福島第一原発事故による(小児)甲状腺癌リスク

事故後のヨウ素拡散ルート、量、被曝人口の評価、つまりは「不検出」とされた群の実際の等価線量を知ることがポイントではあります。 私的には「よく判らない事を今更言っても」と思い、あまり触れずにいましたが今後実際の被害が発生し始めたときの目安になればと思い少し考えてみました。 「関連まとめ」 日常食(昆布など和食)による事故直後のヨウ素防御効果についてhttp://togetter.com/li/300885 首相官邸HP「日本食(昆布など)の効果」の定量的見積もり 続きを読む
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聞いてる人には判り難いと思いますので、まとめ内容を簡単な図にしました。ICRP準拠で「50人」。チェルノブイリスケールでそれより20倍悪いと仮定すると「1000人」の懸念。

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/zGLrnJ7l 成人の場合、I131吸入摂取の換算係数はその経口摂取の換算係数の約3分の1になっていますが、それはType Fの値のようです。Type Vの値 の方が良いかもしれません。 http://t.co/pVWRtw9U @study2007

2012-05-08 21:23:17
studying @kotoetomomioto

@jun_makino @MAKIRIN1230 @HayakawaYukio @Todaidon @miakiza20100906 吸入摂取を「最も速い吸収」に変えて甲状腺癌発症リスクを書き直しました。まずICRP版「50人」です。 http://t.co/1Xc0tTJ2

2012-05-08 22:20:54
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studying @kotoetomomioto

@jun_makino @MAKIRIN1230 @HayakawaYukio @Todaidon 近県の児童100万人で見るとICRPスケールで言っても数十人出てしまう計算になりますしチェルノブイリスケールに乗ると数百人の発症というオーダかも?です。ご指摘等あればお願いします

2012-05-08 17:40:11
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@study2007 およそ30人ですか。10年間に発症するなら毎年3人。社会リスクとしては少ないと思います。

2012-05-08 17:39:36
studying @kotoetomomioto

あ、これはあくまでもICRP仮定なのでチェルノブイリに準ずるとすると1〜2桁大きくなることが懸念され、かつ癌以外の異常はそのさらに2桁増しの裾野?という心配です@HayakawaYukio およそ30人ですか。10年間に発症するなら毎年3人。社会リスクとしては少ない

2012-05-08 17:44:29
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@study2007 チェルノブイリ仮定だと1000人。10年間にわたって毎年100人ですか。これだと社会問題化する。

2012-05-08 17:47:06
studying @kotoetomomioto

はい。一応このまとめは「生涯リスク」で評価してますが仰るように「10年」に集中しそうですから顕在化して見えると思います。@HayakawaYukio チェルノブイリ仮定だと1000人。10年間にわたって毎年100人ですか。これだと社会問題化する。

2012-05-08 17:55:09

国連科学委員会UNSCERの名目リスク係数では「100人」という計算。

Masato Ida, PhD @miakiza20100906

放医研がUNSCEAR流に見積もった結果だと、甲状腺等価線量100mSvで1000人に約2人の罹患数増 http://t.co/JfG8Xjzw で、ここから2.1Svの場合を求めるとマキリンさんの見積のさらに倍くらいになりますね。 @MAKIRIN1230 @study2007

2012-05-08 18:44:34
studying @kotoetomomioto

@jun_makino @MAKIRIN1230 @HayakawaYukio @Todaidon @miakiza20100906 UNSCER版です。「I131診断による癌発生」なども折り込んだものだそうで「100人」となります。 http://t.co/hpUeAalc

2012-05-08 22:24:04
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studying @kotoetomomioto

国連科学委員会(UNSCEAR)によるリスク評価 (09-02-08-02) http://t.co/KOWx4IS8:「主に広島、長崎の原爆被曝者の新しいリスク推定値、強直性脊椎炎患者、子宮癌患者、ヨウ素131の投与を受けた患者の甲状腺癌発生データなどを基に行われている。」

2012-05-08 22:28:51

以下が当初のまとめ

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「1MBqの摂取が大したこと無い」みたいな話もあるようですが、そうでもないと思われます。

Jun Makino @jun_makino

引用 : 放射性ヨードだとセシウムより少し注意が必要ですが、 1 メガベクレル以下の摂取が実際的な影響を及ぼすとは考えにくいです。

2012-05-05 11:05:28
Jun Makino @jun_makino

田崎さんがあげている http://t.co/V32WJyBD 放医研資料 だと、例えば 5 歳児童で 1M ベクレルは甲状腺等価線量で 14Sv に なる。

2012-05-05 11:05:29
Jun Makino @jun_makino

吸収からの日数とかで倍くらい違うので直後だとすると 6-7Sv くらい。 で、甲状腺がんは 1 万人・ Sv あたり 2.3 人だそうなので、 1M ベクレルは ( 全部甲状腺にいくと )1000 人に 1 人くらいがガンになる量。

2012-05-05 11:05:30
studying @kotoetomomioto

「ヨウ素1MBq」:例えば5歳児経口の場合2.1Svの甲状腺等価線量(21ページ)でhttp://t.co/A1V5tuTL 名目リスク的には「1万人中約60人が甲状腺癌になり約5人が死ぬ(致死的)」とされてる量。http://t.co/IPDdjTfh

2012-05-07 19:51:51
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

1MBqのI131を5歳児が経口摂取したとすると、その甲状腺等価線量は2.1Svになります。http://t.co/09h6uj8b p.21 子供の甲状腺の名目リスク係数を100とするなら、生涯で甲状腺がんを発症する数が1万人当たり210人も増えるような線量です。

2012-05-06 20:24:37
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

https://t.co/jvDTIAeO https://t.co/7O0oFeco https://t.co/7QBVWP54 幼児と成人では同じBq数のI131を経口摂取したとしても、生涯の甲状腺がんの発症リスクは前者のほうが後者より50倍程度大きくなることがわかる。

2012-05-07 21:00:07
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/ASOWpkpN は全年齢集団についての表で、ICRP publ.103では就労年齢集団(18歳~64歳)の表も掲載されています。その甲状腺の名目リスク係数は9になっているので、18歳未満の集団の値は100程度になると推定できます。 @study2007

2012-05-07 23:35:52
Jun Makino @jun_makino

1000 人や 1 万人に 1 人では PKA さんのいう実際的な影響にならない、ということであろう。

2012-05-05 11:05:30
studying @kotoetomomioto

ただ放医研「1歳児ファントム」資料は甲状腺残存とNaIの線量の関係としては有用だけど、半減期による減衰しか考えていないっぽくちょいズレがあるのかな?と。http://t.co/CETHXKZ6 多分生体内挙動も考えないと行けない様な?http://t.co/f594bd84

2012-05-07 20:04:07

ちなみに1患者からみた医者とは、、みたいな?

studying @kotoetomomioto

ちなみに(本物の)専門家の資料によると300MBqとか投与するバセドウ病なんかの場合でも「禁忌ではないが、小児では発癌性を考慮して、あまり行われない。」http://t.co/F7DDCuo9 と。まあ1患者の印象ですが医者というのは命を尊重し慎重に考える傾向があるかな、と。

2012-05-07 20:11:49