Coffeeは数えられない!?からの...

僕のふとしたつぶやきからとても有意義なお話ができたのでまとめさせていただきました
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まずは僕のcoffeeは実は複数形になるのか。。という発言から、@watariyoichi先生とのやりとりがスタート

Tam @tam07pb915

僕は今まで律儀に、coffeeは不可算なのでa cup of coffeeだというのを信じて使っていた。ところが昨日の授業で先生が、「実際ダンキンでコーヒー2つ欲しかったらなんていう?two coffeesって言うでしょ?」と言っていて衝撃だった。 #ryugaku

2012-01-27 12:30:35
Tam @tam07pb915

Infomalな普通の会話では、two beerstwo coffeesもなんら間違いではないんだそうで。こういうことも文法なんですよね。 #english

2012-01-27 12:32:01
@watariyoichi

表わす意味によって、"coffee"も"a cup of coffee"も"a coffee"も使うよね。RT @tam07pb915: 僕は今まで律儀に、coffeeは不可算なのでa cup of coffeeだというのを信じて使っていた。…

2012-01-27 12:54:10
@watariyoichi

例えば1. She drinks ( ) for breakfast each morning. 2. Do you want ( )?(珈琲一杯どう?) 3. Three teas and ( ), please.(紅茶3つと珈琲1つ下さい)(例文は石田2002: 44-5)。

2012-01-27 12:56:58
@watariyoichi

要するに、どういう「境界線」で仕切られていると認知するかの問題。

2012-01-27 13:01:00
Tam @tam07pb915

@watariyoichi こういうこともちゃんと教えていくべきなんでしょうか?教えるとなるとどんな方法が考えられますかね。こういうのには明示的な説明が適してるんじゃないかなと思うんですが。

2012-01-27 13:02:49
Tam @tam07pb915

ああ、でもこの例文を与えて考えさせるのもありか。discoverってやつ。

2012-01-27 13:03:51
Tam @tam07pb915

名詞の可算・不可算の問題と冠詞の問題は、難しいよなあ。

2012-01-27 13:05:04

@tmrowing先生もちょっとだけ参戦(とても大事なことをおっしゃってます)

Takashi Matsui @tmrowing

@watariyoichi さらには、その適切な境界線の認知を間違えていた人が、どう「仕切り直し」できるのか?という大きな問題。

2012-01-27 13:06:04
@watariyoichi

@tam07pb915 大学生にはけっこう有効です(たむさんのようなことを信じていればいるほど)。例えば自分が英文を書く時に、素材としての"glass"に言及するつもりなのに"a glass"とか"glasses"とかしてしまうと全然意味変わっちゃいますからね。

2012-01-27 13:08:37
Takashi Matsui @tmrowing

普段、それ以前の段階の英語教育の「成果」で、気づき損なってばかりいた人たちを相手にしていると、「習得」の前に「処理」、「処理」の前に「注意 (=自分の意識を対象にしっかりと向ける、という程度の意味)」、「注意」の前に、「人の話をよく聞く」という次元で日々の営みが続いていきます。

2012-01-27 13:09:17
Tam @tam07pb915

教員採用試験とかでこういうの問題にすればいいのに。まず知識を問うて、さらにこれをどのような方法でpresentしてどんな方法で身につけさせるのか。その理由等を実際に10分でプレゼンさせるとか。

2012-01-27 13:09:38
@watariyoichi

@tam07pb915 で、特に「可算名詞」だと思い込んでいるものが不可算で使われた時にどういう事物・概念を表わすことになるのかを知るのが重要だと思っています。私は中高で得た「誤解」を利用できる環境にいるので、特に中学生に対しては少し違ったアプローチがいるだろうとは思いますが。

2012-01-27 13:12:21
@watariyoichi

@tmrowing 今度の原稿でも触れたつもりですが、その「仕切り直し」のスベと内容こそが核心ですかね。

2012-01-27 13:14:52
Tam @tam07pb915

@watariyoichi なるほど。僕も一応英文法や言語学はやったので、概念としては冠詞・名詞の問題は理解していたつもりでしたからね…問題は中学生とかbeginnerレベルの生徒にどうするかですかね。

2012-01-27 13:16:21
@watariyoichi

まあ、まずは辞書の[U]が、ウルトラとかU字工事とか磁石とかじゃないことを伝えるところからですけどね。

2012-01-27 13:19:17
Tam @tam07pb915

そうかあ辞書指導も関係してくるのか。まあ単語調べるくせと、用法を確認する習慣があれば、教えなくとも、「ほう!こういうときはaがついてこういうときは複数形、え!?冠詞も複数形にもならない場合もあるんだ!(ビビビッ」みたいな気づきがある可能性も…辞書次第か…

2012-01-27 13:21:54
@watariyoichi

私は基本的に、そのための良いテクストと、丁度いいところで悩ませる選択肢づくりに心血を注いでいる大喜利野郎です。RT @tam07pb915: ああ、でもこの例文を与えて考えさせるのもありか。discoverってやつ。

2012-01-27 13:22:21
@watariyoichi

@tam07pb915 半分冗談だよ(半分はホントだけど)。つまり、それぐらい(少なくとも私が接している)学習者には、まだ区別が必要な概念として認識されていないということ。

2012-01-27 13:24:49
Tam @tam07pb915

@watariyoichi まず違いを認識しているかどうかっていうことと、区別ができる、区別が必要だっていうことが徹底されてないってことになるんでしょうかね。

2012-01-27 14:07:15
Tam @tam07pb915

こうやって、日々の気づきと、授業で学んだことや読んだこと、Twitterでのやりとりがつながると、僕の中でものすごいモチベーションが上がる。

2012-01-27 14:10:28
@watariyoichi

@tam07pb915 まあ表現の問題かもしれませんが、先生がいくら「徹底」しても学習者が受け取って咀嚼するかどうかは別なので、松井先生の言う「注意」と「処理」が生まれるような説明や活動になってるかってことですかね。

2012-01-27 14:35:27
@watariyoichi

意味順で「だれが・する・だれなに・どこ・いつ」を一生懸命やっている段階で、名詞の可算性を正確に表現し分けることを求めるのはかなり難しい。もちろん、in (φ/a/the) library/ librariesでどう意味が変わるか説明はするけども。

2012-01-27 14:42:09