まもなく開始です。RT @yasnakam: Twitter読書会『新撰21』 第八回「中本真人+林誠司」本日開催です! http://bit.ly/aZbTtI #shinsen21
2010-06-05 21:59:54#shinsen21 新年からはじまって春夏秋冬と、歳時記どおり季別に章立てしているのは中本さんだけですね。(北大路翼も季別といえば季別ですが。)作句信条をみても筋金入りの伝統派という感じがします。
2010-06-05 22:11:16#shinsen21 「鳥の巣と見えぬところに鳥が入る」「弥陀の手のたやすく外れ煤払」「闇汁の闇のデジタル時計の灯」「五月雨の護岸検査のゴムボート」など、本人大真面目なのでしょうけれど、面白いです。
2010-06-05 22:12:29#shinsen21 個人的なことですが、同じ奈良県出身であり、伝統芸能の研究をされているといこともあって、なんとなく親しみを感じてます。
2010-06-05 22:13:27#shinsen21 大真面目ゆえのおかしみが出ている句に惹かれますね。「倒れゐる怪我人の役震災忌」「毒茸怒鳴られながら捨てにゆく」「闇汁のつるつる啜り麺ならず」このあたりはかなり面白い。
2010-06-05 22:16:59#shinsen21 合評座談会の中で小澤さんのご発言「いわゆる写生俳句の面白さ」というよりは、この方の句は作者はまだ無意識なレベルで俳味、滑稽味を獲得している、これからしていけるのでは、と読みました。
2010-06-05 22:17:21飄々と偽ること無く俳句を詠んでいるのがよいのでしょうね。取合せではないですが、結構道具仕立てに凝っている句も多いと思います。 #shinsen21
2010-06-05 22:18:03#shinsen21 上五を「や」で切る構成の句が全くないのは、どういった訳でしょうね。こういう構成だと写生句は書けない、ということもないと思うのですが…。この書き手の考える「客観写生」とこの構成が相容れない、ということなんですかねぇ。
2010-06-05 22:19:49#shinsen21 「めくれつつ雑誌燃えゐる焚火かな」「抑へたる目に涙なし菊人形」など、どこかドライな視点なのです。花鳥諷詠、客観写生をうたいつつ決してウエットな内容にならない。現代性もある。
2010-06-05 22:23:44まだ、大学という日常にいると窺われる句に、新鮮味を感じることが出来ます。入っていませんが「一限に遅刻せじとて息白く」なんかも。「落第の一人の異議もなく決まる」 #shinsen21
2010-06-05 22:25:15関東方面ではあまり神楽演らないんですか? 広島・島根ではとても盛んですよ。秋・冬の地域の祭には欠かせない。 RT @tadayoshi_k 御神楽の句って、慶応の句会での兼題だったんでしょうかね? #shinsen21
2010-06-05 22:25:16夜神楽は奈良の春日若宮おん祭かな、と思ってました。 RT @tadayoshi_k: 御神楽の句って、慶応の句会での兼題だったんでしょうかね? #shinsen21
2010-06-05 22:26:28#shinsen21 私はとにかく文体というか、書き方が興味深かったです。句末が「て」だったり動詞の連用形で言い流すような形も皆無。句末が動詞ならほとんど(もしかすると全て)かっちり終止形。
2010-06-05 22:31:32#shinsen21 @ogawashunkyu @yasnakam 上五をやで切る構成が、作者の内的な韻律にそぐわないのだと思います。何か句の中に切れを作る大仰な物言いをしたくない、ふと空中を手で捕まえたら鳩が出たみたいなさりげなさ(の面白さ)を好むタイプかと。
2010-06-05 22:31:49そんなことはないですよ。ただ吟行に行くのが好きなサークルではあります。直感直叙ですね。@yasnakam 夜神楽は奈良の春日若宮おん祭かな、と思ってました。 RT @tadayoshi_k: 御神楽の句って、慶応の句会での兼題だったんでしょうかね? #shinsen21
2010-06-05 22:33:34@ogawashunkyu 楽屋落ちみたいですが。季題とじっと見詰め合って起こってきた感興を句に詠む場合、なかなか、上五の「や」は使えないのです。「鷹」とかは初心者に上五「や」ばかりで詠ませると聞いたことがあります。 #shinsen21
2010-06-05 22:37:08しかし私からしても雰囲気が似ている句を揃えてきたなぁ~とは思いました。確か師匠選を受けているかどうか、質問していたくらいですから、師匠の方針なんでしょうかね。 #shinsen21
2010-06-05 22:40:01#shinsen21 「野遊のボールに腰を下ろしけり」がひっかかっています。伝統俳句系の、季語遵守な言い分からすれば、野でのボール遊びはどうなの?と言われそうなのですが、このよくありがちな行為を野遊として詠まれると、そこにそこはかとない愁いがまとわりついて、新しい方向かとも。
2010-06-05 22:41:30#shinsen21 「炉端にも博士を広げ涅槃通夜」の「博士」が博士論文のことかと思って本人に確かめたら、雅楽などの譜面を「博士」と呼ぶそうです。中本さんトリビア第二弾ということで。
2010-06-05 22:41:55そうですね。内容にあったリズム。 @Seki_Etsushi 途中であまりはっきり切れないで下までストンと読み下すリズムでないとこのユーモアは出ないんでしょうね。 #shinsen21
2010-06-05 22:43:23