「初音ミクと二次創作」@北京大学 メモ

「日本マンガ・アニメ文化先端講座」第4回 開催日 2012年5月3日 伊藤博之(クリプトン・フューチャーメディア社長) 続きを読む
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さの @sano_shaling

今日の午後、クリプトンの伊藤博之社長が「初音ミクと二次創作」をテーマに北京大学で講演会をされるそうなので見てこようと思いますwwww

2012-05-03 03:27:45
フルイチマサコ @gsyz

日本動漫文化高端講座、第四回が無事終了。今回は「初音ミクと二次創作」がテーマで、600人の学生が集まる大盛況でした。クリプトンの伊藤社長のお話も、新しい文化の可能性を感じさせる内容で、ミクをまったく知らなかった先生達もとても興味深く聞いてらっしゃいました。

2012-05-03 23:31:59
フルイチマサコ @gsyz

明治大学の森川先生の解説には今回も大歓声があがってたんだけど、こっちの基準ではきわどいとこまで突っ込んだので通訳しながらヒヤヒヤでした。

2012-05-03 23:34:56
さの @sano_shaling

クリプトン伊藤社長のお話は面白かったです。北大のアニオタサークルによるオープニングのコスプレパフォーマンスがありました。ガンダムの監督の時もそうでしたが、明大のゲストの先生の話が安定したHENTAI JAPANっぷりでした。早稲田の人としりあった。

2012-05-04 03:55:50
さの @sano_shaling

開場後ずっとライブ映像みたいなのが流れてて大量のミク曲を聞かされ頭から離れないつらい。ぽっぴぽっぴぽっぽっぴっぽー

2012-05-04 03:57:19
さの @sano_shaling

明大の先生の話のほう通訳してるひとが、前回と同じ日本人だったんだけど、あんまり中国語がうまくなくて、発音にいたってはあたしのができるかもしれないくらいのレベルで、ちょっとこう、聞いてて「难受」な感じ。

2012-05-04 06:57:57
さの @sano_shaling

日本語学部の学生さんとかも結構聞きにきてて、そういうひととか、私もそうなんだけど、話してる内容と通訳の内容のズレが気になってしまうわけです。講演してる人はもちろん、自分のことばがどう訳されてるか分からないんでしょうけど。うん。

2012-05-04 06:59:31
さの @sano_shaling

訳すという行為の難しさについてはよく考える。言葉には歴史と文化の背景があるからね。異文化交流学の授業でも、異なる言語間で100%の翻訳は不可能みたいな話を聞いた。うーんむずかしい。

2012-05-04 07:01:23
森川嘉一郎 @kai_morikawa

北京大学と明治大学の共催で行っている「日本マンガ・アニメ文化先端講座」の第4回。初音ミクのクリプトン・フューチャーメディアの伊藤博之社長を北京大学にお招きし、「初音ミクと二次創作」という題名で5/2にご講演頂きました。 http://t.co/FUCkEfqX

2012-05-05 15:53:07
森川嘉一郎 @kai_morikawa

伊藤社長の講演に参加するため、明治大学からは理事と前理事と藤本由香里准教授と私が出張しました。500人の教室が大入り満員で、伊藤氏の一言一言に歓声が巻き起こり、閉会後はサインをせがむ学生たちに社長が囲まれるという、大変な盛り上がり。初音ミクの中国での人気ぶりを改めて実感しました。

2012-05-05 15:54:04
森川嘉一郎 @kai_morikawa

伊藤社長のお話はボーカロイドの技術的な側面から二次創作に関する独自の制度、商品展開やコンサート、そして町おこしの支援など、多岐に渡り、それがそのまま初音ミクという存在の多様な広がりを見渡すものとなっていました。最後にはサプライズもあり、会場を大いに沸かせていました。

2012-05-05 15:55:07
森川嘉一郎 @kai_morikawa

藤本さんは講演者の紹介、私は講演後の余興的解説を担当。ということで、昔作った曲とその過程ファイルを掘り起こし、ベタ打ちのロボ声状態から「調教」により人間らしくなっていく過程を聞いてもらい、それが作り手の意欲に少なからず火を注いでいるのではないか、といった話をしました。

2012-05-05 15:57:19
森川嘉一郎 @kai_morikawa

いくら調教しても完璧に人間のようにはならない。そこが実は重要で、どんなにがんばっても人間にはなれないロボットの女の子が、マスターのために、一生懸命人間らしく歌おうとがんばっている。日本のマンガやアニメを見て育つと、そんな想像を脊髄反射的にしてしまうのだ、という怪しげな解説をした。

2012-05-05 15:58:10
森川嘉一郎 @kai_morikawa

中国語版のボーカロイドが開発中だが、果たしてそれは中国の作り手をどのように広げるのか。そこが興味深い。

2012-05-05 15:59:29
しずけん @Sizuken

森川先生の仰る通り。だから俺は次世代バージョンのボーカロイドは方向性を完全に誤っていると思う。より人間らしくなりました!もう人間と区別が付きません!なんて物は、もはやボーカロイドではない。それはただの、魂のこもっていない、声を発する人形である。ボーカロイドは生きた楽器であるべき。

2012-05-05 16:03:58
浅利与一義遠 @hologon15

@kai_morikawa 中国語は、字で書くと同じでも、地域によって言語(発音)が全く異なるのですが、それによるギャップがどう展開していくのか、興味があります。 >中国語版のボーカロイド

2012-05-05 16:06:31
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

帰国しています。昨夜遅く帰って、今日はコミティア100に行ってきました。予定より遅い時間からの参加になりましたが、ほぼ、お目当ての方々にはご挨拶させていただきました(もちろん時すでに遅かった方も…)。今日お目にかかった方々、ありがとうございました。

2012-05-06 00:21:08
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

北京では、北京大学と明治大学の共同講座「先端文化講座」の4回目として、初音ミクを生んだクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長に、「初音ミクと二次創作」というテーマでお話しいただきました。500人の会場が満員で立ち見も出るほど。伊藤社長のお話の随所で歓声が沸いていました。

2012-05-06 00:33:18
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

最後に、「まだ簡易版だけど…」と、中国版ボーカロイドの歌声の披露もあり、このサプライズに会場は大盛り上がり。初音ミクにほんとうに最初に歌わせてみた時の声も聞かせていただき、クリプトンの活動と初音ミクの歩みを中心に多岐にわたった講演の後、伊藤社長はサイン攻めにあっていました。

2012-05-06 00:39:53
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

私が今回の伊藤社長の講演と、それに伴ってさせていただいたやり取りの中で感じたのは、初音ミクのここまでの成功は、クリプトン・フューチャー・メディアという会社のあり方と密接にかかわっているのだなあ、ということです。(続く)

2012-05-06 00:44:26
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

それは一言でいうと、初音ミクを起用したgoogleのCMの中に出てきた、「Everyone is creator」という言葉に象徴されます。クリプトンでは約50人すべての社員がクリエイター。初音ミクも会社として一番大事にしていることはできるだけ多くのクリエイターが参加できること。

2012-05-06 00:48:33
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

「Everyone is creator」――できるだけ多くのクリエイターが参加できるプロジェクトでありたい、そうしたクリプトンの方針と、ニコニコ動画等を可能にしたパソコンとネットワークの発展が核心のところで結びついて「初音ミク」という現象が生まれたのだなあ、と思いました。

2012-05-06 00:52:34
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

森川先生の解説は相変わらずの面白さで、私はそれを聞きながら、初音ミクの登場は、私が関心を持っているテーマの一つである「人間の形をした人でないものが感情を持って動く」という、ロボットとマンガに共通した特性の流れの中に位置づけることができる…と考えていました。考え始めると止まらない。

2012-05-06 01:00:02
藤本由香里 9月から再びニューヨーク @honeyhoney13

姿と、声があって、特定の物語にしばられていない。(技術があれば)自由に動かせて、歌を歌わせることができる。と考えると、やはり「声」というのは、存在が立体性を持つためにすごく大きいのだろう、と思う。……「初音ミク」という存在は、ほんとうにさまざまなことを考える起点になりますね。

2012-05-06 01:04:35