羽海野チカ先生、映画『ベルセルク』の感想を熱く語る
- Gattsu_Seijin
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あああ…ウミ子、映画ベルセルク、試写会に行って来ました…あああ…もう、何て言ったらいいのか…すごかたよ! @berserk_project: 映画「ベルセルク」のTVCM。公式サイトにも映画化編とドラマ編! http://t.co/5RcJQk7Y #berserkfilm"
2012-01-29 19:44:32ベルセルク映画ね…重かった。剣がね、 ほんとに重かったの。 あとね、この映画を作ろうと思ったヒトたちは、…正直言って、どうかしてると…だって、やると決めたらものすごい苦労が…苦労しかないと思って。だって、三浦先生があんなにも自分の全てを賭けて紙に20年以上もかけて灼き付けて来た
2012-01-29 19:50:45うまくもういい表せないのだけれど、そういう1人の作家のほんとに、内蔵とかを、触って、死なないように、他人が動かすって、 誰か一人でも「めんどくさい」とか「手を抜いて楽したい」と思ったら簡単に死んじゃう、そんなこわいものを、映画化したいって言って来たヒトたちがいたって聞いたとき
2012-01-29 19:55:14なんて、こわいものに手を出すヒトたちがいるんだ、、、と。大丈夫なのか、とか、どうなるんだ、とか、人ごとのはずなのにムネが痛くなったのですが…。 三浦先生と担当さんと完成試写に行って、わたし、本当に、本当に、物語という物に関しては「嘘がつけない」ので、もし、もしも万が一
2012-01-29 19:57:55「ああ…これは、だめかも…」と思ってしまったら、どうしよう。わたしは三浦先生には嘘がつけない、どうしよう、と、行く前に、ものすごく緊張してたのですが。 最初の数分で、もう、「ああ、これは、この映画を創ったヒトたちは『本気』なんだ…』と、身震いしました。なんだろう、もう
2012-01-29 20:00:13もう、出だしで、もう、『本気』なのが、解ってしまって、ぶるっと来た後は、 ずるっと、物語に入り込んでしまって、 あとは、全てが終わるまで、飲み込まれたままでした。 ほんとに嬉しかった。 三浦先生はツイッターをやっていないので、こんなところで口にするのもなんだと思うのですが
2012-01-29 20:03:55私は、三浦先生の事を、本当に、大事な仲間で、そして友人だと思っているので、その大事な友人の、人生の全部を本当につぎ込んでしまった作品を、もし、手荒に、大雑把に、心なく、扱われてしまったら、その時の、彼の気持ちを思ったら、ほんとに、観るのがこわかったのです
2012-01-29 20:07:27でも、本当に嬉しかった。つくってくださった方々は、ほんとに、三浦先生の作品であり、そして、「自分の作品だ!」と思って、心とか血とかを注いで、つくってくださったのがびりびりと伝わって来たんです。 観終わったとき、三浦先生の膝を叩いて『なんだよもう!羨ましい!』としか言えませんでした
2012-01-29 20:11:21そしてね、でもね、正直な気持ち、この臨場感、というかリアルさと、肌にべっとりと物語が染み付いて来るカンジのクオリティで、このまま二部、三部…と行くとなると…。『三浦先生!凄かった!…でも、ワシこれじゃ、恐くて二部と3部観れないよ!』と控え室で本気ではなしてしまいました、だって
2012-01-29 20:14:53だって、わたしは、長い読者で、この物語の次のシーンもその次のエピソードも知っていて、原作で、あんなに苦しかったのを、このクオリティ(ものすごい音楽と音響と演出と色と動きと声!!!つきで!)で、わたし、受け止める自信ないよ!! と、思わず、三浦先生に言ってしまって
2012-01-29 20:16:25そしたら、三浦先生は、にこーって笑って「だよね!(*´∀`*)」って。「ウミノさんこれで『蝕』はむりそうだよな〜」、なんだか嬉しそうで。 ちょっとみんなで笑ってしまいました。そのぐらい、すごい恐いくらいの仕上がりだったんですよ。
2012-01-29 20:21:05「こんなに見事に映像化されてしまっているのなら『蝕』どうなっちゃうの?わたし、どうしよう!受け止め切れないかも!!!(泣)」って言ったら、さすが三浦先生、なんだか「でしょ〜?」みたいに笑ってました。 ちょっと自慢げだったのがすごく私まで嬉しかった。
2012-01-29 20:22:51…友人として,映画を告知したいのですが、観に行って下さいと、真剣に言いたいのですが、これで、うまくできてるのかわかならい。 なんていっていいか解らないけど、二部と3部はきっと恐ろしい事になると思うけれど…1部は、あの、二人の一番いい季節は、青春は、どうか見届けてあげて下さい
2012-01-29 20:26:08ベルセルクを読んだ事の無いヒトが観ても、(むしろ観た事無しで観れるのがかなり羨ましい)漫画の総集編みたいな作りでは全く無く、全く無いんですよ!映画のヒトたち、全部描こうとしています! ぜひ、観に行って欲しい…。でも、女の人は、一部だけでも!原作を知らないでその続きを
2012-01-29 20:29:51観に行ってしまったら…と思うと、他人ごとながら、脚ががくがくです。自分が、リアルにあの『蝕』をみてしまった辺りの事を思うと。ものすごい、言いようの無い、苦しさを味わうので… (ううー、でも、正直、ほんとに次の部わたし、観れるのかな…あと、ネタバレになってるよね…うう…)
2012-01-29 20:33:07「ベルセルクに手を出すのは地獄の蓋を開けるようなものだ」と、みんなが言っていました。でも、開けようとした人々が現れ、本当に開けてしまったようなのです。多分、創ったヒトたちは、みんな息絶え絶えだと思います。でも、開けてくれたのが、この方たちで良かったと。心から。
2012-01-29 20:36:27そして、私は、二部まではなんとか!…でも、3部は私は「観れないよ!(泣)」と先生にすでに正直に申告しましたが、みんながすんなり観れる『蝕』に、そこそこに柔らかく描いてしまったら、それはもうベルセルクでは無いはず…。 どうしたらいいんだろう…自分のじゃないのに、かなり考えました
2012-01-29 20:41:56だって、蝕を、そのままに描いたら、それ、映画館で年齢制限、かなり厳しいのがかかるよね…。でも、ソフトフォーカスをかけてしまって流してしまうのがいいのかわからない。 でも、年齢制限がかかったら、観れる人が限られて、制作費が回収できなくなる… ウミ子、ばかだけど、そこしんぱい!
2012-01-29 20:45:44映画は二月の4日から。 長くなってごめんなさい。 でも、友人の作品を、こんな心になんの嘘も全く無く、「面白かった」と告知できる映画作品にしてくださった窪岡監督をはじめ、スタジオ4℃の皆様、本当に凄い映画をありがとうございました!びりびりきました! 私も自分の漫画頑張ります!
2012-01-29 20:53:00映画ベルセルク/公開は2月4日 http://t.co/WLwRVOdi 公式のホームページです。 近くなったらまた、ここでお話しさせて下さい。 本当に長文でTLを占領してしまってすみませんでした。 では。 m(_ _)m
2012-01-29 20:58:31さっき長い粒焼きをしたあと、すごく、目が回って頭がぼーとなって、これはいかんと、リビングにいって、コーヒーをとりあえずのんで、冷蔵庫にあた、ハーゲンダッツの小さいやつを半分食べたら、落ち着いて来た。びっくりした。血糖値がさがったらしい。こわい、、、蝕……
2012-01-29 22:16:59