毎日新聞におけるAR技術の試験導入に関する感想
話のきっかけはここから
けさの毎日の朝刊はある意味で歴史的新聞だ。AR (拡張現実)という技術を使い、専用アプリをダウンロードし、スマホやタブレットをかざすと紙面の写真が動画に変わる。ハリーポッター魔法の新聞のようだ。11面の記者の目の2枚の写真がドラマ「運命の人」予告編と被災地写真のスライドショーに。
2012-01-24 07:17:43朝日も読売も毎日の記事の反応を見ながらすぐに追随するだろう。ARはもしかすると新聞のあり方を変えるかも知れない。動画を紙面に導入できることで情報量が画期的に増える。そして、動画を見たいために紙の新聞を買うという新しい流れができるかも知れない。
2012-01-24 07:17:46どういうものなのか
毎日新聞ではすでに、昨年12月1日の時点で毎日新聞RT映画版の紙面で、AR技術を用いた展開を始めていた。
参考記事:
毎日新聞RT紙面の写真が動き出す、AR μ Alive!(Aurasma)ご利用開始
http://hp.knowledge-works.co.jp/2011/11/2000/
http://www.youtube.com/watch?v=sjOzW-W9fuo
該当記事の解説記事も本日付で掲載
記者の目:新聞の「オンライン化」を目指して=高原克行
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20120124k0000m070107000c.html
色々なツッコミ、もとい意見が
(でも新聞のAR導入は、新聞そのものの大きな切り返しには繋がらないかも。海外の事例もしかり。なぜなら、ARを使えるツールを持っている人は、わざわざ別媒体の紙の新聞を購入するより、直接読む方が合理的だと思うから。)(公式RT)
2012-01-24 10:07:28(そして何より重要なのは、ARもまた手段でしかないということ。紙媒体としての新聞の問題は、欧米はデバイスの普及がメインだけど、日本では同時に記述内容の質の低下が大きなポイント。ARを導入しても提供するコンテンツの質が低ければ、じきに飽きられ、他の媒体にさらわれる)
2012-01-24 10:09:18(ARがどういうもので、どんな特性を持ち、どのような利用事例・成功例があり、自分達にはどうやって使いこなせるのか、日本の市場と照らし合わせた有効手法は等など、考えることは山ほどある。「あらたにす」ですらまともに運用出来なかった、現状の体制でどこまで良い物を創れるか。)
2012-01-24 10:11:03(読者層に注目してもらえるか、新聞読者以外も含めた、多くの人の注目を集める、良い物を提供できるか。注目していきたいところですね___)
2012-01-24 10:11:53(例えばテレビ欄にAR用のコードを配して、かざすとその番組の予告編とか司会者のアピールとかが視れる。これだけでも、テレビとの連動も兼ねて、色々面白い事ができるのに、ね)
2012-01-24 10:14:02そうまでして読みたいほどの記事がどれくらいあるやら… RT @Fuwarin: (そして何より重要なのは、ARもまた手段でしかないということ。紙媒体としての新聞の問題は、欧米はデバイスの普及がメインだけど、日本では同時に記述内容の質の低下が大きなポイント。ARを導入しても提供する
2012-01-24 10:37:04本末転倒かも? という感想も
@Fuwarin 専用アプリをダウンロードして紙面にかざすってかなり面倒な作業ですね その手間かけて見るのが新聞記事って… ARという手段が目的化してる気がする
2012-01-24 10:18:31そそ。ARは手段。それを目的と勘違いるすると……ほむほむ RT @sksy_2011: 専用アプリをダウンロードして紙面にかざすってかなり面倒な作業ですね その手間かけて見るのが新聞記事って… ARという手段が目的化してる気がする
2012-01-24 10:20:11そこを突っ込んじゃダメぇ~;;; 最初に紙ありきなんじゃないのかな。新聞「紙」だし。 RT @kz_maga: @BON_NOB アプリ立ち上げて紙面写す方がサイト行くよりめんどくさいような気もしますがw
2012-01-24 10:14:46だめぇ。近頃のAR技術は紙も要らないとか、そんなこと言っちゃダメぇ!!;;; RT @kusanagiblade: @BON_NOB アプリで配信しろよと……
2012-01-24 10:18:52@Fuwarin 手段と目的の逆転典型ですねこれ。「××のあり方を変える」的な入れ込んだ文言は多くの場合で学園祭メソッドの陶酔であることが多いですね。
2012-01-24 10:56:15「読ませるツールを無料で配ったら?」「すでに海外では実践されていた」
紙媒体諦めてタブレット端末を電子版購読権付きでリースとかする豪儀な社は居ないのか(苦笑 RT: @Fuwarin: (でも新聞のAR導入は、新聞そのものの大きな切り返しには繋がらないかも。海外の事例もしかり。なぜなら、ARを使えるツールを持っている人は、わざわざ別媒体の紙の新聞を
2012-01-24 11:23:46すでに海外では事例が 新聞社、無料タブレットで読者を引き付ける http://t.co/0OpERSjM RT http://t.co/qSpd2XHK
2012-01-24 11:29:25新聞社、無料タブレットで読者を引き付ける
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1108/03/news038.html
そんな中、フィラデルフィアの2紙、The Philadelphia InquirerとPhiladelphia Daily Newsは、2年以上購読する意思がある読者とニュースアプリを4つ購入する意思がある読者にAndroidベースのタブレットPCを無料配布することで、長期の電子版購読を奨励している。両紙とローカルイベントを紹介するWebサイトphilly.comは、2010年秋に倒産した両紙を買収した投資家グループのPhiladelphia Media Networkが所有している。
タブレットの無料配布は現在オンラインでニュースを読んでいる若い読者層、特に日常的にphilly.comを利用している人々を引き付けることを目的にしている。両紙の電子版を購読している読者数はおよそ3万5000人で、Philadelphia Media Networkでは、読者に新聞のコンテンツをオンライン購読可能にするアプリを搭載するデバイスを提供することで読者数増につながると期待している。
地域に根ざしているほど、此の手は使えるのかもな。 RT @Fuwarin: すでに海外では事例が 新聞社、無料タブレットで読者を引き付ける http://t.co/v5ntBSsT RT http://t.co/fSDIXlsH
2012-01-24 13:22:48@kinginsunago @Fuwarin ニューヨークタイムズはこういうことやってますね http://t.co/GGHSm3As”
2012-01-24 11:31:06「新聞の印刷・宅配をやめ、電子端末を無料配布せよ」が現実に。米書店大手バーンズ&ノーブルがニューヨーク・タイムズ購読者にタダで電子端末「ヌック」を提供
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31544
「ヌック」は電子書籍端末で、タダになるのは99ドルのモノクロ版「ヌックシンプルタッチ」。バーンズ&ノーブルは3月9日までに1年購読契約を結んだ読者に対し、シンプルタッチを無料提供する。199ドルのカラー版「ヌックカラー」はタダにしないものの、100ドルの値引きを適用する。
ここでのポイントは、バーンズ&ノーブルが事実上の新聞販売店の機能を担うということだ。読者はニューヨーク・タイムズではなくヌックの「ニューススタンド」上でバーンズ&ノーブルと同紙の購読契約を結ぶのである。いわば「新聞販売店の電子端末化」だ。
ヌック経由で契約した場合、購読料は月額19ドル99セント。1ドル=80円換算で月1600円であり、日本の全国紙(朝夕刊セットで月3925 円、朝刊のみで月3007円)と比べざっと半額である。日本で全国紙を購読する料金を払えば、ヌックを無料でもらったうえに2年分の新聞を購読できる計算になる。
それもそれも RT @yarakado: @kinginsunago ニューヨークタイムズはこういうことやってますね http://t.co/q2e0XwUy”
2012-01-24 11:32:05