【妖怪】ひだる神の分布について
- Bredtn_1et
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『民間伝承』の記事のどこかで誰かが「ひだる神は東日本での報告例がほとんどない」みたいなこといってたけど、現時点では実際どのくらい蓄積ってるんだろう。
2012-02-10 13:04:39@hyousen 僅かですが資料はあるので帰ったらちょっと漁ってみます。ダリ・ひだる神というよりは餓鬼とか別のものの仕業とかになっていそうですが…。
2012-02-10 13:15:38@hyousen そういえば、古事記だと倭建命の神話の信濃国の話で「然るに日本武尊、烟を披け、霧を凌ぎて、遥に大山を?りたまふ。既に峯に逮りて、飢れたまふ。山の中に食す。」という文はあるのですよね。>引用元: http://t.co/uOAKiLp3 日本武尊 倭建命
2012-02-10 13:17:03@Bredtn_1et 伊豆のあたりに磯餓鬼ってのがいますからね、船のルート沿い(紀伊→伊豆→房総あたり)になんとなく影響分布ないのかなぁ、などと考えてました
2012-02-10 21:21:22九十九里の幽霊船のおむすびより、有明の船幽霊の叫んで来る「掘れ掘れ掘れ掘れ」って言葉のほうが気になる小寺融吉の「船幽霊」(『旅と伝説』vol.54,5巻6号)
2012-02-10 21:26:44ダリ・ダリガミ・ダリホトケ・ダラシ・餓鬼・ジキトリ・行逢神…『日本民俗宗教事典』では「近畿から中国、四国、九州にかけて伝承が多くあ」る、とある。
2012-02-10 21:31:54『日本伝奇伝説大事典』より、名前一覧。(1)だるい・ひだるい系:ひだる神・ひだり神・だり神・だり仏・だる・だに・だらし(2)餓鬼系:がき・がき仏(3)性格を現す:じきとり・いきあい・ひもじいさま(4)意味不明:こんがらさま・りょうげ・さすがみ等
2012-02-10 21:39:37西日本ばかりで東日本にひだる神の報告はあんまりない、っていうことを言ってた記事は直江広治の「熊野路の現状」っていう『民間伝承』の文だった。これが、昭和23年ころのデータ把握状況
2012-02-10 22:16:25長崎の雲仙あたりの「だらし」を大佐が引用してるごとく、円了の本(『おばけの正体』高山の妖怪病)でも読売新聞からのデータ報告をしてるから、ひだる系は九州がわにもよくある。
2012-02-10 22:34:09民俗語彙は、三河の振草村の「みちばただおれ」を、ひだる系に部類してるけど、どの程度までひだる神かはちょっとわかりかねる感じ。でも餓鬼の仲間ではあるみたいだ
2012-02-10 22:49:22船の上とか山の中でのものだからこまかくさがせばこれも出やすいと思うな。ENSUKEとかが使ってた調査質問の定型文にも、ひだるがみ系がいるかって質問があったし
2012-02-10 23:03:10お弁当なしでは、行ってはならぬ。教えてくれた、あのひとの。心根ころがす、その声は。どこのだりかと、お山のへびと。ああ唄っていたさ、ぐみんだ峠のうたを。(ぐみんだ峠の歌◆2012)
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