cocoさんの板橋2月4日講演ツイート

coco @cocobluesky

早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 地質学、地層つかって火山の研究してる、ダンディなせんせーが、板橋では若いお母さんたちに囲まれて大満足＾＾；。和気あいあい、だけど待ったなしの選択に迫られてる日本のこと、はなしてくれました。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ３月ふくいちから出た放射性物質は、風にのって流れてきて雨でたたきおとされ、地面に落ち、ホコリや砂について、そこから放射腺が出て、みなを射抜いてます。ここにある。みんなのそばにあって、危害およぼしているのです。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ３月はヨウ素が心配だったが、半減期８日で４月の終わりに実質的になくなってしまった。今はセシウムが心配。セシウム以外にも心配な核種があり、それが安全とはゆわないが、今は自分にはっきりわかってることをつたえたい。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ３月に、自分たちの回りにまきちらされてしまった放射能に対し、だれのせいか考えたい気持ちはわかるが、今はいかにしてこれをしのぐか、それとも降参して逃げるのか、早急に各自が考えて、これと向き合う必要がある。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 人は自然にも放射能にも、勝てない。いくら気合があっても愛があっても、勝てない。どんなにがんばってもお願いしても、放射能をあびた結果は、非情だ。がんや、その他いろいろな病気にかかる可能性となっておそってきます。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 科学は世界を制御できる、すべてを利用しつつ自然に勝てるとゆう発想は、おごった考えと思う。人間の力は有限であり、有限な人間の力を超えたものを謙虚にうけとめ、自然の中で生かされてる自覚を授業でも教えたほうがいい。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 道徳では、「人間の力を超えたものに対する、畏敬の念を深める」ことを教える。教科ではないが、学校では、理科に道徳の理念とりいれた授業をすべきと思う。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 放射能は、火山灰の噴煙の拡散状況と同じ。火山灰の研究の手法で、放射能の分布を細かく調べることができる。これは物理学者や、原子力の人たちにはできないだろうし、学会長からやるなとお達しあった気象学者にもできない。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ２００４年の浅間山の噴火では、短い時間にあがった高い噴煙がのびる様子や、低い噴煙が、軽井沢から東京までのびる様子など、細かく調べて地図を作ることができた。これと同じ手法で、放射能の分布地図を作ることができる。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 86年伊豆大島の噴火を92年に観察すると、25cmつもった火山灰の上に、6年間で落ち葉がつもった様子が見える。77年有珠山の、たった2cmほど薄くつもった火山灰の上に草が生えてる様子も、6年後には観察できた。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 7900年前の北海道摩周湖では、白い軽石が降り積もったあと、風がふき、砂塵嵐となって、砂丘ができ、やがて100~200年後、また草がはえ、上に赤土が積もり始める、そうゆうふうに地層からストーリーが見えてくる。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 火山灰がどのように降り積もり、何百年もかけて地層になってくかのようすを調べてきた。３月にまきちらされた放射能が、どれだけ出て、今後、何十年のうちにどう変わるかなどは、火山灰の知見を活用すれば、わかることです。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 火山学者は、野外で堆積物を使ってどんな噴火があったか、地質学からだけでなく、歴史上の文献からも事実を調べます。注意深く、その文献か本当のこと語ってるか、そうでないのか、見分ける方法を、「史料批判」といいます。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 日本には1500年の文字の歴史があり、古くから火山や地震に関する記録がたくさんある。いちばん古い記述は「日本書記」で、日本人は、約1400年前の火山噴火の記録を知ることができます。他のどの国よりも記録がある。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ７世紀から８世紀、奈良から平安時代にかけて、中央集権が地方を支配してく過程で、たくさんの国史が作られました。それは六国史といって、この中にたくさんの噴火や地震のことが書かれています。この時代の記録は貴重です。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 平安時代1108年「殿暦」で、藤原忠実が、8/18と8/20に噴火の音を聞き、同じ年「中右記」の中で藤原宗忠が、8/20噴火の炎を見たとある。二人の記録があることで、そのときの浅間山の噴火の信頼性が高まる。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 文字記録の中には、天子の徳がないから災害がおこるなど、いろいろな思惑、利害関係で、事実と違ったものがある。まったくの他人が同じことを日記に書いてるから、本当ではないかと推察するよな方法が「史料批判」です。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 ３月原発爆発後、たくさんの情報が出てる。情報隠した人もいる。学者も新聞も、いろいろなことをいう。人間はその時々の思惑、利害関係で、事実と違ったウソをつきます。その中から本当らしいものを選び取ることが必要です。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 多くのひとは教科書や新聞に書いてあれば、みな真実だと思ってうのみにしていた。しかしそれは違うと３月でわかった。いろいろな情報がある中で、信頼できる本当のことをどうやって選びとるか、「史料批判の考え方」を使う。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 「史料批判」具体的には、１）国の正式なものかどうか...国費150億円もかけて作ったものは、重要性が違う。２）記述者に利害関係がないか...東電から献金もらってないかとか、その他、為政者の都合なども見る。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 「史料批判」具体的に、３）同時代の史料か...江戸時代の人が平安時代のこと書いてたら、信用性も低くなる。平安時代は平安時代で。同じ時代の史料で分析しないといけない。４)...独立に書かれた複数の記録があるか。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 「史料批判」具体的に、５）堆積物と照合する..地層はウソをつかない。動かしがたい自然と照らしあわせ、書かれたものがあってるか調べる。６）科学的妥当性を見る..科学的に見て、信じがたいことゆってる人はおかしい。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 放射能の地図も、「史料批判」でおかしなデータはじいて、世の中に報告します。恣意的とゆうよりは、信頼できないデータの中から真実をみぬく方法です。人間はいろいろな思惑からウソもつきますが、自然は絶対に間違えない。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 福島原発は壊滅的に壊れ、基本的にそこにある放射能が、全部出てもしかたないような状況下にあります。国が大丈夫と気休めいっても、だまされてはいけません。３月に大変なことがおこったと、事実を直視しないといけない。#福島

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早川先生2/4@板橋: http://t.co/VkB7US40 隠されてたスピーディは本当はとても役にたつビビッドなアニメーション。11年前すでに三宅島噴火の二酸化硫黄が、日本中ただようさまシミュレーションしてた。そして予測どおり実際、二酸化硫黄の濃度あがり検出もされた。#福島