ほめるのが大切って言うけど難しいんだよ!

@TrinityNYC さんの「セルフエスティーム」のトゥギャッターを見ての感想。ほめて伸ばすのが大切というのは耳たこで,でも実践できていない,それは何故かを考察してみた。
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Jmatsu @JMAT710

@TrinityNYC さんのトゥギャッター。日本人の自己肯定感、自尊心の低さの原因はこどもの頃の環境にあるのでは?という「セルフエスティームの話-Don't Take It Personally http://t.co/znzQc6UK"

2012-05-07 03:42:19
Jmatsu @JMAT710

日本とアメリカでのほめられ方について。「(米では)子供はほめて伸ばす」「いざ厳しく評価されるようになっても、幼少期よりしっかり自己肯定感を育んでいれば、がんばりがきく」:グローバル時代の次世代教育「ほめられるハードル」より http://t.co/WpaLERdw 

2012-05-07 04:53:28
Jmatsu @JMAT710

@TeachForJapan での研修でも 家庭教師ノーバスでも強調して言われたこと。「子どもをほめる」。改めて「ほめる」ことの大切さを痛感。

2012-05-07 04:58:29
Jmatsu @JMAT710

日本の子どもはほめられることが少ないと言われる。何故だろう?要因は様々あると思うけど,①評価する側の期待が大きすぎる②評価する側の価値基準が狭い というのが大きな問題だと思っている。

2012-05-07 05:00:29
Jmatsu @JMAT710

①について 特に親ともなると「子どもには将来こうなって欲しい」だとか「うちの子どもはもっとできるはず」という期待がとても強いのだろう。

2012-05-07 05:03:56
Jmatsu @JMAT710

①について-2:家庭教師を紹介する営業で200件ほど家庭を訪れたけど,どの親も(口に出すかは別にして)子どもには滅茶苦茶期待していた。

2012-05-07 05:04:40
Jmatsu @JMAT710

①について-3:子どもに対する期待はとても大切だけど,あまりにそれが強くて不満に転じてしまっていた家庭が多かった。そういう家庭では,子どもが親の不満は期待の裏返しだと理解できず,不満そうな親に対してまた不満を感じて勉強から遠ざかる。不満の連鎖。

2012-05-07 05:10:04
Jmatsu @JMAT710

①について-4:かといって子どもに期待をかけるな,と言いたいのではない。子どもにとって期待をかけられないのは辛すぎる。成長にも悪影響だ。では,どうするか?期待は持ちつつ子どもの今できていることやポテンシャルを認め,現状を肯定すること。このスタンスが落としどころなのだと思っている

2012-05-07 05:17:22
Jmatsu @JMAT710

②評価する側の価値基準が狭い ということについて:「価値基準が狭い」て良くわからないので,「勉強(スポーツ・ルックスなど)しか評価しない」ということのつもりです。「価値を置くことが少ない」と言い換えた方が良いかな?

2012-05-07 05:23:39
Jmatsu @JMAT710

②-2:「子どもはこういうことを頑張るべきだ」「人間にとって大切なことはこれだ」「大人になるときに必要なことは…」と子どもに教えることはとても大切だけれど,もし親や教師が評価できることの中で子どもが頑張ったり達成できることがなかったどうなるだろう?

2012-05-07 05:26:56
Jmatsu @JMAT710

②-3:子どもは四六時中怒られっぱなしになってしまう。もしくは諦められて無視されるかだ。そんな中では子どもの成長しづらいと思っている。勿論逆境をバネにして...という話もあるけど,バネにできる子どもや状況ばかりではないだろうと。

2012-05-07 05:30:13
Jmatsu @JMAT710

②-4:勉強ができなくても,運動ができなくても,ルックスがまずくても,評価できる素敵なところや立派なところはいっぱいある。人に気を使える,人を笑わせることができる,整理整頓ができること。くだらない?少なくとも僕にはまだまだできていないこと。できる人は本当に立派だと思っている。

2012-05-07 05:38:06
Jmatsu @JMAT710

②-4:でも子どもに相対する人間が子どものそういった「分かり辛い」良い所に目がいかず「分かり易い」悪い所ばかりを指摘していると子どもはきついでしょう。

2012-05-07 05:39:56
Jmatsu @JMAT710

②-5:色んなことに興味・関心を持って,子どもの素敵なところに気づけるようになろうということ。自分の興味のないことはほめるのは難しいし,ほめても空虚でしょうから。

2012-05-07 05:43:29
Jmatsu @JMAT710

②-6:ただし,1人の人間が興味・関心を持てることはどうしたって限界がある。また,子どもの将来に責任を負う親や教師は手放しにほめることが難しいかもしれない。社会的要請にそって長所を伸ばすよりも短所を消す方を優先するのもよくわかる。なら,どうするか?

2012-05-07 05:47:42
Jmatsu @JMAT710

②-7:子どもを様々な人間に出会わせることだと思う。子どもの長所に気づく人間,価値をおいている人間に出会うことは,子どもにとってとても大切な経験。自分がほめられないなら,子どもをほめられる人間を探すということ。親や教師が全てを背負うことはないと思っています。

2012-05-07 05:52:02
Jmatsu @JMAT710

結論1:子どもほめるにはどうしたらいいかということについてつぶやいてきました。「ほめる」という行為はとても工夫や努力,意識付でとても変化させることができると思います。また,「子どもがほめられることが大切」という視点を持つことで,自分だけでなく周りの手助けを得られます。

2012-05-07 06:05:19
Jmatsu @JMAT710

結論2:@TeachForJapan の研修で「生徒を主語にしよう」と言われました。学びの主体は教師ではなく生徒。成長の主体は親ではなく子ども。「どうやって子どもをほめるか」ではなく,子どもを主語にして「子どもがほめられるには何が必要か」を考えて実践するのが良いと思っています。

2012-05-07 06:11:44
Jmatsu @JMAT710

課題①子どもが得意・興味をもつ分野が一般にはほめ難い場合にどうするか。有無を言わさず無理矢理矯正することも必要な気もするし,それはそれとして別分野に興味・関心を移させることの方が望ましい気も。もしくは,それを許容・肯定できる共同体に誘導するか。まだわからない。

2012-05-07 06:20:46
Jmatsu @JMAT710

課題②:「子どもを主語に」を実践するのがとても難しい。自分のつぶやきを見てもほとんどが,親・教師もしくは自分が主語になっていた。表現だけを気を付けても仕方ないし,表現がどうであれ意識の有る無しが肝心だとも思うけど・・・今後の課題です。

2012-05-07 06:24:26