kirimanjirou's movie review Jun.2011 - Apr.2012

きりまん痔ろう @manji2016

『プリンセンス・トヨトミ』監:鈴木雅之 2011日 うわー男くっせえ映画だなー。父と息子で受け継がれる伝統。暑苦しい展開だが、鑑賞後に胸に残るのは綾瀬はるかのおっぱい残像。そして僕の中で更に深まった関西人への偏見。

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ここ最近で一番凄い『ブラック・スワン』監:ダーレン・アロノフスキー 2010米 生真面目な主人公の性格とｽﾀ-の重圧が合わさり産まれる葛藤を描く。女の子の心理をここまで恐ろしく映像化できた作品を他に知らぬ。爆発的なN・ポートマンの演技力のおかげで終始途切れぬ緊張感も素晴らしい。

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『宇宙ショーへようこそ』2010/日 監:舛成孝二 うん、特にお涙ちょうだいもなければ凝ったストーリーもない。完全に雰囲気ものだけど嫌いじゃないかな。敢えて言うなら音楽は結構いいかな。輩2人は途中で寝ちゃったけどね。サマーウォーズや時をかける少女と同列で見ると、コケちゃうかも。

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『ガリバー旅行記』2010/米 監：ロブ・レターマン な〜んにも目新しいことはない、ただのガリバーだ。でもひとりで見てると、なんだか心があったかくなる良作。ハートの小せえ男が小人に囲まれてビックな男に成長するってテーマ。大人の疲れた心にぐっとくる。85分と長さもライトでいい。　

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『漫才ギャング』 2011/日 監：品川ヒロシ おい、どうしたおもしれえじゃねえか。上地なんて全然好きじゃねえのに、熱くて渋くてサイコーだよ。石原さとみもむちゃくちゃカワイイんだ。こんなライトなもん推すなんて僕は変わったか？一つ問題があるとすれば、今日はまだ月曜日だってこったな。

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『相棒-劇場版Ⅱ-』2010/日 監：和泉聖治 岸部一徳の岸部一徳による誰のためなんだMOVIE シリーズファン以外には"関係のない作品"とバッサリいきたいところだが、思わぬところに伏兵は潜んでいた。「官房長ーーーーッ！！」衝撃の展開に、開いた口が塞がらぬ。岸部ファンに捧ぐ一作。

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『ドラゴン・タトゥーの女』2011/米 監:D.フィンチャー ミレニアム三部作の一撃目は主要キャラの顔見せを上手くまとめたｽﾀｲﾘｯｼｭﾑｰﾋﾞｰ。但しモザイクは頂けない、僕たち日本人男子はどうしてもエロビデオを想像してしまう。そのあたりもっと日本人の感性に踏み込んで欲しかった。

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『ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』監:V・ヴェンダース 2011/独　ピナが所属したヴッパタール劇団の面々がタンツテアターをひたすら踊り続けるアートムービー。彼女の生涯の表現に言葉はいらない…という意図と解釈。予備知識なしでも気軽に世界観を楽しめるのは嬉しい。が、やや人を選ぶか。