上方落語には旅話と呼ばれる話がいくつか有って、東の旅が、伊勢参りを題材にした『伊勢参宮神乃賑(いせさんぐうかみのにぎわい)』、南の旅が『紀州飛脚』、西の旅が『兵庫船』、北の旅が『池田の猪買い』。
2012-02-18 11:29:08『池田の猪買い』は大阪市内から池田まで、今なら1時間も掛からない道のりだけど、歩きしかない当時はちょっとした小旅行だったはず。 せっかく大阪に住んでるんだし、試しに話に出てくる道順に沿って歩いてみるのも面白いかなと思った。
2012-02-18 11:29:58まずは鰻谷あたりからスタート。 「うちとこの表、出たらこれが丼池筋や、なあ。こいつを北へドーンと突き当たる」 ということで、丼池筋を北へ。 http://t.co/mCcJIVUi
2012-02-18 11:34:43「左へ曲がってちょっと行くと、淀屋橋という橋があるやろ、淀屋橋を渡って大江橋を渡る、」 まずは淀屋橋。 http://t.co/EzsHQGVB
2012-02-18 11:57:41淀屋橋のすぐ北に大江橋がある。演者によっては、淀屋橋、大江橋、蜆橋と橋を三つ越えて…となるけれど、蜆橋が掛かっていた蜆川が今はもうない。 http://t.co/fa4Vz4gC
2012-02-18 12:00:57蜆橋の跡地に碑が残ってた。北新地の中。古くてあまり読めないけれど、"志じみばし"の文字が見える。 http://t.co/3AGHEE4Q
2012-02-18 12:11:04「と、お初天神という天神さんがあるな。あそこの北門のところに、紅卯というすし屋の看板が見えたあるそれが目印や、」 お初天神の北側。紅卯というすし屋さんは無くなっていて、マクドナルドと吉野家が有った。 http://t.co/s6E6lXIN
2012-02-18 12:18:13「そこから一本道まっすぐその道を上がって行きゃええのや、北へ北へと上がって行く、」とのことなので、しばらく道なりに。阪急梅田駅が見えてくる。これに乗ったら30分で池田なんだけど。
2012-02-18 12:23:25「十三の渡し、三国の渡しと、渡しを二つ越える」 とあるけれど、もちろん今は十三に渡し舟なんて無いので、十三大橋を歩いて渡る。ここは昔の方が楽だったな。 http://t.co/DxDACtSU
2012-02-18 12:45:15十三は今では繁華街だけれど、上方落語が発展した明治の頃は野原しかなかったらしく、落語にはほとんど登場しない。焼き餅が名物とか、それくらい。
2012-02-18 12:57:45もちろん三国の渡しも無いので、橋で渡る。なんか橋ばっかりだな。改めて思うと、大阪には川が多い。 http://t.co/2ZSBF7yu
2012-02-18 13:47:26この先「服部の天神さんというお宮があるな、それを尻目にころして行くと岡町、岡町を抜けたら池田、」と続く。そろそろ服部の天神さんがあるはず。
2012-02-18 14:11:03服部の天神さん。足の神様らしい。そろそろ足が疲れて来たので何とかして欲しい。 http://t.co/KIYuXQZb
2012-02-18 14:17:11岡町着。岡町を抜けたら池田だそうだけど、たぶんあと5キロくらいある。 http://t.co/6o9iurFg
2012-02-18 14:43:26むかし、岡町商店街のケーキ屋さんで、ケーキの切れ端集めて安く売ってたのを買ったことがある。まだやってるのかな。 http://t.co/cG9tBIQJ
2012-02-18 14:44:58