第8回 食の安全・安心財団意見交換会 ~食品表示の一元化と適用範囲の拡大を巡る議論~
今日は、食の安全・安心財団 食品表示一元化検討会に関する意見交換会を実況します。検討会の座長・事務局や委員も参加しての公園とパネルディスカッションが行われます。
2012-05-18 13:59:52唐木先生よりごあいさつ 昨年から7回にわたり食品と放射能に絞って意見交換会を実施してきた。これからは、徐々に食品一般の問題を取り上げていきたい。今回は食品表示について。
2012-05-18 14:03:29池戸 表示が法律に取り入られたのは最近。たとえばJAS法も規格の法律。昭和40年代になって44年 食品衛生法に表示の規定 45年 JAS法に品質表示基準など。それ以外の表示は平成になってから
2012-05-18 14:41:31池戸 産地偽装の動向 H19から23にかけて増加している。ただし、不正が増えたとは見ていない。規制が厳しくなることによって、監視も厳しくなった。
2012-05-18 14:43:39池戸 食品安全基本法の基本理念②に食品供給行程の各段階において必要な措置→具体的には責務に明記 食品関係事業者の責務は②に正確かつ適切な情報の提供がある
2012-05-18 14:47:06池戸 まとめ ・表示は消費者に役に立つもの・消費者にわかりやすいもの(広い意味で)・コーデックスなど国際規格との整合性・実行可能性・消費者の知識と理解を深める方策
2012-05-18 14:50:26池戸 表示は重要な情報伝達媒体であることを前提に、実効ある制度に。 消費者の健全な食生活の実現・供給サイドと消費者サイドの信頼の向上。 供給者、消費者ともに形態やおかれる立場は様々→難しい
2012-05-18 14:53:06パネルディスカッション パネラー紹介 池戸座長 大村美香(朝日新聞) 神村義則(日本植物油協会) 平山(消費者庁) 森田満樹(消費生活コンサル・委員) 藪(和菓子協会) 山根香織(主婦連・委員) 司会は唐木英明
2012-05-18 15:08:33大村 一元化の議論について、まだ「わかりにくさ」についての分析が不十分ではないか。表示のルールが複雑なのに加え、対象が不明確。たとえば、豚肉の味噌漬けと刺身盛りの原料原産地表示(豚肉の味噌漬けには必要)。これが記事を書くときに消費者に伝えにくい。後ろの原理がわかりづらい。
2012-05-18 15:12:12大村 読めればわかることはわかる。後ろのルールがわかりにくいためわかりにくさを生んでいる。一括表示だけが表示ではない。もう少し、根本的に見直すべきでは。消費者は表示制度ではなく、売り場からみている。
2012-05-18 15:14:09私見 大村さんの指摘した生鮮食品と加工食品の境界問題は重要。ただし、線引きはどこに持って行ってもかならず境界問題は発生する。難しいところ。
2012-05-18 15:17:57