サポートブック・連絡帳・一般的自閉症理解のための小冊子
- king1234stone
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先日「サポートブックを作って先生のところへ持って行く」という話が出て、私のアイデアもちょこっとつぶやいたのですが、昨日の高橋みかわさんの講演を聞いてて「防災用サポートブック」の話が出て来ました。それに関連していろいろ自分の中で明確になったこともあるので、連投します。
2012-05-20 14:49:54まず、サポートブックは「情報を絞り込んで」という書き方を私は最近しています。しかし高橋さんのお話を聞きつつ、サポートブックの話が出る前に「災害とか起こったら、知らない人にもつきあってもらうために、徹底的に絞り込んだものではなく、ある程度詳しいのも必要になるよなあ」と思いました。
2012-05-20 14:51:39そしたら、高橋さんが最後の方に紹介しはったのがこれ。「緊急時サポートブック」Sphinxのひとことの一エントリです。 http://t.co/1RsWvaTd
2012-05-20 14:53:46おおお、エントリ内のリンクをクリックしたら自動的にダウンロードされたのだけど、ワードファイルなんだろうか?私のOpenOfficeでは開くことができなかった・・・(;_;) PDFならいいのになあ・・・
2012-05-20 14:56:01で、まあこの「緊急時サポートブック」もコンセプトは「本人を知らない第三者が支援するときに必要となる情報を,コンパクトにまとめられるようになっている」なわけです。「本人を知らない第三者」ね。
2012-05-20 14:57:23その中に、いくらなんでも「担任教師」は入らないだろうと・・・で、もとの話題のなかではたぶん「担任教師が自閉症のことをわかっていない」でかつ「その個人のお子さんのこともわかっていない」ということであるらしい(想像)
2012-05-20 14:59:03で、もちろんそんな人、特別支援学校でも特別支援学級でも、そして通常学級ならなおさら、ごまんといるわけです。(反論したい方、どうぞ反論をお待ちしています)
2012-05-20 14:59:50だからこそ「サポートブックを持っていかなきゃ」「連絡帳に詳しく書かなきゃ」「IEPで(教師を)縛らなきゃ」という方向に行きがちなわけですが、お気持ちはわかるけど、ちょっといろいろ考えないといけないよなあ、と思います。
2012-05-20 15:01:09まず相手の教師が「自閉症の一般的なことをわかっていない」「お子さん個人のことをわかっていない」というのが前提。「特別支援担当教師だから当然わかっているはず」なんて無駄な期待はしない、というところからスタートしなきゃいけません。
2012-05-20 15:02:38「自閉症の一般的なことを知ってもらう」と言うなら、それなりの小冊子を用意された方がいいと思います。「~知ってください~自閉症の子どもたちの支援」 http://t.co/Z1RThihh
2012-05-20 15:07:48この冊子、神戸大学大学院保健学研究科地域連携センターセンター長の高田哲先生が医学的な部分を書かれているので「権威」としても十分。このデータ、公開される予定なのですが・・・
2012-05-20 15:10:04医学的な部分をはずし、関わりの部分だけだとこちらから無料ダウンロードできます。しかし冊子はたったの50円。で、見やすさからいっても冊子の方がよっぽどいいです。 http://t.co/g2GLPvNP
2012-05-20 15:12:41とにかくお渡しする相手が「手にとって見てくれる、読んでくれる」ことを考えないといけませんから。A4の紙を閉じたファイルとかだとなかなか読んではくれません。
2012-05-20 15:13:368冊まで送料同じですから、8冊購入して担任だけでなく管理職・保健室の先生・交流学級の先生などばら撒くのがコツ。そうすれば担任が?でも周囲の先生がちゃんとしたことをわかってくれる可能性も出てきます。また社会は担任だけでできてるんじゃないし。
2012-05-20 15:14:38ただし、どの「一般的な小冊子」を見ても「表現コミュニケーション」や「選択活動」の記述部分は弱いのでそこは何かで補う必要があります。
2012-05-20 15:15:56まず「一般的な自閉症についての理解」が大事ということ。次に「連絡帳」についてですが、これはすごく大事な先生と親御さんのコミュニケーションツールです。例えば、私のエントリでもこんなのも
2012-05-20 15:18:28「「親の立場からの提言!連絡帳から始めるIEP(個別支援計画)」の講演を聞いた」 http://t.co/iWGnxe7H
2012-05-20 15:18:49この講演会のレジメは私は「配られたレジメ(ほとんどしゃべくり原稿)は、うちの学校の全教師に「ここまで気をつかわせる学校ってどんなもんだろう。変わっていく必要があるのでは」とか書いた上で」実際に配りました。1998年かな?1999年かな?
2012-05-20 15:20:45しかし、これはIEP(注・これは「個別の指導計画」と読み替えてもらってもいいし、とにかくそういったものです)とかいうものがまだ無かった時代に次善の策として考えられたものであることに気をつけて下さい。
2012-05-20 15:23:26関連記事「なるほどなあ 同僚がたいへん良かったという講演会の報告をしてくれた」 http://t.co/d4uahk0S
2012-05-20 15:25:29でまあ、そういう時代の話でして。で、連絡帳なんですが、連絡帳なんてもんは家から学校の場合「その日の体調」とか「前日の面白かったエピソード」などを書くもんで、学校からは「その日の面白かったエピソード」なんかを書くもんじゃないでしょうか?もちろんもっと事務的なことも。
2012-05-20 15:27:32で、連絡帳、はっきり行って学校で教師がそれを読む時間・書く時間、長かったらあかんでしょう。考えこんでしまったらあかんでしょう。で、それは無理・無駄です。
2012-05-20 15:29:05