日本の高等教育機関は私塾の集合体

企業経営の要諦は現場を知る事なのに、なぜ教育に関しては現場を知らないことの方がもてはやされるのか?というるまたん氏の疑問
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るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

↓ 教員を労働者として使う、という発想は実はすごく悪い考えではないかもしれない。ただし、ステークホルダーとしての教員労組の結成と発言権の保障が絶対条件。

2012-03-27 10:22:28
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

理事長(非教員)の力が強い私学がいかにおかしな方向に向かいやすいかは、この業界に身を置くものなら誰でも知っていること。

2012-03-27 10:24:18
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

民間企業経営の第一原則は「いかに現場を知るか」だと思うのだけど、教育に限って教育の現場を知らない人が口を出せば出すほど良い」になるのはなぜなんだぜ。

2012-03-27 10:25:55
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

@rionaoki 僕なんかは従業員集団の中にすらいないわけですが、外からみると理事会はかなりの力を持っていると思います。

2012-03-27 10:32:38
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

理事会と教授会が経営と教育で役割を分担するというのは悪い考えではないと思うんだけどな。

2012-03-27 10:34:20
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

「教授含めて全部が労組に入って圧力をかける」+「教務と事務の境目で曖昧に教員が無償で引き受けている業務のコストが全部経営側にかかる」という負担に耐えられる私学はどれほどあるのか。

2012-03-27 10:35:58
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

あと、これは言っておきたいのだけど、日本の高等教育産業「教え方」を経営側が供給できているケースは一つもない。大学、専門学校、予備校のどこで仕事をしても、カリキュラムと、よくて教科書を示して「あとは先生の創意工夫でお願いします」、と丸投げ状態

2012-03-27 10:41:22
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

→もちろん、それは「裁量の余地が大きい労働」だということなのだけど、高い報酬や方針策定にまでかかわる裁量権は、その代価だということも知っておいてほしいと思う。→

2012-03-27 10:43:19
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

→ちなみに、僕が知っている、このへんの矛盾が出てくる最悪ケースは予備校。外に対しては「我々は豊富なノウハウを持っています」と謳いながら、中では「先生方の創意工夫でお願いしま」と使い分ける。過去問のデータ、受験者の傾向のデータすら出そうとしない。

2012-03-27 10:46:21
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

日本の高等教育機関は、超一流校を除けば、ほぼ「私塾の集合体」だと思った方がいいと思う。教員が持っている独自のノウハウに依存してるのだ。

2012-03-27 10:48:20
るまたん(ほぼインアクティブ) @lematin

で、まあ、そういう実態があるにもかかわらず、教員に「分をわきまえろ」「ただの従業員だ」と宣言して、どうやって組織への貢献を確保したいのか、と…

2012-03-27 10:53:15