反原発と風評被害(チェルノブイリver.)
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チェルノブイリであった大規模な風評被害
現在の日本では福島に対する風評被害がひどいが、チェルノブイリでもかなり風評被害があった。「原発事故により奇形児が生まれる」というもの。
2012-02-20 22:35:08そしてその影響で汚染はほとんどなかったギリシャで出生数が23パーセントも下がり(http://t.co/pfoJjxK1)ヨーロッパ全土では10万人以上、人工中絶により死ななくていい赤ちゃんの命が失われたとされている。
2012-02-20 22:37:44ただし、ハンガリーでは人工中絶する人間はあまりいなかった。これは国がICRP勧告「100mSv以下では堕胎の必要なし」に従い、しっかり指導して国民を落ち着かせたからである。
2012-02-20 22:43:18それを知ってるからだろうか、程度の低い反原発厨がこのような人工中絶を促進させるようなデタラメを書き込んでくるのである。福島周辺の被曝量は最大で23mSvなのに。http://t.co/XKEETXmB http://t.co/rAyQeS9H
2012-02-20 22:48:31風評被害はチェルノブイリ原発事故に対応した軍隊も苦しめたという。作業にあたった人はICRPの勧告に従い250mSv以上の放射線を浴びないように管理され作業してきたはずだったのだが、動員解除後ノイローゼにより自殺者が急増した。
2012-02-20 22:53:36原水協の資料でも自殺者が増えたこと、「汚染除去労働者は、彼らは被曝し、放射能によって健康が損なわれたと信じ込んでいた」ということが書いてあるのである。 http://t.co/6hirtreP
2012-02-21 23:10:25なお、風評被害によりチェルノブイリより離れたベラルーシやロシアにおいて1500万人以上の心身的障害が発生したとされている。 http://t.co/IFy3K1nc
2012-02-20 23:12:19甲状腺腫瘍の90%は良性
週刊文春の甲状腺異常の記事が今話題になってるが、それでは、チェルノブイリ周りでの甲状腺腫瘍発病率はどうだったのか?というと、このようなデータがある。ここで、注意して見て欲しいのはブレストとポーランドの甲状腺腫瘍発生の違い。 http://t.co/fSmpVahm
2012-02-27 22:46:20ブレストとポーランドはそんなに離れていない。しかし、発病者増加率が全然違う。というのも、ポーランドの子供たちは国の指導により安定ヨウ素剤を服用していたのと国内の牛乳の出荷を直ちに禁止したからである。
2012-02-27 23:16:30データを見て驚くのはブレストの方がポーランドの一部より甲状腺の被曝量が少ないということ。どうやら放射性ヨウ素が甲状腺異常の犯人ではなさそうである。(1ラド=0.01Gy≒0.01Sv(10mSv)) http://t.co/SZeBVD8B
2012-02-27 23:21:58外部被曝線量の換算はここを参考にしました。
単位変換と計算のページ
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Takehito.Senga/geocity/unitconversion.html
また、放射線緊急時における公衆の防護のための介入に関する諸原則(ICRP 63)によれば、
ヨウ素剤服用の目安としては、甲状腺の等価線量が50-500mSvであることがICRPから提案されている。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-03-05
で、図VI-10のデータ(折れ線グラフ)からZ・Jaworowski氏(ポーランドの医師・理博)の結論としては「ブレストとアメリカの発病率の増加率がほぼ同じである事から判断して、甲状腺腫の検診熱が当該地域の人たちに高まった結果に基づく、見かけ上の発病率の増加」
2012-02-27 23:33:05死体解剖をして甲状腺を調べると数個の腫瘍が見つかるのは普通であり、http://t.co/DcPbr5H0 をみてもわかるように甲状腺腫瘍は悪性なのは稀である。だから、パニックと集団ヒステリーを抑制する対策の方が大事なのである。
2012-02-27 23:38:23「直線閾値なし仮説」はICRP発の過誤
チェルノブイリ原発事故のあと、当時の旧ソ連の放射線専門家たちはICRP・UNSCEARが発表した直線仮説(放射線のリスクは被曝量に直線比例し安全線域量は存在しない)に基づきリスク値を用いて、危険地域から疎開するように住民に命じた。
2012-03-05 22:53:42「疎開した人たちに、いまだに汚染恐怖のおびえが後遺症として残っている」というようなフレーズが、近藤宗平 『人は放射線になぜ弱いか 第3版 (ブルーバックス)』(1998) には繰り返し出てくる。つまり避難民にかなりの精神的ダメージがあった、ということが強調されているのである。
2012-03-05 23:02:16調査の結果白血病の発生率は事故前と変わらなかった。つまりリスクを過大に見積もりすぎたのだ。 http://t.co/yQvllD4V
2012-03-05 23:16:34これについて近藤宗平は「低線量域の実際のデータを無視して、直線仮説にもとづいて、微量の放射線を厳重に管理するように具体的案を各国政府に勧告してきた。これは二〇世紀最大の科学的スキャンダルであるという意見に賛成せざるをえない」と結論付けている。
2012-03-05 23:17:50つまり、直線(閾値なし)仮説はデータの上から否定された。さらにいうなら、「白血病の心配は無用」ということ。・・・ていうかねぇ、カマっちどこ行ったの? http://t.co/Gdv51sCw
2012-03-05 23:22:53ICRP否定の反原発急進派の多くが
「(放射線物質は微量でも害=)直線閾値なし仮説」を主張しているのが面白い所。
ワザとやってるんだろうかね?