庄野真代トーク「庄野真代と国境なき楽団」まとめ
庄野「最近は知らない人も多いもしれませんが、飛んでイスタンブールを歌っていた歌手です。今年で歌手生活35周年。これまでの活動をまとめた本を出しました」 #junku0610
2010-06-10 18:39:07未熟児として生まれた話。先日取材で会ったチャネラーの人に前世を読まれた。「ほんまいかいなー」みたいな。前世はベリーダンサーだったとか。 #junku0610
2010-06-10 18:43:33庄野「飛んでイスタンブールを出してしばらくしてから、バックパッカーになって世界旅行をした。一泊1000円以内をルールにして、いろんなところを回った」 #junku0610
2010-06-10 18:47:05庄野「きっかけは友達の言葉。80日、30万円で世界一周ができるクーポンがあると聞いた。でも計画を立てているうちに、80日じゃもったいないなくなってきて、クーポンじゃなく、自分で旅をすることにした」 #junku0610
2010-06-10 18:49:16庄野「結局、一年半のつもりで出て、二年間旅をしていた。準備をしている一年間にヒット曲も出たので、もう帰ってきて歌手に復帰できなくても悔いはないぞ、という気持ちで出発しました」 #junku0610
2010-06-10 18:51:30庄野「世界旅行の初日、タイの空港から乗ったバスで会ったタイ人と日本人の夫婦と話しているうちに、その人の家に泊めてもらえることになった。今考えるとあぶなかしい話かもしれないけど、本来、人と人はそのようにつながり合える存在だと思う」 #junku0610
2010-06-10 18:54:47庄野「そこから旅の目的が一つ増えた。世界の素顔を歩いて見よう、と。そういう目で歩くと、空の色、葉っぱの色、肌の色、ぜんぶ一つではないことに気がついた。犬の鳴き声だって、ワンワンじゃない」 #junku0610
2010-06-10 18:59:59庄野「先々で、自分は他所の文化から来た人間なんだ、と気づいた。でも、みんな一個しかない地球の上で生きている。だから上手くやっていかないといけないんだな、と思った」 #junku0610
2010-06-10 19:01:10庄野「その後はインド、ロシア、ヨーロッパへ。ロンドンなどの後、チュニジアで、また別の課題に出会うことになった。サハラ砂漠の端の街の水飲場。だれに頼まれたわけでもなく、たまたま通りがかった人が、干からびていた井戸を掘りかえしていた」 #junku0610
2010-06-10 19:04:47庄野「それはあなたの仕事じゃないのに、と思ったけれど、そういう気持ちを私たちは忘れてしまったのかなあ、と気づいた」 #junku0610
2010-06-10 19:05:36「同じ街で、宿の窓から、ポリ容器を積んだロバを引く5歳くらいの男の子を見た。数時間後に、水を待つ家族のもとに戻ってきた男の子の目が キラキラと輝いていていた。仕事をやり遂げた目」 #junku0610
2010-06-10 19:09:24庄野「今は蛇口をひねれば水が出て、その水がどこから来たかなんて考えないけれど、それがすなわち豊かで充実しているわけではない。親子の中でも感謝し合える関係、貴重な水を大切に使う気持ち。ものが一杯あるのと、どちらが幸福度が高いでしょうか。」 #junku0610
2010-06-10 19:11:10庄野「旅はよく、人世に喩えられます。旅の途中で、罪悪を感じたことがあった。「私、 働いてない。毎日お金を使ってるだけだ」と。それで、パリで路上ライブをやったり、ユースホステルの貼り紙で見つけたボランティアをやったりした」 #junku0610
2010-06-10 19:13:09庄野「旅をしていた80年代は、日本では環境問題は話題になっていなかったが、世界ではよく話に出た。ケニアの学校には「空を守ろう」と書いてあったし、大量消費の時代のアメリカでも、スーパーの前に分別のゴミ箱が置かれていた」 #junku0610
2010-06-10 19:19:24庄野「旅人というのは、あちこちで見て感じた事を人に伝えるのが使命。あちこちで環境の話をしたが、あるとき「自分の経験の切り売りしかしていないのでは」と思い、本格的に勉強する必要性を感じた」 #junku0610
2010-06-10 19:20:46庄野「「やりたいことリスト」は、みなさんもぜひやってみてください。いっぱいあると思います。若い頃に書いた下書きがあれば、今からでも遅くないです。しぶーい絵が描けるかもしれない」 #junku0610
2010-06-10 19:24:20庄野「退院後、たまった新聞を読んでいた1999年の夏。法政大学の人間環境額部の社会人入試のことを見つけた。やりたいことリストの中にあった「勉強」を実現するときだと思い、勉強して受験したら、受かった」 #junku0610
2010-06-10 19:27:24庄野「大学生活では、ゼロから始める楽しさを感じた。大人になると、自分の範囲で行動してしまいがち。知らないことばかりの大学生活では、知る喜びがあった」 #junku0610
2010-06-10 19:28:57庄野「本当にできるとは思わなかったが、20人以上の若い学生たちからも賛同をもらい、大学の助成金へも企画書を出して助成金をもらい、実現することになった。これが国境なき楽団のTSUBASAというプロジェクトにつながっている」 #junku0610
2010-06-10 19:34:32庄野「3年生のとき、母と私の「やりたいこと」だった留学ができた。ロンドンへ。ボランティア、スポーツ、コンサートの3つをやろうと思って行った。そこでも通りかかった店で、またボランティアの貼り紙が…」 #junku0610
2010-06-10 19:38:40庄野「そこでやらせてもらったボランティアは責任のある仕事だった。ボランティアは、自分の能力の一部を、自分のフィールドじゃないところで発揮すること。そこですごく磨かれる。」 #junku0610
2010-06-10 19:43:04庄野「最初は苦手なレジをやっていて苦労していたが、自分の能力をいかせることを考え、チャリティーコンサートをやってお店に寄付しようと言ったら、次々に協力者が集り、大成功した。自ら行動を起こせば自分の能力に気がつくし、人と人との距離も縮まる」 #junku0610
2010-06-10 19:45:33庄野「そのコンサートの経験が、セプテンバー・コンサートにつながっています。2005年から日本でも開催していて、今年は6回目を行います」 #junku0610
2010-06-10 19:50:32