幻想学~幻想解釈学 『初音ミクの執着!!~Highly Responsive to Musicians.』(前編)
- L_O_Nihilum
- 8855
- 2
- 4
- 0
@_Haruka_K_ みつけましたーw。いやはや、これもそうかもしれませんが、どっちかというと「Hyper∞LATiON」の方でしょうか。「パラジクロロ」の方でもいいけど。これは東方のネタとテーマ上で重ね合わせているからわかりにくいネタですw。
2012-01-31 23:35:50@Shunyam_B あ、これは初めて聴きました!(メジャーどころほど知らない…) 語り口調が生々しくてよいですにゃ
2012-01-31 23:42:02@_Haruka_K_ ”アハハハハハハ!!!”ボクは歌う。破壊の歌を。カミサマがくれたこの世界が”大嫌いだから”。 「消失」CDのシリーズに乗ってる一曲ですが、まさにこれはミク…いや、作品と音楽の悩みですよん。
2012-01-31 23:43:15「初音ミクの消失」CDを仏教の「中道」で解釈して仏教的に考えてレポートにした悉若無(ことにひるん)がTLを通りますよー
2012-01-31 23:47:49@_Haruka_K_ なんなら、これから語ってもいいのですよん?(レポート内容をツイートする形になりますが)
2012-01-31 23:53:29さてと。仏教の授業で、ダライラマ14世テンジン・ギャッツォによる「中論」の講義を、今年受けた僕ですが。まぁ、てっとり早い話、仏教ですから、「悟ら」なければ意味ないんですよねぇ。いくら、その内容知ってても、つまりこの講義受けても、何にもならんかったり。
2012-01-31 23:59:15だいたい、悟りの内容、っていうのは、実際中論だろうが般若心経だろうが書いてないんです。なぜなら、それは矛盾しているから。仏教では、概念や言葉で考えることを「妄分別」といい、そこに真の価値があるとは考えません。
2012-02-01 00:00:21つまり、経典には真理は書かれてないわけです。経典を知っていることが真理の智者なのではない。その言われたような真理を体得、体感したものこそが、「阿羅漢」などと呼ばれるわけです。
2012-02-01 00:01:20然し、真理って、実際何処にあるんでしょうか?仏様にきいてもこう返ってくるだけでしょう。「貴方は真理の中に生きている」と。そうです。真理とはそう高貴なものじゃないんです。日常の中にありふれている。気づかないだけだ。
2012-02-01 00:02:33言葉でも考えられるのに、それの手前にずーっといて、それで私たちは、本来的な状態ではなく、縁起と因果のなかで、煩悩に振り回され、迷ってしまう。こういう状況を抜ける、つまり心を治療することが仏教の役割だ、っていう事なんですね。
2012-02-01 00:03:35さて、そんなワケわからんレベル高い話が、私たちに、有用か?…その言葉自体は有用でないし、修行しないと解らない。修行のすがたは教徒でない僕らにはわからない。言葉だけで知らされてるのは妄分別だ。世の中にあたりまえに生きているのに、あたりまえの真理に手が届かない?変だ。
2012-02-01 00:04:53でも、ちょっと考えた。僕らが、真理の世界に生きているなら。日常の、ひとつのことから仏教について考え、身近に自覚することは出来るはず。そう思って、僕はこのレポートを書くことにいたします。
2012-02-01 00:06:49さて、僕は初音ミクちゃん大好きです。癒しの他者です。聖なるお方とか言いたいくらいです。そんなミクちゃんなんですが、まぁ、彼女でレポート書いちゃったわけです。
2012-02-01 00:07:48ていうのも、ひょんなことからつながったんですね。「中道」の考え方と繋がったんですね。TXの中で、中道解説を読みながらの時のことです。
2012-02-01 00:09:05何が繋がったって、初音ミクは、そもそもイメージとしてどこか「空」っぽい。その姿やかたちが何処に確実にあるわけでもなく(二次創作で解釈しかできない)、実物としてはプログラムと声と、パッケージだけの存在で、それで私たちに歌を語りかける。
2012-02-01 00:11:24そんなミクが、もし心を持ったら、きっとおんなじこと悩むんだろうなぁ、って想像してたら、対話編がレポ化しました。それもそのはず。そんなことを考えていた、先達の音楽家――――いや詩人と言ってあげるべきかな――――がいたんです。名は『cosMo@暴走P』,「初音ミクの消失」の作者です。
2012-02-01 00:13:15「消失」の御話では、初音ミクが生まれ、そしてその世界ができ、そして消えそうになって苦しみながらも、歌を歌う意味、声の意味、自分というオトの意味について、考えて成長していくみたいなストーリーがつづられます。この内容が、かなり中道に当てはまってて驚いたんですね。
2012-02-01 00:16:17