死の害の形而上学(2)

is @iklog

帰宅。帰りしなに変な例を思いついた。

is @iklog

慈悲深い泥棒：いかなる人にも害を与えたくないと考えている泥棒がいる。この強盗は、自分に金を盗まれたことに被害者が気づいて害を被ることがないように、被害者がを眠っているうちに殺す。さらに、その死に気づいて悲しむ人が出ないように、その人を知っている人をすべて殺す。

is @iklog

結果として、彼がしたことによって害を被ったと感じる人はいない。この強盗は、自分の行為によって害されている人はいないと結論する。

is @iklog

慈悲深い警部：警部は、犯罪多発地帯で多くの人が暴力や盗みの害を被っていることを嘆いている。警部はその地帯の人々が知らぬ間に脳をいじり認識能力を下げることで、自分が何をされているか気づかなくさせる。その結果、警部はこの地帯で害される人がいなくなったことを喜ぶ。

江口某 @eguchi1965

被害なき名誉毀損: ある男は死んだ人間の侮辱するのが大好きである。毎日夜中に一人の部屋で「〜は〜だ」とコタツにはいりながらつぶやき、死人に害を与えたつもりでいる。

江口某 @eguchi1965

遺言違反: ある人は、死に際に「我が家系の人間はぜったいにツイッタに書きこんではならん」と遺言した。その孫はツイッタで遊んでいる。

江口某 @eguchi1965

死後の幸福: みんなに嫌われていると思った男が死んだあとに、関係者が葬式に集まって故人に対する愛や敬意を語りあった。

江口某 @eguchi1965

オカズ: ある中学生が同級生を

江口某 @eguchi1965

状況のよしあしに関する経験の必要性の問題と、その主体が存在しているかどうかは別の問題にした方がよいと思う。

江口某 @eguchi1965

まあ無時間的な主体っていうか魂みたいなもんを想定するのは勝手だけど、それでなにかが解決するかどうかってのは難しい。もともともの問題にもどってみないとね。

江口某 @eguchi1965

もしかしたら吉沢先生のもとの論文があれなのかもしれない。

江口某 @eguchi1965

解決したり解消したりするべき問題なのがなんなのかわからないようになってしまった。

江口某 @eguchi1965

人の幸・不幸・福利・福祉・善・悪とかそういう話ならまた違うやりかたがあるかもしれない。

江口某 @eguchi1965

「死の形而上学」をやるときにはやっぱりなんらかの価値の話をしているんだろうと思う。

江口某 @eguchi1965

だからそっち直接やった方がなんか実りあるかもしれない（ないかもしれない）。わからん。

江口某 @eguchi1965

「遺言違反」とか「オカズ」とかもう外的選好の話だもんね。

江口某 @eguchi1965

ソーマ: 政府は人々に、実際はどうあれ幸福に感じる薬を配った。

江口某 @eguchi1965

倫理学の方がおもしろいよ。

江口某 @eguchi1965

うはは。

@mskota

今回の話に関しては、害をどう定義するかで意見が割れてしまうのは予想できたし、やむをえない面があると思う。それはそれで面白い議論ができそう。

@mskota

むしろ、この論文での立場が後出の四次元主義やマイノング主義と対抗し得ているのかどうかが気になる。おそらく論文の本来の目的のひとつであるはず。

is @iklog

一応ですが、無時間的な主体というのは魂のようなものではなくて、実際にある時点に生まれて後に死ぬ特定の個人、つまり私たちのことです。RT @eguchi1965: まあ無時間的な主体っていうか魂みたいなもんを想定するのは勝手だけど、それでなにかが解決するかどうかってのは難しい。…

江口某 @eguchi1965

@iklog もちろん。でもなんか無時間的に「存在」してるんでしょ？