松本市広報2011.12の市長の文章が気になったので検索してみた
気になったのは、4頁の↓の部分、とくに後段「もし異常がみつかると…」です。
”ベラルーシ共和国では現在、妊娠すると妊婦健診・出生前診断が非常に厳しいということです。もし異常が見つかると、ベラルーシでは半ば強制的に人工妊娠中絶をさせてしまう、こういう状況にあるのです。”
。o O (すぐに見つけたのがJohnston's Archive(http://t.co/aMEX30y)のこの表。
2012-04-11 20:28:47一応、公的なデータソースにあたる。
。o O (こういうデータの扱いがよくわかりないけど、とりあえず人工中絶数/出生数の比をとってみた。89年に一気に跳ね上がっている。98年くらいまでめちゃくちゃ高い。(修正)
2012-04-11 20:45:06。o O (というか、この表の見方が正しければ、もともとベラルーシの人工中絶は異常に多いのに、それが90年代には激増している。ソ連解体の影響が大きいのだとは思うけど、菅谷氏が言うことを簡単に否定できないね。
2012-04-11 20:39:09。o O (docファイル注意! 国連の文書(http://t.co/qUYO1ny)を見てもなんかベラルーシの中絶状況の凄まじさがみてとれる。(いま、UNのサーバー不調なので見れたり見れなかったりなのに注意)
2012-04-11 21:25:38。o O (菅谷さんがベラルーシにいらした時期と中絶率の高い時期は重なっている。しかも、昔のような異常な数字ではないにせよ、今でも高中絶率を誇っているベラルーシ。また、合法中絶が認められる要件の緩さ。少なくとも菅谷氏の発言と整合的ではある。もちろん、実態はわからないが…
2012-04-11 21:31:14ちょっと気になるので追加。
。o O (誤解されると問題なんで念の為付け加えると、ベラルーシで中絶率が急上昇したのは、「障害」が増えたことが主因とは考えにくい。「障害」は増えたのかもしれませんが、それ以上に「中絶」を巡る社会状況の変化によって増えた可能性がはるかに高いはず。
2012-04-12 13:04:26。o O (また、「障害」が増えたとしてそれが、どの程度が被ばくの影響なのかについてもおそらく真相は藪の中。とはいえ、妊婦や授乳中の女性は一般の人たち以上に被ばくを避けるべきといったことはICRPを持ち出すまでもなく当然。
2012-04-12 13:07:29