用者であっても、教育委員会が教壇に立たせると判断したならば、教えられる人と判断しはず。なれば、採用試験は免除すべきだと思う。
2011-12-27 07:47:57フランスでは、国内総生産の1.3パーセントにあたる予算が高等教育に配分されている。
2011-12-27 07:51:27フランスでは、国家が公認している高等商業学校のような公益法人に対して、地域の商工会議所が出資したり助成をしている。
2011-12-27 07:52:54高等教育にかかる費用の大部分を国家が負担することによって、学生が払う学費を低く抑えることができ、「学生生活にかかる費用の一部または全体を補償する」という強力な学生支援政策をとることができる。……と、フランスでは考えられている。
2011-12-27 07:54:27「財力が欠けているという理由で学生の専攻分野の選択が条件づけられたり、処罰されたりすることのないよう、あらゆることをしなければならない。それは道徳的かつ政治的な至上命令であり、同時に、公共政策の有効性の問題でもある」ローラン・ヴォキエ
2011-12-27 07:57:01フランスでは、家賃が定額に抑えられている「大学都市」に、倹しい家庭出身の学生の入居が優先的に許可されるほか、一定額以下の収入の者には、国から住居費用のお金が支給される。
2011-12-27 08:00:55パリ政治学院は、家族の収入に応じて学生の登録料(学費)を変動させている。ときには学生が登録料を免除された上に奨学金の支給を受けるということも生じる。
2011-12-27 08:04:51フランスでは一般に、博士論文準備中の学生は、博士論文の執筆中に報酬を得ることができる。それは国、地域圏、企業からの支給であったり、また中等教育機関(中・高等学校など)で教員として働けるケースもある。いずれにしても、博士論文準備中の学生は支援を受けられるという原則が確立している。
2011-12-27 08:09:43「大学はまた、フランス社会の新たな要求にも応える教育を行わなければなりません。それはとりわけ職業教育課程を発展させることを通じてです」http://t.co/6KGh3nNA
2011-12-27 08:18:12