史料批判のわかりやすい例

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

日本人というのは、戦争について語るときに右も左も何故情緒に訴えようとするのか全然わからん。「特攻隊員は行きたくて言ったわけじゃ無い！」とか「特攻隊員は愛する家族や郷土のために～」とか、数千人が死んだ時の本音の平均値なんか判るわけねえだろヴァカ、としか思わない（ ´Ｈ｀）y-~~

zeong @zeong_dictator

@jpn1_rok0 分からないからこそ、色々な人々にとって使い勝手が良い、とも言える件（笑）

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator まあねえ。そして何故「特攻による死」とやらを特別視するのかわからんの。日本軍にありがちな「事ここに至っては、最後の突撃をもって～」というのも、ご立派に生還の期待できない出撃ではないのかと。飛行機に乗ってれば偉いのかと（ ´Ｈ｀）y-~~

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

特攻ってさ、右も左もあの手のメンタリティが大好きだよね。鉄腕アトムの最終回とか。多分ねえ、次に何かあったときも暗にその手の行為を社会的に要求する空気ってできちゃうんだろうなあ、とは思うの。それを哀れむなり顕彰するなりする自分を「いい人」にしやすいネタだからね。（ ´Ｈ｀）y-~~

zeong @zeong_dictator

@jpn1_rok0 他人に自己犠牲を強いるのに便利ですし、思考停止して何等かの行動に出る自分を肯定するのにも役立ちますし、これを批判していい人面するにも使えますから、何かと有用なのですよ。

polalis @_polalis_

@zeong_dictator @jpn1_rok0 桜井忠温『肉弾』は、迷惑この上ない本だが、割と好評だったようだしねえ。朝日新聞なんかが三勇士の歌を募集してみたり。

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@_polalis_ まあ、爆弾三勇士なんて、実際には手製の爆破筒を使う際に、導火線の長さを間違えて、予定時間より早く爆発しちゃったという「事故」でしかないのだけれどねえ。褒められちゃって陸軍が問題を公的に追及できなくなって困ったという話を聞いたことがある。

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator というか、戦史叢書ですら、戦死公報に書かれた内容が後に判明した史実と食い違っていても、「戦死公報に従って社会的に認知されちゃってるから」という理由で、戦死公報に合わせて記述しているなんてものもありますしねえ・・・。

zeong @zeong_dictator

@jpn1_rok0 何か、「太平記」みたいですな（笑）

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator 「軍記もの」ならそれでいんでしょうがねえ。加藤建夫がベンガル湾で英軍爆撃機と差し違えて戦死しても、紫電改が米軍戦闘機を全機撃墜しちゃってもね。史料と突き合わせたらプギャーなんだけど。（ ´Ｈ｀）y-~~

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

まあ、戦史叢書自体、入手可能な旧敵国の史料と突き合わせて、記述した時点において妥当と思われる史実をどうこうしたものでなく、日本側の記録と記憶を継ぎ合わせたものでしかないわけで、その内容の正確さについてはあんまりね、というものでしかないわけだけれど。

zeong @zeong_dictator

@jpn1_rok0 まあ、仮に史実に沿うべく最大限の注力がなされていたとしても、後世の著述物なので、それ自体を原史料として扱う事は出来ないのでありまして。何にしても資料批判を加えながら読もうねと。

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator まあ、「書いた人はこう思っていたのね」あるいは「こう書かざるを得ない何らかの理由があったのね」以上のものではなく。

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator まあ、一次史料にしたところで、その中にある「事実」と「評価」を厳密に区分しなければならないわけだが。

zeong @zeong_dictator

@jpn1_rok0 世の中には一次史料フェチみたいな人が居り、史料等次がそのまま中の事実性と比例すると思っていたりする事もありまして…。

ジョンお姉さん @jpn1_rok0

@zeong_dictator 一次史料が全て正しく、史実を反映しているのなら、魔女狩りがあった時代には、本当に魔女がいて、サバトとかやって悪魔とセクロスしまくっていたわけですよ（笑）