日本人は、自らの手で過ちを犯し、自らの国土を汚し自らの生活を破壊しています。私たちが一貫して求めてきた平和で豊かな社会は、何によって損なわれ、歪められてしまったのか?・・・答えは簡単、「効率」です。
原子力発電に危惧を抱く人々に対しては脅しが向けられ、原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきました。電力会社は膨大な金を宣伝費としてばらまきメディアを買収し、原発はどこまでも安全だという幻想を国民に植えつけてきました。
しかし原子力発電を推進する人々の主張した「現実を見なさい」という現実とは、じつは現実でもなんでもなく、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかったのです。それを彼らは「現実」という言葉に置きかえ、論理をすり替えていたのです。
私たちは技術力を総動員し、叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求するべきなのです。夢を見ることを恐れてはなりません。理想を抱くことを恐れてもなりません。
私たちは、力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」になるのです。
※2011年6月9日、スペインのバルセロナで行われた国際的な「カタルーニャ賞」授賞式のスピーチ。特に、東京電力の原発事故について触れている部分を抜粋しました。
全文はここです
http://j.mp/v9CBMc
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by francisco_bot