「ムシニクル」という怪異とその意味について

鳥取県に伝わるという「ムシニクル」なる怪異。ちょっと興味を持ったのでメモ。 ※眠っている人に足元から登ってきて乗り、動きを封じる鼠の怪異についてはこちら「 http://togetter.com/li/244165 【妖怪】眠っている人の動きを封じる鼠について」も参照。
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※補足

アルム=バンド @Bredtn_1et

次にパターンその3。「鼠がムス(襲う)」という言い回しをされる場合。例はこれ「 http://t.co/9aBOcZJ5 鼠 | ネズミ」1つだけですが、ムスというと、「 http://t.co/bANcugD9 妖怪事典(中国・四国)」鳥取に「ムシニクル」という怪異があるらしい

2012-01-19 16:53:41
アルム=バンド @Bredtn_1et

あとは「その他」としておこう。> http://t.co/uDFbbPFd 鼠 | ネズミ / http://t.co/EG4Tixou ネズン | ネズン | 怪異・妖怪伝承データベース

2012-01-19 16:58:48

※本題

御田鍬; @mitasuki

次の語を品詞分解せよ    むしに来る | 御田鍬; #pixiv http://t.co/f74rdKhr

2012-01-22 22:19:42
御田鍬; @mitasuki

五段活用の動詞「むす」の連用形+格助詞「に」+カ行変格活用「来る」の終止形  「むす」ってどういう意味なのかはよくしらない。

2012-01-22 23:16:34
氷厘亭氷泉 @hyousen

「むしにくる」は動物別に話がありそうだから百魅缶は「すずめむし」ってので項立てしたなぁ

2012-01-22 23:23:38
アルム=バンド @Bredtn_1et

@mitasuki 怪異・伝承データベースだと鼠の中に「鼠がムス(襲う)」とするものが1つ、あと富山のネズン(鼠のこと)にも「ネズンにムサレル」という表現があり、どちらも眠っている人の足元から体の上に上ってきて金縛りにする怪異です。

2012-01-22 23:27:37

↑※上の怪異・妖怪伝承データベースの「ネズン」の元記事を参照したところ、「ネズンにムサレル」という表現が使われていました。

氷厘亭氷泉 @hyousen

手近な本には特に動物がむしにくる話はなかった。

2012-01-23 01:39:01
氷厘亭氷泉 @hyousen

「座敷の真ん中で寝ると鼠に厭われるよ!」って俗信が安房にあったけど、「おそわれる」の用字が「厭」ってことはやっぱりむしにくるのかな

2012-02-15 22:46:09
氷厘亭氷泉 @hyousen

沖縄の、眠ってるときに「セーマ」に「ウサーサッタ」(おさえられた)っ話(動けなくなる)は「むしにくる」に近い感じだね。

2012-03-23 21:05:53
氷厘亭氷泉 @hyousen

どんびき(蛙)をいじめたり殺したりすると、夜ねむってる上にのしかかってむしにくるよ!(因幡国) #たのしい俗信

2013-06-19 18:20:09
氷厘亭氷泉 @hyousen

@Bredtn_1et ねずみもございましたぞ ムシニクル

2013-06-19 19:28:02
アルム=バンド @Bredtn_1et

@hyousen 雀だけではなかったのですね。あれも「夜雀が…」と書いてあるから紛らわしい。

2013-06-19 19:29:54
アルム=バンド @Bredtn_1et

@hyousen 鳥取ですから夜雀の本場(愛媛・高知)からすれば近いようで遠いような…微妙なラインというところもなんともw

2013-06-19 19:35:29
御田鍬; @mitasuki

@Bredtn_1et 瀬戸内にもムシニクル系いくつかありました メモしてないのであれですが

2013-06-19 20:21:35
アルム=バンド @Bredtn_1et

@mitasuki ありますか…結構伝播地域広いかもしれませんね。

2013-06-19 20:23:23
御田鍬; @mitasuki

沖縄にも改めて見るとムシニクル系わりと多かった

2013-06-19 20:23:29
御田鍬; @mitasuki

ギルマナアもキジムナーもケンムンもムシニクルらしい

2013-06-19 20:27:27