放射線の小児甲状腺への影響について:2009年の山下俊一教授

関連リンク 【本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文】(from “武田邦彦(中部大学)”) http://takedanet.com/2011/06/post_a564.html (↑注:記事中に山下教授の名前そのものは出てこない)
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cmk2wl @cmk2wl

友人が、国立国会図書館で山下俊一の311前の講演内容を調べてきました。後ほど順次Tweetしますが、驚愕の内容です。

2012-03-07 00:16:12
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 その結果(チェルノブイリの20万人子供の大規模調査)、事故当時0〜10歳の子供に、生涯続く甲状腺の発がんリスクがあることを疫学的に、国際的な協調のなかで証明することができました。(2009年3月)

2012-03-07 00:21:50
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 一方、日本では思春期を超えた子供の甲状腺がんをまれにみるぐらいです。その頻度は、年間100万人に1人といわれています。これは欧米、日本、ほぼ変わりません。

2012-03-07 00:22:56
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 (エコー検査の結果)われわれも自分の目を疑いました。世界も最初は信じませんでした。しかし1991年以降、徐々にこの数がふえていきました。大人では、結節をさわるとだいたい100人に1人か2人にがんの可能性がありますが、子供の場合には約20%ががんでした(2009年3月)

2012-03-07 00:27:21
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 (チェルノブイリの調査)そして放射線誘発性の甲状腺がんはすべて乳頭がんでした。これは非常に大きな事実であり、乳頭がんの発生メカニズムを解明できる大きな母集団がここにいるということになります。(2009年3月)

2012-03-07 00:35:14
cmk2wl @cmk2wl

【重要】山下俊一 同時に、大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、この小さい段階(超音波で甲状腺結節を見つけて、1センチ以下、数ミリの結節の事)でみつけてもすでに局所のリンパ節に転移があります。(2009年3月)

2012-03-07 00:36:02
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 ですから、手術の方法はきわめて慎重でなければなりません。すなわち、放射線と健康影響を考えるときに、広島、長崎の外部被ばくの様式と異なり、この地域(チェルノブイリ)の一般住民には内部被ばくの放射線影響があることを示唆しています。(2009年3月)

2012-03-07 00:40:52
cmk2wl @cmk2wl

【最重要】山下俊一 いったん被ばくをした子供たちは生涯続く甲状腺の発がんリスクをもつということも明らかになりました。(チェルノブイリの調査結果。2009年3月) RT をお願いします。

2012-03-07 00:45:22
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 放射性ヨウ素は甲状腺がんの診断や治療にも使いますし、バセドウ病の治療に使っても、その後、甲状腺がん二次発生はありません。大量に使う場合には、甲状腺を破壊しますから、その破壊された甲状腺の細胞からはがんは発生しないことがわかっています。(2009年3月)

2012-03-07 01:03:59
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 ただし、1グレイ、2グレイという線量の被ばくを子供が受けると、明らかに線量依存性になり、甲状腺がんの頻度がふえるということが疫学的に証明されています。(2009年3月)

2012-03-07 01:05:58
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 現在チェルノブイリ周辺では約5000例の子供の甲状腺がんが手術をされましたが、私たちはそのうちの740例しかフォローできていません。(中略)これからもがんがおこりうるハイリスクグループの検診活動、早期発見と早期診断を続けて行く必要があると考えています(2009年3月)

2012-03-07 01:09:42
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 私は2006年チェルノブイリ原発事故20周年にあたり、国連でこの健康影響の報告を一緒にまとめることができました。その結論では、唯一、チェルノブイリの放射線被ばくの住民影響で因果関係が明確になっているのは小児甲状腺がんであるということを、世界中の科学者が再認識しました。

2012-03-07 01:34:13
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 チェルノブイリの原発事故後の甲状腺がんの遺伝子変異の特徴が明らかにされつつあります。小児甲状腺がんのほとんどは、染色体が二重鎖切断された後、異常な修復で起る再配列がん遺伝子が原因だということがわかりました。(2009年3月)

2012-03-07 01:37:11
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 長崎、広島のデータは、少なくとも、低線量率あるいは高線量率でも発がんのリスクがある一定の潜伏期をもって、そして線量依存性に、さらに言うと被ばく時の年齢依存性にがんリスクが高まるということが判明しています。(2009年3月)

2012-03-07 01:48:41
cmk2wl @cmk2wl

山下俊一 主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10〜100mSvの間で発がんがおこりうるというリスクを否定できません。(2009年3月)

2012-03-07 01:50:26
cmk2wl @cmk2wl

以上、山下俊一の発言は日本臨床内科医会会誌 第23巻第5号 2009年3月 に記載されていました。山下俊一は、全部わかっているのです。わかっていて、高汚染地域の人達を騙して、蹂躙しているのです。 国立国会図書館にまで調べに行った友人に感謝。

2012-03-07 01:58:54