福島第一原発から放射性物質がいつどのように大気中に出たか

【定常放出説】3月12日から約2週間、福島第一原発から放射性物質が一定割合で大気中に放出された。15日と21日に風が内陸に向かって、その下で汚染が生じた。それ以外は太平洋上を漂った。(牧野) 【間欠放出説】放射性物質の大量放出が3月15日(と21日)に起こった。そのときたまたま風が内陸に向かっていたから福島中通りがひどく汚染された。悪魔の風が吹いた。(早川、高橋) ・全放出量を見積もるとき、定常説は間欠説の5倍程度になる。 ・関連する図をここに掲げている。http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-474.html
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Pochipress @pochipress

いままで公開された記録、ドキュメンタリーのどこを見てもあれは神風が吹いて助かっちゃったとしか考えられません。 RT @hayakawayukio:

2012-03-05 17:17:19
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いや神風は吹いてない。逆に悪魔の風が吹いた。放射能の大気への大量放出は3月15日と21日だけだったのではなかろうかと思っている。RT @pochipress: いままで公開された記録、ドキュメンタリーのどこを見てもあれは神風が吹いて助かっちゃったとしか考えられません。

2012-03-05 17:20:20
Pochipress @pochipress

しまった、神風のたとえはまずかった。まあなんとなくその、神のご加護。 RT @hayakawayukio: いや神風は吹いてない。逆に悪魔の風が吹いた。放射能の大気への大量放出は3月15日と21日だけだったのではなかろうかと思っている。

2012-03-05 17:23:21
早川由紀夫 @HayakawaYukio

1/15くらいのまれな確率で福島と東葛の汚染が両方起きた。不幸だった。福島の単独汚染確率は1/5、東葛の単独汚染確率は1/3程度だった。6/15の確率でどちらも汚染を免れ得たと思う。悪魔の風が吹いた。すべて風向きによる確率計算。1週目と2週の2度大量放出するシナリオ。

2012-03-05 17:27:00
早川由紀夫 @HayakawaYukio

原子炉が爆発したのにこの程度の大量放出で済んだのは、幸運だったかもしれない。しかし原子炉のしくみの知識が私にはないので評価できない。

2012-03-05 17:28:00
早川由紀夫 @HayakawaYukio

燃料棒が外に吹き飛んでるそうだから、「原子炉が爆発した」でいいんじゃね?

2012-03-05 17:34:36
Jun Makino @jun_makino

15と21だけ、ということはデータからもないと思います 3/12-14 に敷地内のモニタリングデータで 1mSv/h あたりまで何度もいっているので。 RT @HayakawaYukio 放射能の大気への大量放出は3月15日と21日だけだったのではなかろうかと思っている。

2012-03-05 18:31:48
早川由紀夫 @HayakawaYukio

3月14日の夜までは敷地内の放射線量はたいしたことなかったと思ってましたが、違いますか? http://t.co/aCcdW5Qy RT @jun_makino: 3/12-14 に敷地内のモニタリングデータで 1mSv/h あたりまで何度もいっているので。

2012-03-05 18:40:04
Jun Makino @jun_makino

@HayakawaYukio 3/15 は最大 10mSv/h、 3/14 だと MP2で800uSv/h、MP3,4 でもその程度までは上がっています。15日とは風向きが違うので、放出量が少ないとは言えないのではないかと。 http://t.co/VMwi4kZd

2012-03-05 19:21:23
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@jun_makino 3月15-16日の10ミリピーク3回は、14日深夜の3ミリピークから始まったと考えます。それらが、福島の深刻汚染を引き起こしました。これらとくらべると、14日深夜までは顕著なピークはなかったと読みとりました。原発敷地内。

2012-03-05 19:25:56
Jun Makino @jun_makino

@HayakawaYukio 数字はそうで1桁違います。ただし、かなり安定した西風だった14日夕方までと、複雑な変化をした15日の違いは考慮する必要があるかと。

2012-03-05 19:41:48
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@jun_makino 3月12日深夜から翌未明にかけて放射能雲は牡鹿半島に流れました。しかしその汚染は軽微でした。0.25μ。 http://t.co/YWjFm84C 14日深夜までに放出された放射能が太平洋に向かったのは事実ですが、その量が15日に匹敵した証拠はありません

2012-03-05 19:46:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@jun_makino 私がいつも参考にする風データは北本さんのこれです。  http://t.co/wwBmFXVd

2012-03-05 19:47:22
Jun Makino @jun_makino

@HayakawaYukio http://t.co/WdyS6afx 証拠と言うのには弱いのですが、この記事は福島の北東100マイルで空間線量が数uSv/h に達していた可能性を示唆していると思います。

2012-03-05 20:00:19
畠山元彦 @MuiMuiZ

@HayakawaYukio @jun_makino 以前も話に出したのですが、Stohl他の論文での逆推定だと、11日以降4回のピークが認められるとしてます。太平洋にはかなり(少なくともXeなど希ガス)が流れたのでは。 http://t.co/XyY2WO6O Fig.4

2012-03-05 20:20:53
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@muimuiz ページが見えないので図を切り出して添付してください。

2012-03-05 20:25:26
畠山元彦 @MuiMuiZ

@HayakawaYukio @jun_makino : すみません。DOI まちがっていました。図の切り出しはあとでやってみます。 http://t.co/7zVkXVLE

2012-03-05 20:27:26
畠山元彦 @MuiMuiZ

@hayakawayukio @jun_makino Stohl図4 Xe-133の放出推定です(上パネル)。a prioriな放出をまず仮定してCTBTOなどの実測値からそれに近いa posterioriを推定しています。時間はUT。 http://t.co/Q1y7NZst

2012-03-05 20:54:04
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畠山元彦 @MuiMuiZ

@hayakawayukio @jun_makino こちらはCs-137。表示されている時間間隔が違うので初期のころは見にくくなってしまってます。逆問題を仮定に近いものを選ぶという形で解いているのでどこまで信用できるかはわかりませんが。 http://t.co/YfZ8CCZ5

2012-03-05 20:58:17
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Jun Makino @jun_makino

@MuiMuiZ @hayakawayukio これだと図8の Richland のデータが多分最重要で、太平洋渡るのに何日か?という話ですね。以下のもやはり 12-14日にでてる必要があるとなってます。http://t.co/YjVW2R5n

2012-03-05 21:48:13
畠山元彦 @MuiMuiZ

@jun_makino @hayakawayukio 気象シミュレーションが信頼できて海外のデータまで含めれば12-14にも活発に出ていたということですよね。Supplementデータから拡大してグラフを起こしてみました。 https://t.co/Y0tuu5lB

2012-03-06 00:08:00
畠山元彦 @MuiMuiZ

@jun_makino @hayakawayukio 早川さんの図にある一関ルートや柏ルートに対応する20-21日にCs-137が落ち込んでいるのが奇妙ですが、国内で落ちたものは逆にこの図に表れていないのかもしれません(推測)。本文にあるのかもしれませんがちゃんと読んでません。

2012-03-06 00:10:03
畠山元彦 @MuiMuiZ

@jun_makino @hayakawayukio 敷地境界だと炉から1kmほど離れているので、モニタリングカーでは風下にならないと十分放出が捉えられていないということはないのでしょうか。 https://t.co/mJBYv0Lr

2012-03-06 00:13:05
畠山元彦 @MuiMuiZ

早川さんのepisodicな放出があったとする放出ルートの分析は放出時刻まで遡れるととても興味深いと思う。今月中にはSrの広域データが出るらしいので、Sr/Cs比の分析にも役立つんじゃないだろうか。 http://t.co/vzD4mDXc

2012-03-06 00:19:19