2012年6月5日陸前高田市×(株)バリューブックス「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」記者発表まとめ
- Ryosuke_Nishida
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本日、陸前高田市役所定例記者会見にお邪魔したのは、陸前高田市とバリューブックスさんの提携事業「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」記者発表のためです。 http://t.co/v04YENzf ご家庭/社内で不要になった書籍の寄付が、図書館再建に役立つプロジェクトです。
2012-06-04 13:37:41元々は、図書館が流されてしまったとき、数万冊の「書籍」が寄付されてきたけれども、図書館という「箱」がないので、それらの書籍を保存しておくことだけでもかなりの(さまざまな)コストになって、申し訳ないという久保田副市長のお話をいただき、バリューブックス社が提案に伺いました。
2012-06-04 13:40:02市長、副市長と記者の方が定例会見で、facebookの使い方・設置方法などについてやり取りしている。
2012-06-04 13:51:05これから、陸前高田市図書館夢プロジェクトについて、陸前高田市と(株)バリューブックスさんの共同記者会見。
2012-06-04 14:08:23陸前高田市副市長の久保田さんから経緯のご説明:津波被害によって、多くの建物が被害を受けた。市立図書館も同様。いつ、どこにどのようなものを創るかという構想は進んでいない。他方、市内の読書環境が不便な状態になっている。仮設図書館、移動図書館で対策中。
2012-06-04 14:11:12久保田副市長:図書館そのものの復興の他にも悩みがある。家庭や法人から書籍を贈りたいという申し出を受けている。しかし図書館がないために、寄贈をおっしゃっていただいても保管する場所がない。したがって現在、申し出をいただいてもお断りせざるをえなくなってしまっている。
2012-06-04 14:12:38久保田副市長:職員ともどもそういった状況を残念に思っていた。内閣府にいたときに、NPO法人「育て上げネット」からのご紹介で、本を寄付にする事業をご紹介していただいていた。これを陸前高田市の図書館再建に応用するというプロジェクト。行政の図書館再建という枠組みでははじめて。
2012-06-04 14:14:07久保田副市長:仕組みについては、(株)バリューブックスの中村社長からご紹介いただく。
2012-06-04 14:14:37中村社長:これから会社の説明とプロジェクトの説明をさせていただきます。もともとインターネットで書籍の買取をしていて、長野県上野市にある。ネットで書籍を送ってもらって、査定し、買取金額を口座に振り込んでいる。今回はそれを陸前高田市の市立図書館の建設に充てていく。
2012-06-04 14:15:54陸前高田市役所にて、「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」発表記者会見。 http://t.co/aRQt1H2l 古書寄付が陸前高田市の図書建設へ。テレビ局6社、報道機関8社。 定例会見よりも、記者さんの反応がよい気がします。フラッシュ全開です(笑)
2012-06-04 14:17:35中村社長:もともと避難所に書籍を届けるような活動をしていた。避難所が閉鎖されたあとに、長期的な復興に繋げていく。同時に、法人や、ある女子大学からも書籍の提供の申し出を受けている。以上が、簡単な経緯です。具体的な申し込み方法は寄付の承諾書を書籍と一緒に送ってもらう。
2012-06-04 14:17:42中村社長:陸前高田市からもバナーを張ってもらっています。http://t.co/qzg2oXue
2012-06-04 14:18:35中村社長:本店は東京都杉並区にあり、倉庫が長野県上田市にあります。年商はおよそ4億円程度。すでに本を送っていただける状態になっています。
2012-06-04 14:19:57陸前高田市教育長:図書館単体の復興は難しく、複合施設として再建したい。時期はまったく見通しが立っていないが、随分先のことと思われる。
2012-06-04 14:20:50久保田副市長:目標金額は具体的に定めているわけではない。このプロジェクトがどのくらい普及するかも不明。参加しやすいが、どれくらいあつまるかは全くわからない。実際の図書館再建の足しにしたい。仮設のほうについては、蔵書もあるので、そちらはそちらで考えて、こちらは本設に。
2012-06-04 14:22:44中村社長:申込書はウェブからもダウンロードしていただく。あるいはフォームがあるので、そちらから申し込んでいただく。インターネットが繋がらない場合、お電話ないしファックスでの申込書の送付も行う。
2012-06-04 14:23:56中村社長:バリューブックスは買取なので、書籍が残る。その書籍を販売して、送料等を捻出する。
2012-06-04 14:24:41中村社長:本の価格は人気や市場価値で買取する。およそ3〜40円程度が買取価格だが、なかには200円程度で買取るものもある。一律でいくら、というわけではない。
2012-06-04 14:25:26陸前高田市教育長:現在NPO立のものも含めて3ヵ所ある。移動図書館で読書に親しんでもらう。今回のプロジェクトで集まったお金は図書館再建に充てる。
2012-06-04 14:27:18中村社長:バリューブックスの創業は2007年。一日に入ってくる書籍の冊数が一日5000冊程度。現在やっている寄付に関連する書籍が一日1000冊くらい。このプロジェクトのホームページは先日リニューアルして、すでに新しいものを公開している。
2012-06-04 14:30:24中村社長:受領証はバリューブックスから発送させていただく。受領証がメイン。書籍がいくらになって、それを寄付したことを明記する。それにお礼状を兼ねている。寄付をしたひとに寄付金額が分かるようになっている。
2012-06-04 14:32:00