県民健康管理調査に関わる甲状腺検査の医療現場
県民健康管理調査に関わる甲状腺検査について
外来で病状や今後の見通しをお話するとき、こちらが同じ言葉で同じように説明しても、受け取り方は患者さんにより全く違います。その方が、どんな風に受けとめていらっしゃるかを見極めて、補足説明をその方に応じてしています。
2012-05-27 21:28:09これまで実施例のない大規模な健診を急ごしらえの人員で立ち上げ、行っている甲状腺調査は、すべての方が満足できるやり方とは言えない点もあるでしょう。なるべく多くの方が早く検査を受けられるためには効率化も必要です。その結果、説明がよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。
2012-05-27 21:36:14健診などの検査を受ける際に、信頼のおけない医療機関をわざわざ受信する方はいらっしゃらないと思うのですが、今回の甲状腺検査は県民調査の一環として指定の場所で検査を受けるので、県民調査に懐疑的な方にはご不満もあるのではないかと思います。始めたばかりのころは体制や説明が不十分でしたし…
2012-05-27 22:09:58しかし、今回の甲状腺検査は、福島県立医大のみならず、全国から甲状腺の専門医が集まって対応にあたられているとのことです。いたずらに不信感が高まることは、検査を受けられる方にとって良いことはないと思うのです。
2012-05-27 22:30:00甲状腺検査の結果で不明な点をコールセンターに問い合わせても、十分な対応をしてもらえないというツイートを見かけましたが、正確に結果を説明できる人がごくわずかしかいないためのようです。もともと、健診ばかりやっているわけではなくて、普段の診療もあるわけですし。
2012-05-27 22:33:32検査について不安な方や、不満足な方がいらっしゃる状態は今後改善されるべきと思います。しかし、徐々に改善できるところから対応されてきているようです。超音波健診は小中学生は学校で受けられるようになりました。
2012-05-27 22:36:03まあ、うちでもこれから検査を受けることになるので、実際にどんな感じだったか、できたらご報告してみたいです。【県民健康調査に係る甲状腺検査】
2012-05-27 22:42:12【県民健康管理調査に係る甲状腺検査】 届いた案内にかいてある検査の目的。前略)県内の放射能汚染を踏まえて、将来にわたる健康管理を行い、県民の安全・安心の確保を図ることを目的として、全県民を対象とする福島県「県民健康管理調査」を行っております。
2012-05-27 22:50:06【県民健康管理調査に係る甲状腺検査】その県民健康管理調査において、子どもたちの健康管理を行うため、現時点での甲状腺の状況を把握するとともに、生涯にわたる健康を見守り、本人や保護者の方に安心していただくため、甲状腺検査を福島県立医科大学に委託して平成23年10月より実施しております
2012-05-27 22:52:41甲状腺検査を担当の先生に、検査結果の説明が不十分だとのツイートを見かけたことを、知人医師を通してお伝えしたところ、丁寧なお返事をいただきました。そのまま掲載してよいか確認しておりませんので、かいつまんでツイートしてみます。
2012-05-27 23:03:05甲状腺エコー一次検診のA2判定。わずかな所見はありますが正常範囲内のもので、30%位の方に誰でも見られるようなものです。皆さんのご希望に沿って詳しい説明内容に変更しています。よって、すでに3万8千人受けられていますが、A2判定の方には再度詳しい説明を再送付することになっています。
2012-05-27 23:07:04B判定で、2次検査にいらした方は、ゆっくり説明がうけられ満足度が高いと聞いております。そのためA2判定の方の中に、一般診療として医療機関を受診される方々がおられるとは思います。それは、不安な方へのリスクコミュニケーションをその病院がしっかり正しく行っていただければ素晴らしいこと。
2012-05-27 23:22:01ただし、病気の検査結果説明のように十分な時間をかけてその場で説明するようなことは、36万人の検診を精度管理をしっかりしながら行うという観点より、不可能であることをご理解いただきたい。(嚢胞は多発のことが多く、一つ一つサイズを測って説明したりするととても時間がかかります。)
2012-05-27 23:18:25エコー検診は、一人の医師が1日100名から200名の検診を行っており、判定員会では5-10名の専門家が週に一度集まって1000名以上の判定をしている。
2012-05-27 23:29:16医療関係者に対する教育にもとりくんで、大部分の良心的な医療機関が放射線健康リスクの説明ができるようになることを目指しています。
2012-05-27 23:25:22以上、いただいたお返事からの抜粋を連続ツイートさせていただきました。 お返事の最後に、「我々自身が毎日の仕事に忙殺されており、十分対応できていない面もあると、反省しております。」とありました。この先生の文面から、本当に県民のことを思って頑張っていただいていると感じました。
2012-05-28 00:08:56Q&A
外来で病状や今後の見通しをお話するとき、こちらが同じ言葉で同じように説明しても、受け取り方は患者さんにより全く違います。その方が、どんな風に受けとめていらっしゃるかを見極めて、補足説明をその方に応じてしています。
2012-05-27 21:28:09@kounenki45 それを、数が多いとはいえ「紙一枚」ってのが問題なんでしょうねぇ。(でもWBCの数値なんか、その場で教えたら子どもは即「比較ごっこ」が始まって、いじめやパニックが即発するだろうし。)
2012-05-27 21:31:15@Jem0211 検査結果は、受け取る側が本質的に十分理解している内容は簡単な説明でも通じるのですが、今まで聞いたこともないような内容についてを説明されても、一度聞いただけではわからないと思うのです。お一人おひとりに十分納得できるような説明できる時間も人もない結果が紙一枚なのかと
2012-05-27 21:44:26@Jem0211 迅速に効果的に何かすることがとっても不得意なんですよね~「公」ってきっと。現場に近い方々は、本当に頭が下がる働きをされているのだけれど、肝心なところで律速段階があるらしい。。。
2012-05-27 21:56:34@kimitakatajimi その通りですが、子供の甲状腺疾患について適切に検査、診断できる医師はそれほど多くはないのでしょうか?
2012-05-27 21:51:04