福島県天栄村 農業と除染の取り組み #EM菌
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天栄村産業振興課 吉成邦一氏:コメはそれ程美味しかったわけではない。全国に追いつけ追い越せでやってきた。その末に何年も連続で金賞。そこで起きた地震、原発事故。
2012-02-25 14:02:00天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ただいまビデオ。事故後、県のコメの線量検査。天栄村はND。研究会を立ち上げて研究の末、3年連続金賞受賞。そんな中原発事故。みんな被災者。
2012-02-25 14:07:13天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ。筑波の研究機関。土壌からコメへ推移の割合は約1%以下。そこから移行係数を0.1(10%)とした。福島県の土壌検査。天栄村は比較的低かった。1200ベクレル(?)
2012-02-25 14:14:00天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ。セシウムの動き。土地が粘土質。Csが粘土の表面、中、水に溶けて存在。そのうち水溶と粘土表面のCsが農作物に吸収される。ここでカリウムを多くいれた。例年の3倍。しかし入れすぎると米の味が落ちる。
2012-02-25 14:17:49天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ。次にゼオライト。Csを吸着する。しかし反面、えいようぶんまで吸収してしまう。どれだけ蒔けば?手探り。
2012-02-25 14:19:04天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ。天栄村研究会にて試験が行われる。田んぼごとに60 80 100kgと変えて試験した。もともとゼオライトは田んぼの質を変えるためのもの。入れすぎてどれだけかわるのかもわからない。
2012-02-25 14:20:52天栄村産業振興課 吉成邦一氏:Video。プルシアンブルー。Csを吸着。ゼオライトと違って栄養分までは吸わない。プルシアンブルーは高い。世界初の試み。チェルノブイリでは牛に食べさせてCs汚染に効果の実績あり。
2012-02-25 14:23:43天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ。10月。稲刈り。役場で検査に持ち込む。検出限界10Bq。(たぶんシンチだね。)NDとの結果。すべて検出限界以下。他の農家の方にも任意で測ってもらった。ND。
2012-02-25 14:26:32天栄村産業振興課 吉成邦一氏:田圃を耕すまえの時期ににゼオライトをまく。水をいれる時にプルシアンブルーの布を取水口に。次にカリウムをまく。という手順を考えている。
2012-02-25 14:30:51天栄村産業振興課 吉成邦一氏:ビデオ終わり。吉成さんのお話。天栄村の作物。ヤーコン、コメ、ネギ。いいものをつくるための研究、試み。コンクール。慣行栽培、特別栽培、有機栽培のうまさの違い。天栄村米栽培研究会を立ち上げる。
2012-02-25 14:42:10天栄村産業振興課 吉成邦一氏:漢方未来農法。ハーブ。味はいい。しかし収量の問題。無農薬による防除問題。キロ1000円!除草剤も使わないので手で草むしり。
2012-02-25 14:45:13天栄村産業振興課 吉成邦一氏:天栄米、古米でも新米より美味い。生産者の意識の変化。収量よりも食味。平成21年度JAS栽培へのとりくみ。消費者の求める食の安心。米の味がわからない。これは我々農家の責任もある。美味しい米を提供してこなかった。
2012-02-25 14:49:38天栄村産業振興課 吉成邦一氏:原発事故。17日の線量、5マイクロ毎時。外で作業をしてた。除染。無理。大型トラック何十万台。たった5cm表土を削り取るだけ。土から取り除く方法はある。土に硝酸、塩酸をかける。それで粘土の殻を壊しプルシアンブルーで吸収。そんなことしたら作物がつくれない
2012-02-25 15:02:02天栄村産業振興課 吉成邦一氏:最後に…。もう一度あの生活を取り戻す。安全な作物も…。土壌の浄化。作物の安全な栽培方法を実現。安全基準もつくる。未検出をめざす。日本一美味しいコメをつくる。
2012-02-25 15:05:47天栄村産業振興課 吉成邦一氏:質問。微生物はどうなのか?吉成さん。いろいろやったが微生物では不可能という結果。EM、光合成細菌。一時的には下がる。しかし最終的にはかわらない。微生物が抱えて地中に潜る。だからまたあがってしまう。
2012-02-25 15:10:48