本の帯とカバーをめぐる話

「書物の本来の姿」とは。
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朝日出版社 @asahipress_com

朝日新聞読書欄「扉」“鎌倉にある‥‥小出版社「港の人」がPR誌で「本の帯をやめました」宣言をしています。代表の里舘勇治さん「書店の店頭が情報であふれすぎているのではないか。書物の本来の姿とは何かを考えたい」 @minatonohito http://t.co/IcfxylKZ

2012-02-19 08:08:52
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港の人 @minatonohito

今朝の朝日新聞読書欄「扉」で、弊社の代表・里舘による「本の帯をやめました」宣言のことが紹介されました。PR誌「港のひと」8号のなかでのこの宣言は、HPでも読むことができます。http://t.co/QRwCH89D

2012-02-19 08:45:31
港の人 @minatonohito

港の人の「本の帯」の話を最初に文字にしてくれたのは、リトルプレス「歩きながら考える」6号のインタヴュー記事「港の人に、会いに行く。」でした。「本来は、本が一冊あるだけでいい。そこで何か訴えるものが光れば読者は手にとるし、めくってみて、その字の配列や気配で感じてくれる」(里舘)

2012-02-19 08:52:28
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

大いに賛成。昔から帯不要派です。RT @asahipress_com: 小出版社「港の人」がPR誌で「本の帯をやめました」宣言をしています。代表の里舘勇治さん「書店の店頭が情報であふれすぎているのではないか」 @minatonohito http://t.co/EPgZmgkY

2012-02-19 08:19:18
港の人 @minatonohito

帯の役割とは何か、本の帯は必要か、いろんな方の意見をうかがってみたいです。 RT @solar1964 大いに賛成。昔から帯不要派です。RT @asahipress_com: 小出版社「港の人」がPR誌で「本の帯をやめました」宣言をしています。

2012-02-19 08:56:07
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

帯は多くの場合、本の装丁を殺してしまうし、読者に間違った先入観を与えて逆効果の場合も。RT @minatonohito: 帯の役割とは何か… RT @solar1964 大いに賛成。RT @asahipress_com: 小出版社「港の人」がPR誌で「本の帯をやめました」宣言

2012-02-19 09:00:06
Kathleen Marlow @juntakao

せっかく付けるのならば、本体と同列に気合い入れたものでなければ、と思います“@solar1964: 大いに賛成。昔から帯不要派です。RT @asahipress_com: 小出版社「港の人」がPR誌で「本の帯をやめました」宣言をしています。 @minatonohito

2012-02-19 08:51:46
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

帯だけでなく、本当はカバーも不要なのだ。カバーをはずした本来の「表紙」や装丁が貧弱な本が増えていて、上製本も事実上、並製以下になっている。帯やカバーがなくても美しい本が増えてほしい。

2012-02-19 09:02:17
キムのポ @hiromichi_i

@solar1964 洋書のペーパーバックだと、安くても個性的ですよね。

2012-02-19 09:03:55
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@hiromichii ぼくは逆に、文庫などは個性いらないと思うんです。岩波文庫がカバーをつけはじめたときに、何かが変わった気がします。

2012-02-19 09:09:24
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

だいたい、海外のレコードやCDには「帯」なんてないのに、日本のレコードやCDに帯がついてるのも嫌いだった。過剰包装、過剰宣伝でオーディエンスの想像力を奪うアホな習慣。

2012-02-19 09:05:23
港の人 @minatonohito

@solar1964 一般的に「書影」として使われるのは、帯をとった本の姿ですよね。今回の「本の帯をやめました」記事が載った朝日新聞の書評欄でも取り上げられた本も、すべて帯をとった本の書影写真が並んでいます。

2012-02-19 09:07:39
港の人 @minatonohito

@solar1964 社長とは、ゆくゆくはカバーもはずしたい、という話もしていました。流通のことを考えるなかなか難しいのですが、本はもっとシンプルな形でいいんじゃないか、という思いがあります。

2012-02-19 09:11:33
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

一度、まったく同じ本を「帯あり」と「帯なし」で書店の店頭に並べて、どちらのほうが本が売れるか比べてみたらいいと思う。私の場合、帯や推薦文が気に食わないせいで買わなかった本も多いです。

2012-02-19 09:14:29
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@minatonohito 帯やカバーがついた本は書店流通で高く売って、外した本は通販などで少し安く売ったらどうですか?w

2012-02-19 09:15:45
港の人 @minatonohito

本格的に「帯をやめよう」と決めたのは、昨年の3・11が契機でしたが、それ以前に刊行した歌集『鈴を産むひばり』はカバーも帯もなし。それでも、「本の装丁や佇まいに惹かれて手にとった」と言ってくれる人がたくさんいました。http://t.co/6q2ZNcnO

2012-02-19 09:16:16
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@minatonohito 実際、夏葉社の本は帯を残すかわりにカバーをやめて大成功でしたよね。http://t.co/sBblTtMo

2012-02-19 09:17:26
unpocketable @unpocketable

文庫でこれやると帯ナシ惨敗しそうな気がしますね。単行本だとどうだろう…… RT @solar1964: 一度、まったく同じ本を「帯あり」と「帯なし」で書店の店頭に並べて、どちらのほうが本が売れるか比べてみたらいいと思う。私の場合、帯や推薦文が気に食わないせいで買わなかった本も多い

2012-02-19 09:17:44
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@unpocketable ちなみに、同じ店内でやるんじゃなくて、帯を外すだけで書店の雰囲気がガラっとかわる、という意味ですよ!w でもいまの消費者は帯がないと古本だと思い込むかも。

2012-02-19 09:21:24
unpocketable @unpocketable

あーなるほど(帯有無で本の売れ行きかわるか対決→) RT @solar1964: ちなみに、同じ店内でやるんじゃなくて、帯を外すだけで書店の雰囲気がガラっとかわる、という意味ですよ!w でもいまの消費者は帯がないと古本だと思い込むかも。

2012-02-19 09:23:03
unpocketable @unpocketable

ちなみにオビだろうと刊行図書一覧だろうと書店のしおりだろうと、本に付いてくるモノ一式すべてを愛したい。それがツキモノ派の心意気です。

2012-02-19 09:20:55
-オル/おる- @Orpheus00

@solar1964 逆に帯が面白い(書いてあることでも使い方でも)と思った本はありますか?

2012-02-19 09:19:36
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@orpheus00 記憶にないですね。とにかく、読まずにすぐ栞にしてしまうので。編集者としても、帯の惹句は苦手でした。ある意味、必ず嘘をつくことになるので。

2012-02-19 09:22:14
仲俣暁生【破船房で軽出版やってます】 @solar1964

@orpheus00 ある意味、本にとっては必要悪であることを逆手にとって、どこまで遊べるか、というネガティブな努力だと思っています、帯の「面白さ」って。

2012-02-19 09:24:33
-オル/おる- @Orpheus00

@solar1964 そうなんですね。嘘というのは良いことだけ盛り込んで書くからということですか?

2012-02-19 09:25:30
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