BEIR Ⅶ概要を読む

米国科学アカデミーが低電離放射線の人体への影響の調査を精査して2005年にまとめたのが「BEIR Ⅶ」です。しきい値無しのLNTモデルを強く支持しています。
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クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【重要資料】低線量放射線被曝リスクをめぐる最近の動向  http://t.co/TaIVkC9y:「BEIR VII 報告は、細胞レベルの実験や動物実験による生物学的基礎研究と人間集団の疫学データをあわせて考慮したうえで、LNT 仮説は低線量域でも科学的に正しいと結論づけた」

2012-01-30 13:54:27
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【資料】Health Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation: BEIR VII – Phase 2 概要(日本語) http://t.co/8DPk3xMo

2012-02-23 16:10:29
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】低線量被曝の健康への影響を論じた米国科学アカデミーの報告書「BEIR Ⅶ」の概要は、平易にLNTモデルについて説明しているので必読。他の仮説がなぜダメかについても触れている。 http://t.co/8DPk3xMo

2012-02-23 21:07:55
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】最初は電離放射線とはなにか、という説明から始まり、初期の研究者が健康被害を受けたことを説明する。エジソンは、助手が皮膚の腫瘍のために死んだため、放射線の研究を放棄した、という。

2012-02-23 21:16:53
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】低線量放射線のリスクについて、なぜ直線モデルを採用したかを説明。一つは放射線がDNAを破壊して誤った修復が生じ、がん化するというメカニズムから、放射線が多いほどリスクが多く、放射線が小さくてもリスクは消えない、と。

2012-02-23 21:18:47
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】低線量放射線のリスクについては、ほとんど広島・長崎の被爆者の研究から導き出されているという。だから、一部の科学者たちが「福島に研究機関を」と訴えているのはうなずける話。こんな機会、めったにないから。

2012-02-23 21:20:07
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】直線モデルよりもリスクを過小化する仮説をバッサリ斬っている。ホルミシスはもちろん、高放射線地域の住民の統計についても、「我々は普遍的な研究をしているのであって、ある地域に偏った研究は意味がない」と排除している。

2012-02-23 21:21:42
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】逆に、直線モデルよりもリスクを過大化する仮説も採らない。バイスタンダー効果も周囲の細胞に影響があるのは認めても「周囲の細胞が死んでガン化しないのかどうか、更なる研究が必要」としている。

2012-02-23 21:49:24
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:【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】この報告書ではガン以外の健康被害についても触れていた。低線量被曝により心疾患などが増えているという報告があるが、因果関係を示す有力な証拠はまだない、とのこと。「まだない」だけなのだ。

2012-02-23 23:30:28
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】「「オックスフォード小児がん調査」からは「15歳までの子どもでは発がん率が40%増加する」ことが示されている。これがもたらされるのは、10から20mSvの低線量被曝においてである。」

2012-02-24 10:43:19
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【BEIR VII – Phase 2 概要を読む もういちどurl掲示】16ページでさくっと読めますのでオススメ。2005年米国科学アカデミーの報告書です。「ホルミシスガー」「ケララガー」という主張はこれを読めば退けられます。http://t.co/8DPk3xMo

2012-02-24 13:24:32

追加分

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 BEIR 委員会とは、「電離放射線の生物学的影響」に関する委員会のことで、米国科学アカデミー(NAS)/ 米国研究評議会(NRC)の下に置かれている放射線影響研究評議会(BRER)内の 1 つの委員会である。http://t.co/cu5OZGiW

2012-06-04 08:46:18
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原子力資料情報室によるBEIR Ⅶ記事http://t.co/eo9u4giP:報告書は、放射線被曝は低線量でも発がんリスクがあり、放射線業務従事者の線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被曝でも約1%の人が放射線に起因するがんになる、とまとめている。

2012-06-11 17:38:46
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

BEIR Ⅶ生涯リスクモデルでは 0.1Sv の線量により 100 人中約 1 人にがん(固形がんか白血病)が発生すると予想でき、一方、他の原因では 100 人中約 42 人に固形がんや白血病が発生すると予想される。線量が低ければそれに比例してリスクは低くなる。

2012-06-11 17:49:54
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【BEIR VII – Phase 2 概要を読む】低 LET の自然「バックグラウンド」放射線(ラドン等の高 LET 放射線を除く)の生涯(70 年)被曝で 100人中約 1 人にがんが発生することになる。

2012-06-11 17:48:26
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

↓つまりBEIR Ⅶが提示しているLNTモデルは瞬間被曝量でなく生涯の累積被曝量とリスクが比例するというもの。「瞬間被曝でなければ修復されるから大丈夫」と主張する人間はBEIR Ⅶを否定していることになる。

2012-06-11 17:51:25