【自分用】「社会」至上主義者について【まとめ】
@T_akagi http://bit.ly/aGXUkKを読んだが、赤木さんを支持します。子供を保護したがる人が求めるような「無菌室」は世の中にはないし、それがあったとしても無菌室育ちの子どもが成人してからの「免疫力」にマイナス。悪い菌がついたら取り払えるようにはしないとだが。
2010-06-10 19:38:26.@anomy_ 多分「子供は弱いもの、理性の低い者」という前提があると思うんですよ。その考え方自体が、権力の非対称性を前提条件かつ必要悪として擁護しまうので、一番危ない考え方だと思うんですけどね。
2010-06-10 20:06:13児童ポルノの問題は「存在自体が悪いのか」といえばそうではなく、子供自身のコントロールを離れてしまう事が悪いと思う。彼氏にヌードの写メを送るのは、彼氏にだけ見てもらう事が前提であって、それが外に流れた時に被害が生じる。そう考えないと、単純所持規制に反対できないと思うんだけど。
2010-06-10 20:12:55でも、その最適解は子供自身が理解するべきことであって、「最初からするべきではないから、そうした行為を社会的に認めない」というのは、子どもの人権を損じる社会風潮だと思う。
2010-06-10 20:15:02@T_akagi 赤木さんの主張は徹頭徹尾当たり前の人権の話であって、人権は主張したり戦ったりしないと得られない場合があるってだけだと思う。
2010-06-10 20:15:13で、その上で私は赤木氏支持。 そもそも子供を「無菌室」で育てて大人になった瞬間に荒野に放り出すというのは、初めから荒野に放置することに比べても酷い虐待じゃないのか? http://togetter.com/li/28222
2010-06-11 08:14:23そもそも、ヒトは10歳~12歳くらい、おそくても15歳くらいには第二次性徴を迎え、生物学的に「成体」になる。
2010-06-11 20:35:31おそらく、「性的自己決定」年齢を定めている法律は大体初期近代、遅くとも第二次大戦直後から変わってないはずで、
2010-06-11 20:55:31が、現代では、18歳どころか22~3歳になっても社会に出られない、「大人」になれない人が多数いる時代だ。
2010-06-11 21:02:494~50年前の、小松左京とか筒井康隆とかのSFを読んでいると、「宇宙時代にはみなコンピュータと学習技術を生かして、7歳で微分積分や3ヶ星語を身につけている」なんて表現が普通に見られた。
2010-06-11 21:08:28むしろ「社会」の複雑化にヒトの脳のほうが追い付けておらず、生物学的に「成人」であっても社会的に「大人」ではない「思春期」を3~40歳になっても卒業できない人がどんどん増えている。
2010-06-11 21:18:44本来ヒトは10歳~12歳くらい、遅くても15歳くらいには第二次性徴を迎え、「生殖」が可能になる。前近代社会ではそのころから結婚出産するのは普通のことだったし、だからこそ初期近代にはそのくらいの年齢が「性的自己決定」年齢として設定された。
2010-06-11 21:49:10だが、現代では「社会」の複雑化によって、生物学的に「成人」であっても「自己決定」できない、社会的に「大人」になれないヒトが増えており、その歪みがすべての元凶ではないかというのが私の考えだ。
2010-06-11 22:00:20貧困問題には様々な考え方があるが、フェアワーク的な捉え方だけは、ほぼ間違いであると思う。福祉を盾にとった労働への脅迫は、資本主義そのものをゆがめかねない
2010-06-09 19:31:06赤木氏がベーシックインカムを支持し、ワークフェアに反対するのは、それが「勤労の義務」を果たす者にのみ権利が与えられるという発想だからだ。
2010-06-11 22:23:53濱口氏(http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-e8d7.html)のようなワークフェア論者は、「勤労の権利」、「社会参加の権利」を重要視している。
2010-06-11 22:27:02労働への意志、社会参加への意志さえあれば、たとえ「社会」にとって不利益であろうとも「社会」は受け入れるべき、それがホリエモン的「捨て扶持BI」へのアンチテーゼだという考え方だ。
2010-06-11 22:42:32すなわち、「人権」というのは「大人」のみが持つ権利ではなく、万人が平等に持ち、たとえ他者の「人権」を侵害した者、他者の「人権」を守る能力がない者であっても決して奪われてはならないものであるという考え方だ。
2010-06-11 22:55:54