『ギルガメシュ叙事詩』語り
そういえば『ギルガメシュ叙事詩』読み返してたんだけど、今まで結構細かいとこ読み飛ばしてた。例えばギルガメシュが死んだエンキドゥを寝かせたあと、おもむろに彼の腰帯をほどいてるんですが、え……なにするの……? しかもこの直後(欠落)になってるし
2010-01-09 00:30:04ギルガメシュとエンキドゥは世界最古(多分)のBLにして貴種流離譚にしてメロドラマにしてあともうなんか色々。ギルガメシュの身代わりで死んだエンキドゥの死体を抱えてギルガメシュがあれこれなシーンなんかもう全人類が読むべき。 #wesmag
2009-12-03 12:54:37行き詰まったのでギルガメシュ叙事詩読んでる。「私が心から愛したエンキドゥ/……/昼も夜も、彼に向かって私は涙した/彼を墓へ運び込ませたくなかった/……/七日と七晩のあいだ/彼の顔から虫がこぼれ落ちるまで」いつ読んでもすごい話だ
2010-01-01 22:18:00なん…だと… RT @segawa そういえば『ギルガメシュ叙事詩』読み返してたんだけど、今まで結構細かいとこ読み飛ばしてた。例えばギルガメシュが死んだエンキドゥを寝かせたあと、おもむろに彼の腰帯をほどいてるんですが、え……なにするの……? しかもこの直後(欠落)になってるし
2010-01-09 00:31:33ギルガメシュかあ。死んだエンキドゥの棺に蜂蜜入れる描写か何かがあって、自分は防腐剤だと思っていたが、エンキドゥの好物を持たせたのだという解釈をしている方がいた。それも良いなあと思った。
2010-01-09 00:35:36@wordcage 「バター」と対になっているように読めます。そうするともしかして、供物、好物だったのかもしれませんね。 そういう読み取りをすっとできるのは美点だと思います。
2010-01-09 00:43:26@saiura おや、この手の話分かる方だったのですか。 結構飛び飛びだし、石板のサイズ考えても元々あんまり詳述されてたわけじゃないんだろうと思いますが、うん、確かに、あの切り替わりは劇的な効果を生んでいますよね、結果として。
2010-01-09 00:40:36@segawa 囓ってる程度ですw その効果を狙うためだけにすっぱおとすことは恐らくない、と思いたいです。 それにしたって5千年近く前に生きていた人間が作ったとは思えない濃さですよねー
2010-01-09 00:52:45@saiura 効果とか狙ったわけではないとは思いますけどね。単純に、王による遠征の話や、冥界とはいかなるものかという話、そしてウトナピシュテムの元での会話に比べて、葬送の模様というのは優先順位低いだろうなというのはありますね。 本当に、がつんときます。なんなんでしょうね。
2010-01-09 01:01:10@saiura よせやい(*ノΘノ) まあ基本的には、神々の功績や行動を伝えることが先に立っていて、この頃ちょうど、もっと「文学」的なテーマに踏み込んでいった、ということなのだろうと。死についての問答のあたりなんかはね。どうかな、結構勝手に言ってるだけですけど。
2010-01-09 01:24:00そういや阿刀田高氏の「新トロイア物語」の、パトロクロスの死体に執着するアキレウスが、まんまギルガメシュのようだったなあ。アガメムノンに裏で女々しいだの何だの愚痴られていたが。
2010-01-09 00:42:43関連書籍の該当箇所を確認したら、「あいにく第八書板の残りは欠損が多く、何が起こったのかは推測しかできない。」と記載されていて笑った。
2010-01-09 00:59:44