【4月12日】宮城県山元町・気仙沼市階上
当日のツイート
坂元駅にたどり着いたものの、ホームの跡を残すだけの更地にしばし茫然とたたずんでいた。その後、沿岸部を北上し、仙台空港を見て、閖上大橋を渡る。今泉ICから南部道路経由で、今は宮城県図書館で文献複写終了。
2012-04-12 12:40:05何度か若林区沿岸を走ったので、仙南地区平野部の津波被害を予想はできていたが、辛いものはやはり辛い。車で走ると、あそこに屋敷があったに違いないと遠目にも分かる。それは、仙台平野特有の屋敷森「イグネ」の笹藪だけがこんもりと残っているから。平らな大地に点々と樹木と藪が置かれている。
2012-04-12 12:48:39仙南の瓦礫仮置き場は、津波の直撃した県道沿いの小学校や自動車学校の敷地にもあった。だから土地は沢山あるのだろうと思うのは、間違い。いったん積んだ山も、次の分別処理段階に進めず、山の真ん中ぐらいまで雑草の繁っている所もあった。さすがに民家の近くなので、写真は撮らなかったが。。。
2012-04-12 12:59:36岩沼を走っていた時、泉ヶ岳から蔵王連峰がくっきりと見えた。こんな景色は生まれて初めてかもしれない。がらんとした平野から見た山々は、何かこう、泣けてきてしまった。
2012-04-12 13:02:20気仙沼の階上地区(旧波路上村)は、向洋高校付近を見てきた。やはり低い土地で、かなり波をかぶっていた。一方、隣接する長磯は緩やかな低い丘で、ほとんど波をかぶっていない。しかも、海抜は数メートルもない。南三陸町の戸倉や歌津の波の高さを知っていると、この差は驚くより他ない。
2012-04-12 17:23:37今回は宮城県の一番南(山元)と、一番北(気仙沼)を両方見た。一日で見た理由は、日中移動する際の距離感を知りたかったことと、同じ日の昼の間に両地域を比較したかったこと、である。感想。宮城県は東北6県の中で面積が一番小さいが、それでも被災地の領域は、とてつもなく広い。。。
2012-04-12 17:30:55今日走ったことで、実際に見ていない宮城県内の津波被災地は、島嶼部、牡鹿半島の北側、旧唐桑町となった。明治以来の津波被害との比較をするためにも、一度は確認をしたいと思っている。
2012-04-12 17:35:53写真
【20120412撮影】(2)同じく坂元駅前で。山元町の案内看板だけが残る。。。 http://t.co/D1wlhvW8
2012-04-13 12:59:31【20120412撮影】(3)これは坂元駅の駅舎ではなくて、流れ残った公衆トイレです。。。 http://t.co/vQy3GcN5
2012-04-13 13:01:23【20120412撮影】(7)坂元駅の線路に立ってみた。。。 北に向かって。 http://t.co/PFKIclmm
2012-04-13 13:09:29【20120412撮影】(8)詳しい事情は分からないけれども、こういう立て札もあった。(坂元駅) http://t.co/tss19L4h
2012-04-13 13:11:36